約 969,215 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3360.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1356866516/ ピンポーン SAGAWA「お届け物でーす」 京太郎「はいっす」 SAGAWA「ドモアリアチャッス」 京太郎「ついに来たか・・・『惚れ麻雀牌ZX』」 京太郎「えーとなになに」 説明書:この麻雀牌型の特殊なカプセルの中にあなたの体液を詰め込んで相手に飲ませましょう 大脳の副交感神経に作用しどーのこーのであなた無しでは生きられなくなります 京太郎「なるほどな。しかしなんで麻雀牌型なんだよ。飲み薬的にはでかすぎるだろ・・・」 京太郎「・・・取り敢えず優希で試すか」 昼休み 和「晴れてよかったですね」 咲「だねー」 京太郎「なあ優希、新作タコスをつくってみたんだが、試食するか?」 優希「おお!いただくじぇ!」 京太郎(一口で食べてくれますように・・・) 優希「あーん」パクッ モグモグバキッガリッ ゴクン 優希「なんか硬いのが入ってたじょ?」 京太郎「あ、あれー?軟骨が混ざってたかな?」アセアセ 優希「うっ」ドクン 和「優希?大丈夫ですか?」 優希「だ、大丈夫。なんでもないじぇ」ハァハァ 京太郎(効いてる?) 京太郎「なんだよ顔赤いぞ。熱でもあんのかー?」スッ 優希「あっ やっ」パシッ 京太郎「痛っ」 優希「あっ違っ・・・・・・い、犬のくせに気安くあたしの柔肌に触れるんじゃないじぇ!」 京太郎「お前は貴族か!」 咲「あははは」 部活 優希「ロン 5000」 咲「・・・はい」チャラ 優希「・・・」ハァハァ 久「優希、あなた大丈夫?大分ほっぺた赤いけど風邪気味じゃないの?」 和「お昼からなんか変なんですよ。保健室に行くように言っても聞かないし」 優希「問題ないじぇ。はっきりいってベストコンディションだじぇ」 まこ「確かに打牌の調子はいいようじゃのう。南場でも咲や和に勝ち越しとるで」カチカチ 久「でも明らかにおかしいわ。今日はもう帰って休みなさい」 優希「嫌だ。せっかく調子が乗ってるんだから今日は限界までいくじょ」ハァハァ 久「はぁ・・・須賀くん、一応送って行ってもらえるかしら」 京太郎「え?はあ。いいですけど」 優希「! わ、わかった。ここは部長の顔を立てておとなしく帰ってやるか!」 帰り道 京太郎(様子がおかしいのはわかるが、効いてるのか効いてないのかイマイチわからんぜ) 優希「・・・」ハァハァ 京太郎(ザータコス食わされて俺に惚れましたか?とか聞くわけにもいかんし) 京太郎「おい優希、フラついてっぞ。肩貸すか?」 優希「いいから、絶対あたしに触るんじゃ・・・ 」フラッ 京太郎「あぶねっ」ガシッ 優希「ふぁっ きょうた・・・・・・っ!」ガクガク ビビクン プシャアア 優希「」ガクッ 京太郎「お、おい優希」 優希「・・・」 京太郎「あのー優希さーん?」ユサユサ 京太郎「起きないと色んなとこ触っちゃうぞーなんちゃって」 京太郎(・・・よし)ピラッ 京太郎(うわー・・・これが濡れてるって奴か?こんなぐっちょんぐっちょんになるのか・・・ニーソックにまで染みとる)クチョクチョ 優希「・・・・・・んっ」ハァハァ 京太郎(指1本でもキツイぞ・・・こんなとこに入るのか?・・・入るんだろうなー)クッチョクチョ 優希「・・・」ハァハァ 京太郎「・・・」 京太郎(やべぇ。挿れてみたい) 優希「ハッ!」 京太郎「お、目が覚めたか」 優希「あっ。きょ、京太郎!あ、誰の許しを得ておんぶしてる!」 優希(こんなくっついてて京太郎の匂いがしてたらぁ・・・ダメになるぅ) 京太郎「お前が急に倒れるからだろ。置いとくわけにもいかねーし」 優希「お、降ろせ!」バタバタ 京太郎「うるせぇ大人しくしろ」 優希「はい///・・・・・・えっ」 京太郎「えっ」 優希(あ、あたしは今何を・・・きょうたろーに命令されたら嬉しくてつい・・・) 京太郎(効いてる?) 京太郎「それから、もう俺のことを犬呼ばわりするな。いいな」 優希「はい・・・わかりましたぁ」ドキドキ 優希(ああもうダメ。きょうたろー、もっと命令して欲しいじょ) 京太郎(効いてる効いてる!) 優希「きょ、京太郎、家こっちの方じゃないじょ」 京太郎「・・・」 優希「おい、京太郎・・・」 京太郎「黙ってしがみついてろ」 優希「あぅ。はい///」キュッ 京太郎「・・・」テクテク 優希「・・・あの、京太郎。このあたりって」 京太郎「・・・」スタスタ ウィーン 優希「な、なんでお城みたいな建物に入るの?」 京太郎「悪い優希。おんぶで手が塞がってるから部屋のボタン押してくれ」 優希「じょっ!?どのボタンを・・・いやいやいやその前に」 京太郎「お前の好きなのでいいから」 優希「京太郎、その、それは」 京太郎「なんだよ」 優希「・・・・」 京太郎「言え」 優希「あたしが・・・その、今から犯される部屋を自分で選べってことでは・・・?」 京太郎「ああ。そうだ」 優希「っ///」ジュン 優希(あぅ・・・あー。あたしが・・・うーこっちの部屋は鏡がいっぱいで・・・) 優希(こっちの部屋は白っぽい部屋で・・・こっちは大きなソファーがあって・・・)ドキンドキン 優希(初めてだから狭いとこはいやだけど、でもあんまり大きいとこは高そうだから京太郎の財布が・・・ええーい!)ピッ 京太郎「部屋代は割り勘な」 優希「」 優希(・・・無理矢理連れ込んでホテル代割り勘って、なんか知らないけど最低な、最低な気がするじょ!) 優希(・・・うう・・・でも逆らえない・・・) カシャン 京太郎「よし、そのカギ持ってろ」 優希「うん」キュッ 優希(このカギで部屋を開けて、さっき見たベッドの上で、京太郎と・・・きょーたろーと)ドキドキドキ 京太郎(優希の心臓の音すげーな。いや、俺のかな)ドキドキ 2時間後 優希「えへへーきょーたろぉ♪」スリスリ 京太郎(ふぅえがった・・・やべーな。これもうオナニーできねぇな。まあいいか) 京太郎(なんでも言うこと聞くタコスがこんなに可愛い生き物だったとは)ナデナデ 優希「ちょっぴり強引だったけど、京太郎と恋人同士になれて・・・嬉しかったじょ」 京太郎「・・・えっ?」 優希「えっ」 京太郎「あ、ごめん。別にそんなつもりないんだ」 優希「えっ?」 京太郎「いや、お前昼にタコス食べたろ?アレに惚れ薬入れてたんだ。和に使う前に本当に効くかどうかなって」 優希「そんな・・・」ガーン 京太郎「お前が俺の言う事をちゃんと聞いてる内は、捨てないでおいてやる」 優希「・・・・・・」ポロポロ 京太郎「いやなら別に・・・」 優希「っ!聞く!なんでも言うこと聞くから捨てないで!京太郎に捨てられたら・・・生きていけないじょ!」 優希「・・・お願いします・・・!」グスグス ギュウウウウ 京太郎「わかったわかった」ナデナデ 優希「本当か?」ホッ 京太郎「ホントホント。で、俺の目的は和なわけだが、お前も知ってる通りガードが堅いからな。作戦を立てる必要がある」 京太郎「まずお前には・・・」 2週間後 和「先輩達は遅れるそうです」 京太郎「じゃー咲がこねーと面子が揃わないな」 京太郎(チャンス!) 優希「おーいのどちゃん、京太郎、コーヒー煎れたじょー」 和「ありがとう」 京太郎「サンキュー」 和「・・・・・・なんでカップの底に麻雀牌が沈んでいるんですか?」 京太郎「くそっ!バレたか!こうなったら最終手段だ!優希!」 優希「すまん、和ちゃん、許してくれだじぇ」ガシッ 和「きゃっ!優希、何を」 京太郎「カクカクシカジカでこの麻雀牌を食べて貰うぜ」 和「その麻雀牌は!・・・なるほど、そういうことでしたか」 優希「大丈夫、京太郎は意外と優しくしてくれるじょ」 京太郎「これでついに和ぱいが俺のものに・・・」グイッ 和(すいません、優希) 和「奮ッッ!」ゴスッ 優希「あべし!」 和「破ッッ!」キンッ☆ 京太郎「うぐぉぉぉぉ!」ゴロゴロ 和「二筒が一筒になってしまったら、ごめんなさい、取り敢えずこの事は部長に報告させてもらいます」タッ ガチャ 咲「遅れてごめ~ん」 京太郎「ぐっ・・・咲」 和「咲さん。詳しい説明はあとでします。取り敢えずこの場は一緒に来てください」 京太郎「捕まえろ!」 ガシッ 和「えっ」 咲「ごめんね和ちゃん、京ちゃんには逆らえないから」 和「そんな・・・」 京太郎「イタタタタ・・・」トントントン 京太郎「くそ、使い物にならなくなったらどうするんだ」 和「その方が世の中のためですね」キッ 京太郎「すぐにそんな口は聞けなくしてやるぜ」 和「私は須賀くんのものになる気はありませんよ」 咲「一緒に楽しもうよ!」 和「咲さん・・・待っていてください。すぐに正気に戻してあげますから」ウルッ 和「というか須賀くん、そもそもそんな大きいもの、私が食べようとしない限り、無理矢理飲ませるなんて不可能でしょう」 京太郎「ああ、そうだな。だから作戦を考えたんだ。あ、咲、もう離していいぞ」 咲「はぁい」パッ 和「?」 京太郎「・・・・・・咲、優希。和がこの麻雀牌を食べなかったら、自殺しろ」 咲「うん!」 優希「らじゃ!」 和「!」 京太郎「本当はこの手は使いたくなかったんだが・・・心が痛むぜ」ニヤニヤ 和「なんてことを・・・!」ギリギリ 京太郎「どうする?ま、聞くまでもないけど」 和「わかりました、いただきましょう」 京太郎「流石和、負けを悟るのも早いな」 京太郎「はい、あ~ん」 和「くっ・・・」パクッ バキッガリッパキッニチャ ゴクン 和「・・・」 京太郎「勝ったっ!」 和「これで咲さんと優希が自殺する要件は無くなりましたね」ダッ 京太郎「おっとどこにいくんだ?言っとくけどもう吐き出しても無駄だぜ」 ジィィィ 京太郎(あれは和のカバン?一体何を――) 和「・・・」パクッ バキッガリッパキッニチャ ゴクン 京太郎(今チラッと見えたのは・・・何故和が惚れ麻雀牌ZXを?中身は誰の、いやそれより) 京太郎「何かヤバイ!咲!優希!和を取り押さえ」 和「遅いです」キンッ☆ 京太郎「ぐぉぉぉっぉぉぉぉ」ゴロゴロゴロ 咲「京ちゃん!」 優希「京太郎!」 和「2人とも動かないで下さい。須賀くんの命が惜しければこの麻雀牌を食べて下さい」 ヒュンッ パシッパシッ 咲「これは・・・」 優希「京太郎のと違って赤いじょ?」 京太郎「やめ・・・」 和「・・・」パキン 京太郎「いぎゃああゆっ指ぃぃぃ」 咲「京ちゃん!」 和「須賀くんは口を開かないように。あと9回しか警告できませんよ」 京太郎「ひーひー。咲、助けっ」 和「・・・」ポキン 京太郎「いぎ・・・っ!・・・・・・っ!」 和「あと8回です」 和「選択肢はありませんよ」 咲「・・・」チラッ 優希「・・・」コクン バキッガリッパキッニチャ 優希「うぐぉおえええええええ」ゴロゴロゴロバタバタ 咲「うげェェえええええええ」ゴロゴロゴロバタバタ 咲・優希「」ピクピク 和「・・・もうしゃべってもいいですよ」 京太郎「まさか和が惚れ麻雀牌ZXを持っていたなんてな・・・中身はお前の体液か」 和「いいえ」パクッ 和「このカプセルにはエチケットボックスから回収した咲さんの経血が詰まっています」モグモグ 京太郎「それで俺の精液を中和・・・いや、上書きしたのか・・・やるじゃねえか」 和「まずは麻雀部を手始めに拡げていこうと思っていましたが、まさか須賀くんも入手していたとは予想外でした」 京太郎「咲の知らないうちに咲の奴隷を増やすつもりか?」 和「麻雀の弱い須賀くんには人の人生をどうこうする資格はありません」 和「咲さんです。全ての雀士は王の力を持つ咲さんにこそ支配されて幸せになるべきなんです」ウットリ 京太郎「狂ってる」 和「大丈夫ですよ。須賀くんにもすぐにわかりますから。はい、あーん」 京太郎「や、やめろぉぉおぉぉぉおおおおもがが」 おわり /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 京太郎「俺の精液に雀力が上がる効果が?」 久「ええ、飲むのは勿論塗ったりしても効果が出るわ」 京太郎「なんスかそのエロゲにありそうなツゴウノイイ設定」 久「事実なんだからしょうが無いじゃない。 咲が魔王みたいな力を持ってるのも須賀くんのおかげでしょう?」 京太郎「……最近やけに顔射に拘ってたのはそれが理由か……」 久「そういうこと」 京太郎「だからと言って俺にどうしろっていうんですか。 部員全員とヤれと?」 久「まさか。 優希や私ならまだし、和やまこはそういうのに疎いし断固拒否するでしょうね」 京太郎「あ、部長はいいんですか」 久「精液貰う程度で雀力上がるなんてお手軽じゃない。 やらない試しは無いわ」 京太郎「まぁ、そんなんだろうとは思ってましたけど」 久「それに、相手が須賀くんだからね」 京太郎「はぁ。 それは喜んでいいのやら」 久「男として見てるってことよ。 少しは喜びなさい」 京太郎「……おぉ」 久「そんなわけで、やりましょ?」 京太郎「別にこちらとしちゃメリットしか無いですけど……ホントにいいんすか?」 久「さっきも言ったでしょ? 少なくとも須賀くんとこういう事するのは吝かじゃないわ」 京太郎「部長……。 あ、でもオナホもなんも無いし」 久「? なんの心配してるの?」 京太郎「いや、部室汚れたらイカンですし」 久「……ああ、そゆこと。 別に気にしなくていいわよ?」 京太郎「えっ?」 久「直接飲んであげるから」 京太郎「なんとっ」 久「……い、いざ本番となるとどうしたら良いかよくわからないわね……」 京太郎「マニュアルなんてのもありませんし、好きにやってみてください」 久「そ、そう? ……う~ん……」 京太郎「それじゃあ、ツバ付けてください」 久「あ、ヌルヌルにするのねっ。 ……こ、このくらい?」 京太郎「……生暖かいですね。 部長のツバ」 久「へ、変なこと言わないで……」 京太郎「最初から口でするのは難しいでしょうから、とりあえず手でイジってください」 久「んっ……暖かい……」 京太郎「今のツバをまぶしながら上下にこする感じで……」 久「こう……かしら……」スッスッ 京太郎「っ……・もちっと強くても大丈夫ですよ……」 久「う、うん……もっと……強く……」シュッ 京太郎「………」 久「どう? ……気持ちいい……?」シュッ 京太郎「っ……エラの部分を擦るように……」 久「う、うん……。 あ、ツバ……もっと垂らすわね?」 京太郎「……っ。 部長……いいです……」 久「……すごい……脈打ってる……」シュッ 京太郎「………」 久「どんどん固くなって……でも上の部分はちょっと柔らかい……」シュッ 京太郎「部長」 久「……あっ、何? ごめんなさい、少し集中しちゃって……」 京太郎「……舐めたいですか?」 久「えっ……」 京太郎「……好きにしていいですよ」 久「……」 久「……うん。 失礼……するわね……」 チュッ 久「ちゅ、ちゅる、れろっ……」 京太郎「……うっ……」 久「んちゅ、ちゅ、れちゅちゅ……。 ……舐められるの、良い?」 京太郎「」コクリ 久「ふふ、そう……ちゅりゅ、ちゅ……ちゅぷっ……」 京太郎「……うおっ……」 久「んちゅ、ちゅりゅ、れろっ、ちゅ、ちゅぅう……」 久「……んっ、須賀くんのおちんちん……ぴくぴくしてきたわね……」 京太郎「ハハッ……それだけ部長が上手くなってきてるってことですよ……クッ……」 久「……」 久「はむっ」 京太郎「!」 京太郎「ぶ、部長……! そこまで……」 久「じゅ、んじゅっ……じゅむ……。 ……こっちのほうが……気持ちよくなかった?」 京太郎「いや、最高ですっ……続けてください……っ」 久「ふふっ……。 んっ……んぶっ……んじゅっ……」 久「………ぷはっ……」 京太郎「……? 部長?」 久「もっと……して欲しいこととか、ある?」 京太郎「……。 ……吸ってください……もう少しですから」 久「んっ、わかったわ……。 んっ……じゅるっ……じゅじゅじゅじゅる……」 京太郎「……っ! 部長……もっと……もっと……!」 久「うんっ……んむぶっ、じゅるっ、はぶ、んぶっ……んんんんっ!」 京太郎「……くっ……イキますよ……部長……!」 久「んぶっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んぅううううっ」 京太郎「……イクッ……!」 ビュクッ 久「んぶむっ!? んっ、ぷはっ……あっ……ぁああああっ……!」 久「あ……ふぁ……ああぁぁ―――……」 京太郎「……うっ……ふぅ……はぁ……はぁぁ……」 久「これが……須賀くんの……精液……? ……なんか……変な匂い……」ネト... 京太郎「……あぁ……顔射しちゃいましたね……。 ティッシュ……」 久「んっ、ちゅ、ちゅるる……。 ……ネトネトしてる……」 京太郎「の、飲まないでくださいよっ。 汚いですよっ」 久「ちゅりゅ、ちゅっ……ふふ、もう今さらよっ」 京太郎「……部長……」 京太郎「あ、髪にも着いてますね。 すいません」フキフキ 久「精液ってあんなにドロドロしてるのね……意外だったわ……」 京太郎「しばらく放置するとサラサラになりますけどね。 ……はい、これで大丈夫ですよ」 久「んっ。 ありがと、須賀くん」 京太郎「いえ……。 ……こちらこそ」 久「はぁ~……。 なんだか大人の階段を二段飛ばししちゃった感じ……」 京太郎「部長部長、これ」スッ 久「あらっ、メントス?」 京太郎「事後のエチケットです。 口の中気持ち悪いでしょうし」 久「……」 京太郎「……部長?」 久「あ、いやいや。 ごめんなさいっ。 ……二粒頂くわ」 京太郎「……?」 京太郎「しっかし……こんなんで雀力が上がるんスかね……」 久「……あっ」 京太郎「……忘れてましたね?」 久「あはは……ちょっと途中から熱くなっちゃって……」 京太郎「……」 久「……? ど、どうかした?」 京太郎「いや……フェラする部長……エロ可愛いかったなぁって」 久「! な、なによそれっ、褒めてるつもりっ?」 京太郎「勿論ですよ。 部長はいつも綺麗で大人の姉さんって感じが漂ってますけど」 久「うっ……」 京太郎「さっきの部長……初々しくて可愛かったです」 久「や、やめなさいっ。 恥ずかしい……」 京太郎「……部長っ」 久「は、はいっ!?」 京太郎「……また、してくれますか?」 久「あ……」 京太郎「……」 久「……じゃ……」 久「雀力が上がったら……考えなくも……ない……わよ……」 京太郎「ハハッ。 ありがとうございますっ」 久「……もう……」 ―後日 久「あ、それロン。 親マンの3本付けで12900っ」 優希「うげっ! また振ったぁ……」 和「4p打リーチの1pと7pのバッタ待ち? 随分綺麗な引っ掛けですね」 咲「うわわっ、次降るところだったっ」 久「ふふんっ。 さぁー次行くわよー次ー」 まこ「部長、今日はやけに強いのぅ」 まこ「……よく見ると肌色がツヤツヤしちょるの」 京太郎「ただいま帰りました~」 久「須賀くん! 見てみて、今7連荘中よ!」 京太郎「ノリノリっすね」 久「ふふっ。 これも須賀くんのおかげね?」 京太郎「ははっ、まさか~」 まこ「……ん?」 久「あら、信じないの?」 京太郎「いつも部長強いじゃないですか。 違いがわかりませんよ」 久「……それもそうねぇ」 京太郎「でしょう?」 久「ん~……」 久「それじゃあ今度は……」チラッ 優希「んっ?」 久「……ふふっ」 久「今度は優希とヤりなさい」 京太郎「えっ」 ――カンッ /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 菫「お、おい…須賀…」 京太郎「どうかしましたか弘世先輩?」 菫「そ、そのだな…今日も…その…せ、精液を…」モジモジ 京太郎「ん~、ちゃんと言ってくれないと分かりませんよ?」ニヤニヤ 菫「そ、その…す、須賀の精液を…わ、私に注いでくれ///」カアッ 京太郎「分かりました、じゃあ部室に行きましょうか」 菫「う、うむ」 菫「んっ…ちゅぱ…んむっ…」 京太郎「しかし、まさか弘世先輩が俺のチンポしゃぶる様になるとは思いませんでしたよ」 菫「んっ…ぷはっ…こ、これは名門白糸台の名を守るために仕方なくだな…」 京太郎「へぇ、嫌々なんですか」ズリッ 菫「ぁ…は…ぁぁ///」 京太郎「その割には顔にチンポ擦り付けられてうっとりしてますけど?」ズリッズリッ 菫「ち、違う!これは…これはぁ…」 京太郎「くっ…何が違うんですか?ほら、もっとしっかり舐めてください」 菫「んっ…ちゅっ…」 京太郎「ああ…良いですよ弘世先輩…ああっイク、イきます!顔に出しますよ!!」 菫「んっ…あっ…ああぁぁぁっ♪」 京太郎「ふぅ……ぶっかけられてそんな嬉しそうな顔してたら説得力ないですって」 京太郎「さて、これからが本番ですよ」グイッ 菫「ぁ…」 京太郎「今日もたっぷり中に出してあげますからね」ヒソッ 菫「…あっ…ああああぁぁっ!!」ズプププ パンッパンッパンッパンッ ドアの外 淡「す、菫……凄いもの見ちゃった…」ドキドキ 照「最近菫が物凄く強くなった気がする」 菫「そ、そうか?まぁ強くなるのはいい事だろう 」 照「?そうだけど…何か隠してる気がする、淡何か知らない?」 淡「し、知らないかなー……///」 京太郎「弘世先輩、ちょっといいですか?」 菫「う、うむ…すまないが少し席を外すぞ」 照「分かった」 淡「……///」 廊下 菫「す、須賀…本当にこんな所でするのか?」 京太郎「本当にですよ、ほら、壁に手をついてください、早くしないと誰か来ちゃいますよ?」 菫「わ、分かった…早く済ませてくれ」 京太郎「じゃあ早速…」クチュ 菫「ぁ…」ズプププニュルンッ 京太郎「あれ、何でもう濡れてるんですかねぇ?」パンッパンッ 菫「あっ…あっ…そ、それは…」 京太郎「もしかしてこういう事されるの期待してたんですか?」パンッパンッ 菫「ち、ちが…あっ…あんっ♪」 京太郎「喘いでくれるのは嬉しいんですけどあんまり声出すとバレちゃいますよ?」パンッパンッ 菫「!!」ビクッ 京太郎「あの弘世先輩が廊下でこんな事してるって知ったらみんなどんな反応するでしょうね」パンパンパンッ 菫「す、須賀、少しペースを落として……んっ…んんんっ♪」 京太郎「くっ…締め付けがキツく…見られると思って興奮したんですね」 京太郎「ああっ…出る、出しますよ!今日も中にたっぷり!」ブピュッドプッドプッ 菫「んっ、んっ…んんんんんんんっっ♪♪」 京太郎「はぁ…はぁ……ふぅ」 菫「はぁ…はぁ…」ゴポォ 京太郎「ふふ、出したのが溢れてきてますね」 京太郎「今日はそのまま部活してください」 京太郎「ちゃんとできたら…またしてあげますよ」 菫「はぁ…はぁ…」コクッ 照「おかえり菫、遅かったね」 菫「あ、ああ…すまない…」ドロッ 菫「っ! 」ピクッ 照「どうかした?」 菫「い、いや、何でもない、何でもないんだ」スカートギュッ 照「?そう、ならいい」 淡(菫きっとまたエッチな事してたんだ…///)ドキドキ 菫「……///」ゴプッ そして年明け 淡「初詣ー!!」 照「淡、迷子にならない様に気を付けてね」 誠子「宮永先輩がそれを言いますか」 照「?それはどういう……あれ、菫と京ちゃんは?」 淡「!!」 誠子「え、あ、本当だ…最近あの二人よくいなくなりますね」 尭深「…付き合ってたりして」ボソッ 照「京ちゃんと菫…京ちゃんはいい子だけどそれはどうだろう…」 淡(菫と京太郎がいっつもエッチしてるなんて言えない……///) 誠子「まぁあの二人なら迷子でもちゃんと合流できるでしょう」 照「うん、じゃあ予定通り回ろう」 少し離れた所 菫「んっ…あっ…す、須賀、こんな人前でやめろっ…んっ」 京太郎「人混みで見えないから大丈夫ですって」サワサワ 京太郎「それに着物姿の弘世先輩が綺麗過ぎて我慢なんてできませんよ」 菫「んっ…くぁっ…やめ…ぁ…」ピピクンッ 京太郎「おっと…大丈夫ですか弘世先輩?」ガシッ 菫「はぁ…はぁ…もう我慢できない…お願いだ…いじわるしないで…イかせてくれ…」トロン 京太郎「分かりました…じゃあ裏の方に行きましょうか…」 神社裏 京太郎「まさか新年早々こんな所で着物姿の弘世先輩とするなんて思いませんでしたよ」パンッパンッ 菫「あっ、あっ♪須賀…須賀ぁ…」 京太郎「そんな声出して…だいぶ俺のに馴染んできましたね…」 京太郎「いつもの気丈な先輩もいいですけどこういう先輩も可愛いですよ」パンッパンッ 菫「んっ、あっ…お前が…毎日するからっ…そのせいでおかしくなったんだ…あっ、ああっ♪」 京太郎「大丈夫ですよ、ちゃんと責任とって満足するまでしてあげますからね」パンッパンッパンッ 菫「あっ…ああああっ♪」 京太郎「うっ…そろそろ出ますよ、新年最初の精液、中に思いっきり出しますからね!」パンパンパンパンッ 菫「っ…いいぞ…出して…私の身体…お前の好きにして…」 京太郎「ああっ、出る!出る!!着物の弘世先輩に中出し!最高ぉぉぉ!!」ブピュッドピュッドプッ 菫「んんんんんんんっっ♪♪」ビクッビクンッビクンッ 菫「はぁ…はぁ…」 京太郎「はぁ…はぁ…ふぅ、やっぱり先輩の中は最高でしたよ」 京太郎「今年も沢山してあげますから、よろしくお願いしますね」 菫「…ああ///」 照「あ、菫と京ちゃんが戻ってきた…何処行ってたの?」 菫「あ、ああ…少しはぐれてしまった様だな」 誠子「宮永先輩なら兎も角弘世先輩が迷子とは珍しいですね」 照「?誠子が言ってる事がよく分からない」 ワハハハハ 淡(菫の着物ちょっと乱れてる…やっぱりエッチしてたんだ…///) 菫「ぁ…んっ…///」トロォ 照「どうかした?」 菫「な、なんでもない!」 カン /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 咲「んっ……ちゅ、ちゅちゅ……ちゅぱっ……ちゅるっ……」 京太郎「……ん」 咲「はぁ……あぁ……あむっ、ちゅ、れろっ……ちゅる、ちゅるるっ……んふぅ……んんっ……」 京太郎「うぉお……」 咲「んぅ……ちゅ、ちゅりゅりゅっ……ふぁぁ……京ちゃんのおちんちん……」 京太郎「……っ」 咲「んちゅ……京ちゃん……出しても……いいよ……んぶっ……じゅるっ」 京太郎「……イクぞ……咲……っ!」 ビュクッ 咲「んんんんっ! んぶっ! ……じゅるるるるっ、ちゅぅうううう……」 京太郎「くっ……あぁ……吸い出される……」 咲「んんっ……ん………。 ぷはっ……」 咲「ふわぁ…………こんなにいっぱい………京ちゃんの……」 咲「んくっ……んくっ……」ゴクッ 京太郎「ちょっ、飲む必要はねえって。 汚いぞっ」 咲「……そんなこと……んくっ……ないよ……?」 咲「京ちゃんのだもん……汚いわけないよ……」 京太郎「咲……」 京太郎「……いつもありがとな」ナデナデ 咲「んっ……えへへ……。 お掃除してあげるっ」 ペロッ 京太郎「しっかし優希とかぁ……」 咲「優希ちゃんはああ見えて繊細だからね。 んっ……。 変に乱暴にしちゃ……駄目だよ?」ペロペロ 京太郎「ああ……そりゃ強引にするつもりはないけど……。 ……うーん……」 咲「変に考える必要ないよ。 いつもの京ちゃんでいいんだよ」 京太郎「……それもそうだな。 成るように成るか」 咲「……でも、成り行きで本番まで行ったら……許さないからね?」 京太郎「は、はい」 ―時は戻り放課後 優希『きょ、京太郎とエッチぃいい!?』 久『こーら声が大きい。 遅くとはいえまだ学校に人はいるんだから』 優希『い、いやいやいや! でもなんで京太郎とそんなことっ!』 久『さっきも説明したでしょう? 須賀くんの精液には雀力をあげる効果があるのよ』 久『咲や私が変わらず高い雀力を保持しているのはこのおかげなの。 私が実証よ』 優希『う……うぅ……そんな……』 久『………。 須賀くんとこういうことするの、イヤ?』 優希『えっ』 久『嫌ならハッキリ言いなさい。 大事なことだから無理強いはしないわ。 優希、あなたが決めるのよ』 優希『あぅう……そんな……でも……京太郎と……』 久『……』 優希『…………わ、私は……京太郎と……』 久『須賀くんと……?』 優希『……エッチなこと……したいじぇ……』 ―翌日放課後 咲「うーん! 今日もたくさん打ったなぁー」 久「半荘5回で全部私と同点。 やるようになったじゃない、咲」 咲「えへへ。 このごろ頗る調子がいいんですっ」 和「二人共調子よすぎです……なんだか置いてかれてるみたい……ねぇ? 優希?」 優希「…………」 和「……優希?」 優希「うえっ? あ、和ちゃん? な、なんか言った?」 和「どうかしたんですか? 今日一日心ここにあらずな感じでしたし」 優希「そ、そんなことないじぇ! 二人が強すぎて意気消沈してただけだじぇっ!」 和「は、はぁ……」 ガチャッ 京太郎「ふいー……ただいま掃除終わりましたー」 優希「、っ!」 咲「お疲れ京ちゃん!」 和「お疲れ様です、須賀くん」 京太郎「ホントだよ。 この頃は手が悴むからなぁ」 久「……」チラッ 優希「あぅ……あぅぅ……」 久「……ふふっ」 久「さーて、それじゃ今日はこの辺で。 皆お疲れ様!」 まこ「おっつぅ~」 和「それではまた明日」 咲「バイバーイっ」 久「……須賀くん須賀くん」 京太郎「わかってますよ……。 昨日言ったことでしょう?」 久「わかってるならよろしい」 久「……優しくしてあげなさい」 京太郎「……うっす……」 京太郎「………さて……」 優希「……」 京太郎「優希? 昨日聞いたかもしれないけど……嫌ならやらなくても……」 優希「、っ」ダッ ギュッ 京太郎「!? ……ゆ、優希……?」 優希「……っ、……っ、」 京太郎「あっ……」 優希「……きょ、京太郎……私……頑張るから……」 京太郎「……」 優希「初めてでも……嫌われないよう……頑張るから……」 優希「……だからっ!」 ギュッ 優希「!」 京太郎「落ち着けって……震えるなよ」ナデナデ 優希「ふぁ……京太郎……」 京太郎「変に緊張しなくていい…………。 落ち着くまでこうしてやるから……」 優希「……京太郎……」 ギュウ... 優希「……もっと強く……抱いて……」 優希「んっ……もう……大丈夫だじぇ」 京太郎「そうか?」 優希「あ……でも……手は離さないでっ」 京太郎「ん、あいよ」ギュッ 優希「……えへへ……京太郎が近いじぇ……」 京太郎「……」 ナデナデ 京太郎「お前が頑張る必要はないよ。 初めては皆怖いもんだ」 優希「……京太郎……でも……」 京太郎「リードしてやる……とまではいかないけど。 お前が心配することはないよ」 京太郎「……それより、ホントに良いのか? 俺とこんなことするの……」 優希「い、嫌じゃない! ……嫌なわけないじぇ……」 優希「京太郎となら……こういう事するの嫌じゃない……」 優希「……ていうか……京太郎となら…………してみたい……」 京太郎「……優希……」 優希「へ、へへっ……なんかこっ恥ずかしいじぇ……」 京太郎「……優希」スッ 優希「あ……」 京太郎「それじゃあ……やろっか」 優希「…………」 優希「……うんっ」 優希「これが……京太郎の……」 優希「……なんか、イメージと違うじぇ……」 京太郎「……? というと?」 優希「なんかもっとこう……ピピーンとそそり立ってるモンかと……」 京太郎「ああ、いずれそうなる。 今はちょっとした休憩状態だ」 優希「そ、そうなんだ………。 ……うわぁ……変な匂い……」スンスンッ 京太郎「……臭いか?」 優希「……ううん。 ……京太郎の匂いなら……なんでも好き……」 京太郎「……優希……」 優希「それで……どうすればいい?」 京太郎「そうだな……最初は手で触ってみてくれるか?」 優希「う、うん。 ……京太郎の……おちんちん……」 優希「……し……失礼するじぇ……」スッ 京太郎「……んっ」 優希「うわぁ……暖かい……。 生きてるみたい……」 京太郎「みたいじゃなく生きてんだよ……。 お前の手は冷たいな……」 優希「わ……おっきくなってきた……」 京太郎「ああ……お前が気持ちよくしてくれた証拠だよ」 優希「ほ、ホント? 京太郎……気持ちいい?」 京太郎「ああ……もっと触ってくれ」 優希「うんっ……もっと……もっと触るじぇ……」 京太郎「……くっ……」 優希「……なにか詰まってるみたい……きゅって握ったら破裂しちゃいそうだじぇ……」 京太郎「絶対にやるなよ? 絶対だぞ?」 優希「へへ、わかった。 ……んっ、んっ……」 京太郎「……」 優希「京太郎が……京太郎の匂いが強くなる……。 ……気持ちいい? 京太郎?」 京太郎「ああ……いい……。 上の方をもっとしてくれ……」 優希「う、うんっ」 優希「んっ、んっ、んっ……んんっ? なんかヌルっとしたものが……」 京太郎「それはっ……カウパーっていうんだ……」 優希「かうぱー?」 京太郎「……気持ちよくなってくると出てくるんだ……」 優希「そ、そうなんだ……。 ……それじゃあ……」 ニュルッ 京太郎「っ!」 優希「これ付けたら……もっと気持ちよくなるか……?」シュルッ 京太郎「くっ……あぁっ……」 優希「ど……どうだじぇ……?」 京太郎「ああ、すっげぇ……いいぞ……優希……っ」 優希「えへへ……なら……もっとしてやるじぇ……」 京太郎「優希……っ、もっと強くっ……強くしてくれっ!」 優希「ま、任せろ……っ。 こうっ、してっ、両手でっ……」シュルッ 京太郎「うあっ! それっいい! ……いいぜ優希……っ」 優希「……京太郎……匂いが濃くなってきたじぇ……」シュッ 京太郎「ああっ……うおおっ……」 優希「なぁ京太郎……気持ちいい? 気持いいか……?」シュッ 京太郎「っ、……ああっ」コクッ 優希「なら……もっと早く……んっ、んっ、んっ……」シュゥシュッ 京太郎「くっ……」 京太郎「優希……そろそろ俺……」 優希「んっ……で、出そう……なのかっ?」シュッシュッ 京太郎「ああ……」 優希「……いいじぇ……このまま……手の中に……出して……出して京太郎……!」ニュグッ 京太郎「……ぐっ、うおおっ……! ……っ!」 ビュクッ 優希「! わぁっ……出てる……すごい……」 優希「手の中に……こんなに……いっぱい……」ベタ... 京太郎「っ……っはぁ……はぁあ……」 優希「……京太郎の匂いが……こんなに……」スンスンッ 京太郎「……ふぅ……よかったぜ……優希……」 優希「こんなに……こんなに……」 京太郎「……優希?」 優希「……」 ペロッ 京太郎「お、おいっ!」 優希「んぅっ! ……うげぇ……苦い……」 京太郎「舐めんなよそんなモン……」 優希「……んっ……でも……」 優希「京太郎の匂いが……染み付くようだじぇ……」 京太郎「しっかり手洗えよ~」 優希「……なんか勿体ないじぇ……」ジャブジャブ 優希「せっかくの京太郎汁なのに……」ジャブジャブ 京太郎「素材みたいな言い方だな……」 京太郎「……事後目を向けるべきなのは衛生面だ。 しっかり手洗いうがいしないと病気になるからな」 優希「それはなんか神経質過ぎる気がするじょ」 京太郎「少しぐらい神経質な方がいいんだよ。 大事な大事な身体なんだから」 優希「うっ……そ、そうか……。 なら……やる……」 京太郎「ほれ、これ食え」 優希「ん? フリスク?」 京太郎「ああ。 メントスは意味ないって気づいたからな」 優希「?」 京太郎「いや、こっちの話」 ―帰り道 京太郎「ところで、雀力が上がった感じはするのか?」 優希「ん? ん~……。 こういうのは実際打ってみないとわからんじぇ」 京太郎「そりゃそうか」 優希「もし雀力上がってたら、これからいっぱいヌいてやるじぇ!」 京太郎「え~」 優希「そんで、雀力が上がってなかったら、もっとも~っとヌいてやるじぇ!」 京太郎「どっちにしろ抜くんかい」 優希「へへへっ」 優希「そいじゃ、また明日な!」 京太郎「おーう。 帰っても手洗いうがいするんだぞ~」 優希「子供か私はー!」 京太郎「どう見てもお子様だろ」 優希「うるじぇー!!」 京太郎「じゃーなー」 優希「またなー!」 優希「……」 優希「……」ジッ 優希「…………」スンスンッ 優希「まだ……ちょっとだけ残ってる……」 優希「京太郎の匂い……」 優希「へへ……へへへへっ……」 優希「私……京太郎色に染められちゃったじぇ……」 優希「うへへ……うへへへへっ……」 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 衣「……そ~」 衣「清澄の麻雀部は……」 衣「ここだっ」 衣「ふふふっ……サキとノノカの驚愕する顔が思い浮かぶ……」 ガチャッ 衣「サキー! ノノカー! 窃かに遊びに来た……」 京太郎「っ……和……俺、もう……」 和「んむぅ、んっ……出そうですか? ……遠慮せず……胸の中に……」 京太郎「あっ……ぐっ、んっっ……!」 ビュクッ 和「きゃあ♪」 衣「…………」 衣「ノノ……カ……?」 衣(ノノカと……清澄の雑用係だったか? ……二人が……) 衣(恥ずかしげも無くノノカはおっぱい丸出し……そこに雑用係の陰茎が……) 衣(そして……ノノカの顔にかかった……白濁液) 和「あはっ……須賀くんはホント、胸が大好きなんですね」 京太郎「ああ……和のおっぱいは最高だよ……」 和「ふふっ、ありがとうございますっ。 残りも吸い出しちゃいますね」 咲「あー! 駄目だよ和ちゃん! 私の分も残しといてよ~!」 衣(! サキは全裸ではないか……! こんな……破廉恥な……!) ダッ 咲「ん?」 和「どうかしましたか?」 咲「うん……誰か居たような……」 咲「……いや、気のせいかな。 部室だから少し緊張しちゃったのかも……」 咲「まぁいいや! 次は私の番だからね! 覚悟してよ京ちゃん!」 京太郎「も、もう無理……」 衣(まさか……サキとノノカが……あんなことをするとは……) 衣(衣も……いつかあんな風に……?) 衣「うわぁ……わぁわぁわぁ……」 衣「あ、頭を冷やさねばっ」 衣(こんなこと……いけない……) 透華「衣……? 大丈夫ですか? 随分呆けているようですけど」 衣「トーカ……」 一「熱は……無いようだね。 一応大丈夫っぽい」 透華「なにか悩みでもあるんですの?」 衣「……トーカは……」 衣「トーカは……実物の陰茎を見たことが……あるか?」 透華「?」 一「!?」 透華「いん……けい……?」 一「こ、衣? 一体なにを……」 衣「……衣は……つい先刻……見てしまった……」 一「い、一体どこで!?」 衣「清澄……」 一「き、清澄ぃ!?」 透華「ねぇ一。 なんですの? インケイって」 衣(……顔が熱い……まるで夢遊しているようだ……) 衣「……部屋に戻る……」スッ 一「あっ! ちょっと衣!」 透華「ちょっと一。 インケイってなんなんですの?」 一「インケイインケイうっさいなぁ! おちんちんってことだよ!」 透華「!!」 衣(…………胸が……熱い……) 衣(なんだ……この感覚は……) ―――― ――――― ―――――― 京太郎『っ……和……俺、出そう……』 和『んむぅ、んっ……出そうですか? ……遠慮せず……胸の中に……』 京太郎『あっ……ぐっ、んっっ……!』 ビュクッ 和『きゃあ♪』 ――――――― ―――――― ―――― 衣「……っ」 衣「……疼く……」 衣「……苦しい……っ」 ―後日 衣「はぁ……」 衣(あの日以来……いつも夜になると身体が疼く……) 衣「……眠い……」 衣「……っと、あれは……っ!」 京太郎「っと……あとはマムシドリンクにスッポン、精力剤……。…… 偏りすぎだろ」 衣(清澄の雑用係!)ドキッ 京太郎「スーパーにスッポンなんて売ってるわけ……」 衣「そこのお前!」 京太郎「んっ? あ、あなたは……」 衣「……」 京太郎「……」 衣「…………な、なんか言え馬鹿者」 京太郎「あ、はい。 すいません」 京太郎「天江さん……ですよね?」 衣「う、うむ……天江衣だ……。 お前は……」 京太郎「あ、清澄の雑用やらせてもらってます。 須賀京太郎です。 龍門渕ってこの辺りなんですか?」 衣「あ……えと……」 京太郎「それとも迷子ですか?」 衣「こ、子供扱いするなっ!」 京太郎「ハハッ、すいません」 衣(なんなのだこいつは……。 まるで衣を下級生扱い……!) 衣(でも……なんだろう……嫌な感じがしない……) 衣(むしろ……)チラッ 京太郎「? なんですか?」 衣(胸が……ドキドキしてくる……っ) 衣(こいつならば……この胸騒ぎの原因がわかるかも知れない……) 衣「……す、須賀……」グイッ 京太郎「な、なんですか?」 衣「少し……龍門渕に寄ってくれ……」 京太郎「え? ……いやでも俺買い出しの途中で……」 衣「だ、駄目か……?」ウルウル 京太郎「うっ……」 衣「こ、ここ! ここが衣の部屋!」 京太郎「そんな急がんでも……」 衣「早く早く!」グイッ 京太郎「引っ張らんでも行きますって……うおっと」 衣「ハァ……ハァ……」 京太郎「な、なんか息荒くないすか」 ―衣の部屋 京太郎「……それで……何故に俺を連れてきたんですか?」 衣「んっ……それは……その……」 京太郎「まさか天江さんと麻雀するとか言いませんよね? 俺じゃ相手になりませんよ」 衣「そ、そうじゃないんだっ」 京太郎「……一体何故に?」 衣「その……」 衣「この前須賀は……サキとノノカと……目合っていただろう?」 京太郎「? ま、目合い?」 衣「だ……だから……」 衣「性交……していただろ?」 京太郎「えっ」 京太郎「ま、まさか……あれを見てたんですか……」 衣「……鳥渡な……」 京太郎「い、いったい何故……」 衣「さ、サキとノノカに会い行っただけだ! ……そしたら中でお前とノノカたちが……」 京太郎「……あー……」 衣「それでな? ……それを見た以来……夜になると身体が疼くようになってしまって……」 京太郎「えっ」 衣「先程まで安定してたというのに……お前を見てからまた疼くようになってしまって……」ハァハァ 京太郎「……」 京太郎(まさか……) 衣「須賀ぁ……お前なら……なんとかできないか……?」 衣「もう……辛い……我慢が……できそうにない……!」 ガバッ 衣「ふぇっ!?」 京太郎「……」 衣「す、須賀……ち、近い……」 京太郎「天江さん、1つ失礼な質問をします」 衣「?」 京太郎「……天江さんは……」 京太郎「オナニーしたこと……ありますか?」 衣「えっ?」 衣「オナ……ニー……」 京太郎「オナニー。 自慰行為のことです」 衣「自慰……。 いや……」 京太郎「でしょうね。 どうりで身体が疼くわけです」 衣「……? その……自慰をすれば……疼きが無くなるのか……?」 京太郎「一概には言えませんが、多分」 衣「……そ、そうなのか……」 衣「で、でも……衣は……自慰の仕方がわからない……」 京太郎「大丈夫……俺が教えます……」 衣「あぅ……でも……」 京太郎「痛くはありませんし……それに、一回でもすりゃ疼きも取れます」 衣「うん……だけど……」 京太郎「……」 京太郎(……こういう時は……確か……) 京太郎「衣」 衣「えっ?」 京太郎「心配しないで……」 衣「あっ……」 京太郎「おいで」 衣「……うん……っ」 ギュッ 京太郎「衣……足を開いて……」 衣「こ……この体勢は……恥ずかしい……」 京太郎「大丈夫。 もっと恥ずかしいことするんだから……ほらっ」スッ 衣「ひゃんっ! な、なな! どこに触れて……」 京太郎「自慰ってのは自分の大事な所に触れてすることだ。 慣らせば慣らすほどより快感が強い」スルッ 衣「ふぁ……いやっ……んぁぁ……」 京太郎「とは言えど、一番最初のオナニーの快感はどれにも勝るものだという」スルスルッ 衣「ああっ……んんっ……んうっ……」 京太郎「しっかり焦らしていこうな。 今日という日がしっかりと記念になるように」スルッ 衣「はぁ……き、きねん……?」 京太郎「ああ」 京太郎「今日が衣の初のオナニー日として」 クチュッ 衣「んぁああ!!?」 京太郎「もうこんな濡れてる……。 期待してたのか? 衣」 衣「うぁあああ……し、知らない知らないっ! こんな……」ビクッ 京太郎「……エッチな子だな…衣は……」ボソッ 衣「ひぅっ! み、耳元でそんなこと……っ」 チュッ 衣「んぁあああ!! み、耳に接吻は……卑怯……」 京太郎「敏感だな……今まで溜めてきた分か……?」クチュ 衣「ひゃ、や、ひゃ、んっ、くうっ!」 衣「く、擽ったい……擽ったいのに……!」 京太郎「……気持ちいいか?」 衣「……っ」コクリ 京太郎「……そうか。 そりゃ有望だな」 衣「ゆ、有望……?」 京太郎「擽ったいってことは、開発したら、すごくよくなるってことなんだよ」 衣「か、開発……って……」 京太郎「可愛いよ。衣」クチュ 衣「ふぁ……んんっ……」 衣「ふあ……はぁ……なんか……変……」 京太郎「どういう感じ?」 衣「身体が浮くような……ふわって……擽ったいのが……深くなって……」 京太郎「気持いいか?」 衣「うん……奇妙な……変な……」 京太郎「変な? どこかが、変な感じになってくるんだろう?」 衣「……!」 京太郎「……じんじんして辛いだろ? ……今、イジってやる」 チュプッ 衣「ふあっ!!?」 京太郎「おお……指が飲み込まれる……」グチュ 衣「んんっ、うぅ、ん、や、やぁ……」 京太郎「良い感じか? 音がすごく卑猥だぞ……」チュプッ 衣「ひゃああっ! だめぇ!」 京太郎「こんなに濡れて、漏れて……すごい、やらしいな。 興奮してるんだな」 衣「やっ、そんなっ、ちがうっ! ちがうぅ……」ギュッ 京太郎「こら、隠すな。 もっと見てイジって触ってやる」 衣「ふあっ、あっ、あ、あ、あ……あ……!」 京太郎「……衣……気持ちいいか?」 衣「う、うん……さっきから……身体……じんじんして、むずむずして……おかしくなっちゃう……」 京太郎「……まだまだだぞ」 ニュググッ 衣「ふああああっ!」 衣「ひいっ! ふあっ! くあああっ!」 京太郎「気持ちいい?」グチュッ 衣「はぅっ、いいっ、すごいっ、きょーたろぉ……! これ、すごい……すごいっ!」 京太郎「そうだな。 こんなに感じるなんて、衣はエッチでやらしい子だ」グチュッ 衣「ひっ、ふあ、あっ、あっ、あ! あぁ!」 京太郎「……スパート掛けるぞ……っ」グチュッグチュッ 衣「あっ! あ、あ、あ、ああああぁ! ふぁああ!」 京太郎「……イけ、衣っ」 衣「ふあああああああああああっ!!」 プシャッ.... 衣「うああ……ああぁ…あっ……」ガクガクッ 京太郎「イっちゃったか? 衣」 衣「ふあ……ああ……あぁ……」ガクッ.... 京太郎「……」 京太郎「可愛いよ。 衣」ナデ 衣「んぅ……あぅ……?」 京太郎「あ、起きました?」 衣「きょーたろー……。 ……!」 衣「す、すまんっ! 衣は寝てしまって……」 京太郎「眠かったんでしょう? ……眠れる時に眠ってください」 衣「だ、だが……」 京太郎「……身体の疼きは収まりました?」 衣「えっ?……あっ。 全然……なんともない……」 京太郎「多分日頃のストレスが溜まりに溜まっちゃってたんだと思います」 京太郎「 上手く発散出来なかったせいで身体に毒が回ったんでしょう」 衣「あ……ああ……」 京太郎「あまり溜めすぎないようにしてくださいね。 いざって時には呼んでくれても構いませんから」 衣「う、うん……。 ……えっ、本当かっ!?」 京太郎「はい。 天江さんさえ良ければ」 衣「ま、また……あんなことを……?」 衣(そんな……嬉しい……) 京太郎「それじゃあ俺、帰ります。 買い出しの途中でしたし」スッ 衣「あ……」 京太郎「じゃあね。 衣」ナデナデ 衣「ふぁ……」 衣「きょ、きょーたろー!」 京太郎「ん」 衣「衣は待ってる! お前のこと、待ち続けるからっ!」 衣「だからまた……!」 衣「絶対来るんだぞー!!」 京太郎「……ははっ」 京太郎「」バイバイ 衣「!」バイバイ ! ―その夜 衣「今日は良き日だった……」 衣「甘美な夢が見られるに違いないっ」 衣(きょーたろーのお陰でもう悩むことは無いっ!) .......ジュンッ 衣「……あれ?」 衣「……股が濡れる……」 衣「しかも……身体が疼く……」ウズウズ 衣(きょーたろー……) 衣「あ、頭の中が……きょーたろーでいっぱいに……」 衣(きょーたろーきょーたろーきょーたろー……) 衣「胸が……前より辛く……?」ドキドキ 衣(でも……不思議と悪くない……) 衣「な、なんだろう……これ……?」ドキドキ 衣(きょーたろー……) 衣「なんだろう……?」 ドキドキ ―カンッ /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 赤土「ねえ、嫌ならやめてもいいんだよ?」 宥「私……私だけ三年生だし、これでみんなの役にたてるなら……」 赤土「あー……うん。分かった」 赤土「清澄の須賀君には目隠しと大音量のヘッドホン付けてあるから、お互いの為にも早く終わらせてきな」 宥「は、はい」 宥「じゃあ、京太郎君。よろしくお願いします」ペコリ 玄「お姉ちゃんがんば。」 京太郎「ダメなら無理しなくてもいいn」 玄「ダメ!お姉ちゃん、弘世さんも飲んでるって言ってたじゃない。」 玄「私も手伝ってあげるから勇気出して。」 宥「玄ちゃんがそういうなら。」 宥(・・・あったかい・・)アム 京太郎「うわっ」 玄(お姉ちゃんのため。私も)チュル 京太郎「2人がかりで・・・エロすぎ・・・」 宥「」チュパチュパ 玄「」レロレロ 京太郎「う・・・ふん・・・・うあ・・・」ピクピク 京太郎「もう・・・やば・・・」 ガチャ 穏乃「ちわーっす!」 憧「遅れてごめ~ん」 京太郎「!!!」ビュクッ ビュルビュル 宥「・・・不思議な味・・」ピチュピチュ 玄「」ペロペロ 宥「玄ちゃんくすぐったいよ」 玄「お姉ちゃんのほっぺたについたのもったいない」 憧「宥姉、ついにやったんだ!」 穏乃「いいな、いいなぁ。私も」 憧「ちょっとシズ、今日はあたしからってさっき決めたじゃない。」 穏乃「ちぇ」 京太郎(・・・生きて帰れるんだろうか) 憧「じゃ、今日はこっちでいただきます。」クチュ 穏乃「えっ?それって・・・」 憧「・・ん・・・んあ・・・ああ・・・入ったぁ・・」グリュリュリュ 玄「憧ちゃんってば大胆なのです。下のお口でなんて。」 憧「ん、ん、んあ・・・ぐぅ・・・ふぅ・・・うぅ・・・・あぃ・・・んぁ・・・」パチュパチュパチュンパチュン 憧「いぃ・・・んんん・・・あぐ・・・ん・・・ん・・・んん・・あぁ・・ああぁ」パチュグチュングチョン 穏乃(憧、気持ち良さそう。それにすごい可愛い。私もあんな風になれるのかな・・・)ポー 宥(憧ちゃん、あったかそう。いいなぁ。・・・・・・玄ちゃん?) 玄「ん・・・ん・・・んん・・・」クチュクチュ 京太郎(憧の中、すげぇ・・・。玄さん、何やって・・・やば・・) 憧「ああぁ・・・あああぁ・・・・」グチュギュチュギュチュ 京太郎「もう・・・だめ・・・そうなんだけど」 憧「ん・・・んああ・・・うん・・・あたしも・・もう・・だから・・・・出して・・・・中にぃ!!!」ビクビクビクゥ 京太郎「うわっ・・きっつぃ・・・」ヴビューー ビュクビュク 憧「あぁ・・ああ・・・ああ・・・しあわせぇ・・・」ガクガクガク 憧「・・・ん・・あぁ・・・よかったよ、京太郎。」 京太郎「憧もすごく良かった」ズル 京太郎「!」 穏乃「」ハムハム 京太郎「穏乃!お前何やって」 穏乃「ほんほはひゃはひ」ジュル 京太郎「口離してしゃべれって」 穏乃「プハッ・・今度は私の番って言ったの」カプ 京太郎「うわ・・・今出したばかりだから・・・やばいって」 ガチャ 晴絵「あちゃー」 灼「部室イカ臭・・・」 この後、全員を相手にした京太郎は干からびた。 カン /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 和「んっ……ちゅ、ちゅちゅ……ちゅぱっ……ちゅるっ……」 和「はぁ……あぁ……あむっ、ちゅ、れろっ……ちゅる、ちゅるるるっ……んふぅ……んんっ……」 京太郎「……んっ?」 和「んんっ……んんんっ……んちゅ、んむっ……むむ……んむ、んんぅぅぅ……」 和「んぅ……んんっ……ちゅ、ちゅりゅりゅっ……ふぁぁ……須賀くんのおちんちん……」 京太郎「……和?」 和「んちゅちゅ……ふぇ? あ、須賀くん……んふ、おはようございます……んじゅ……」 京太郎「な、なにしてんの?」 和「んふっ……じゅる、じゅるるっ……ぷはっ……なにしてると思います?」 京太郎「……フェラ?」 和「ふふ、正解です。 わかってたんじゃないですか」 京太郎「なんでこんなこと……」 和「だって須賀くん、仮眠用ベッドだってのに気持ちよさそうに寝てるんですもの……」 和「ちょっと……イタズラしたくなっちゃって……」 京太郎「なるほど、フェラがイタズラってこと……」 和「んむぅぅ……んっ……んく……ぷはっ」 和「お気に召さなかったのなら、申しませんけど……?」 京太郎「いや、最高続けてお願いしますっ」 和「……ふふ、素直ですね……はむっ」 京太郎「うおっ……」 和「んじゅ……じゅりゅ…・・じゅちゅちゅ……おちんちん、硬くておっきぃっ♪」 京太郎「たのむ……もっと舐めて……」 和「んじゅ……じゅちゅちゅ……んふ、いいですよ……」 和「んむぅ、んっ、じゅっ、じゅりゅ、じゅちゅっ、じゅ、じゅじゅじゅぅぅ……!」 京太郎「くぅぅっ……!」 和「んふふ、気持ちいですか……?」 京太郎「あぁ……最高だよ……」 和「えへへ、そうですか……んじゅ、じゅ、じゅじゅじゅじゅっっ」 和「ぷはっ……それじゃあ、ふふ……今度はこっちで……」 ムニュゥ 京太郎「……っ。 相変わらず和の胸はでかいな。 何度見ても驚くよ」 和「ふふっ、ありがとうございます。私は何度聞いても嬉しいですね」 和「あっ……んぅ……んっ……ふぅぅ……」ズリュ 京太郎「……和? もしかして……感じてる……?」 和「えっ……あ、はい、そうですね。 おっぱいの先がこすれるのが……っ……なんだかいいみたいで……」 和「あと……んっ……おちんちん、おっぱいで挟んでるのも……なんだかよくて……」 和「私のこの胸で……須賀くんのをご奉仕してるんだって思ったら……っ……腰から下が、熱くなってしまうんです……」 京太郎「疼いてくるのか?」 和「んあっ……は、はぃ、外からというより、中からじんわり気持ちよくなっていくと……いいますか」 和「も、もう……私のことはいいんです。 ……須賀くん、私のおっぱい、どうですか?」ズニュ 京太郎「すごくいいよ。 フェラと違って緩いのがいい……」 和「んっ……ふふ……嬉しい……。 では、今日はずっとこうしていましょうか?」ズニュ 京太郎「それは最高だろうけど……咲達がくるからな……っ」 和「ふふっ、私もです」 ギュウッ 和「んっ……んぅっ……んっ、ふぅ……」 和「はぁっ……あんっ……んつ、んぅっ……ふぅぅ……」 京太郎「……悪くないね、ずっとこのままされてるってのも」 和「んっ、んっ、んっ……ちょっと、動きづらくなってきましたね」 京太郎「竿が乾いてきちゃったかな」 京太郎「気にしなくて良いよ、十分気持ちいいから」 和「それならいいんですけど……でも、もっと気持ちよくなってもらいたいですから……」 和「んっ……んぅぅ……」 京太郎「うぉ……っ」 和「んふふ……どうですか? パイズリフェラ……っていうんでしたっけ」 京太郎「そんなん……言わなくても……」 和「……その顔、こっちの方が良いみたいですね」 京太郎「あぁ。 和の胸が直接感じられるよ」 和「んふっ……じゃあ、続けますね……んっ……んむっ……ちゅる、んむぅぅ……」 和「んぅ……ちゅぅぅ……んっ……んぅぅっ……ちゅ、れちゅ……んむぅ……」 京太郎「っ……のどか……」 和「んぅぅ……れろっ……れろろっ……ちゅ、んぅ、んむぅ、んっ……んんんっ……」 京太郎「もっと舐めてくれるか?」 和「んちゅ……ふぁい……んっ…・・れちゅっ……ちゅ、ちゅぅ、じゅ、じゅぅぅ……」 京太郎「っ……あっ、んん……!」 和「れろっ、んっ、じゅ……れろっ、んぅぅ……須賀くん……おちんちん……すごい……ぶるぶるしてます……」 和「あぁ……んっ、れろ、れろろ……はぁぁ……もっとほしぃ……須賀くんのおちんちん……もっと奥にほしぃ……」 京太郎「ぐっ……!」 和「んじゅむぅぅ……んぅぅ……んむ、れろ、ちゅる……ちゅ、じゅるるるっ!」 京太郎「あ……あ、ああぁ……」 京太郎「っ……和……俺、出そう……」 和「んむぅ、んっ、出そうですか……んむっ……どうぞ、遠慮せずに出してください……んむぅぅ……」 和「ちゅ、じゅぅ、んむぅ、んっ……んぶっ、んむっ、んっ、んぅぅ……れろっ、れろろ、じゅちゅぅぅ!」 京太郎「あっ……ぐっ、んっっ……!」 ビュクッ 和「んぶっ!? んっ、んぅ、んんっ、んっ、ふぅぅん……」 和「んんっ、んっ、んくっ、んぅ、ふぅ、んむぅ、んっ、んっ……」 和「んふぅぅ……んむっ、んっ、んぅぅ……んんぅぅ……んぱっ」 京太郎「……飲みきれなかった?」 和「んぅぅ……んっ、んんっ……」コクリ 京太郎「口、開けてみて?」 和「んん? んっ、んぅ……あああぁ―――」 京太郎「残ってるよ?」 和「あ……あぁ……あむっ……んっ、んむぅぅ……」ゴク... 京太郎「美味い?」 和「んっ? んんっ……んぅっ……んんんんぅぅ……」ゴク... 和「んんっ、んっ、んぅぅぅ~~……!」 ビクンッ 京太郎「……えっ、今……イッた?」 和「んぅ、ふぅぅ……んむっ、んっ、んっ……んんぅぅ……んじゅ、じゅむぅぅ……」 京太郎「飲みづらい?」 和「んむ……ふぁぃ……あっ……んむっ……」 和「んくっ、んっ、んっ、んんぅぅ……んっ、んくっ、ふぅぅ……」 京太郎「飲めたかな……。 口、開けてみて」 和「はい……」 和「ふぅ、ふぅぅ……はぃ……途中で、喉に引っかかってしまいまして……」 京太郎「お疲れ様。 味はどうだった?」 和「そうですね……苦くて、ヌルヌルしてて……なんだか変な味でした」 京太郎「まぁそうだろうね」 和「でも……ふふっ、須賀くんのですから。 美味しくいただきましたよ?」 京太郎「……あ、そう」 和「ふふっ……須賀くん、顔赤いですっ」 京太郎「っ、 う、うっせっ」 和「ふふふふっ」 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 小蒔「ふぁ……こ、これが男の人の……」 霞「ほら、小蒔ちゃん。ちゃんと握るのよ」 小蒔「は、はい……。すごく、熱くて、ビクビクしてます……」 京太郎「うっ……くっ……」 小蒔「あ、い、痛かったですか!? ごめんなさい……」 霞「うふふ、違うわよ……気持ちよかったのよね、須賀くん」 京太郎「はい。神代先輩の手が、柔らかくて……」 小蒔「そ、それならよかったです……でも、ここからどうしたらいいんでしょうか」 霞「ほら、どうして欲しいか言ってあげて」 京太郎「じゃあ、そのままゆっくり上下に動かしてもらえますか?」 小蒔「こう……ですか?」 京太郎「もうちょっと、強く握ってください」 小蒔「は、はい……」 霞「時々速度に変化もつけてあげるともっといいわよ」 小蒔「変化……ですか?」 霞「そう。例えば緩急をつけてみて」 小蒔「わかりました。……んっ……しょっ……」 京太郎「っ、はっ……! いいです、それ……」 小蒔「良かった……」 霞「その調子よ、小蒔ちゃん」 小蒔「はい。須賀さん、私の手で気持ちよくなってください……」 京太郎「くっ……っ……あぁっ……」 小蒔「……? なんでしょう、この透明なおつゆ……」 霞「それは、男の子が気持ちよくなってるていう証みたいなものなのよ」 小蒔「そうなんですか?」 京太郎「そう、です……」 霞「あのね、小蒔ちゃん。聞くだけじゃなくて、自分で色々考えてあげなきゃダメよ。須賀くんが、どうやったら気持よくなるか……」 小蒔「どうやったら……………………」 小蒔「……………………えいっ」 プルルンッ 京太郎「うぇえっ!? お、おっぱい!」 小蒔「須賀くん、初めて出会った時から、私の胸見てましたよね?」 京太郎「え、そりゃ、っていうか気づいて」 小蒔「だったら、須賀くんが好きなので挟んだ方が…………」ムニュウ 京太郎「うぉっ……!」 小蒔「今、凄くビクンってしました。気持ちいいんですよね?」 京太郎「はい、凄く……!」 小蒔「良かった……でも、これだけじゃ動きにくいかも……」 霞「小蒔ちゃん(ポショポショ)」 小蒔「そ、そうすればいいんですか。……わかりました。んっ………ちゅぷ……」 京太郎「神代せんぱ、胸だけじゃなくて、舌までっ……!」 小蒔「もっと、感じて……私のここで……!」 霞「小蒔ちゃん、短時間でこんなに成長して……(ホロリ)」 小蒔「ちゅ……れろ、ちゅぷっ……!」 京太郎「くぁ、っ……」 小蒔「んっ……くぁっ……熱、熱くてっ……んちゅっ……!」 霞「あらあら……」 小蒔「何、これ……ちゅっ……いやらしい臭いと……音……それに、身体が、熱くなって……!」 霞「小蒔ちゃんったら……須賀くんを気持よくしないといけないのに、自分が気持ちよくなってしまってるのね」 小蒔「ちゅぱっ!?」 京太郎「神代先輩が……気持よくなって……」 小蒔「そんな、私、そんなはしたないこと……」 京太郎「…………」(サッ) 小蒔「ふぁあっ!」 京太郎「乳首、硬くなってる……それに、凄い反応だ……」 小蒔「あ、あう…………」 霞「うふふ、いいのよ、小蒔ちゃん。それは当たり前のことなんだから」 小蒔「で、でも……」 京太郎「神代先輩」 小蒔「は、はいっ」ムニュウ 京太郎「先輩が気持ちよくなってくれたほうが、俺も気持ちいいです。ですから、続けてください」 小蒔「…………ちゅ、れろ……むちゅっ……」 京太郎「うおっ……」 小蒔「凄い、味、してます……これが、男の人の味……!」 京太郎(さっきより、激し……! おっぱいできつく抑えこんで、そのまま動かしてる……!) 小蒔「胸が、熱、熱くてっ……ちゅぷ、ぱぁ……」 京太郎「くっ……!」 小蒔「ひあぁんっ! 乳首、つまんじゃ、んちゅるっ……!」 京太郎「舌、凄っ……! ヤバい、俺、もう……!」 小蒔「んっ、あっ、あっ……なにこれ、あっ……あぁあぁああっ!」 京太郎「うあっ――!」 ビクンビクン びゅっ……びゅびゅっ……! 小蒔「ぁ…………ぁっ…………?」 京太郎「うっ……あ……」 霞「あらあら……初めてするのに、2人で一緒にイッちゃうなんて……」 小蒔「イ…………ク……?」 霞「ほら小蒔ちゃん。頭が真っ白になったのと…………白いの顔や胸にかかってるでしょう?」 小蒔「……ひょっとして、これが精液なんですか?」 霞「ほら、ちゃんと全部舐め取らないと」 小蒔「は、はいっ。れろ…………」 京太郎「う、あぁっ……」 霞「ふふふ、イッたばかりだと敏感だから気をつけてあげてね」 小蒔「はい……んちゅっ……」 霞「次にするときは、ちゃんとお口で全部飲んであげたり……膣内で、受け止めてあげなさいね」 京太郎「ありが、とう、ございます……、神代……小蒔先輩」 小蒔「はい……京太郎さん」 カンッ /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 京太郎「むぐっ、んぐぅぅぅ!!」バタバタ 竜華「なぁ、ホンマにするん?」 怜「流石の私も拉致は引くわ」 フナQ「データによると清澄の強さの秘密はこの男の精液にあります」 竜華「せやかてなぁ…」 フナQ「雀力が上がれば園城寺先輩の未来視の負担も減るかもしれませんし、まぁ物は試しですわ」 セーラ「せやな…ほな泉、やってくれるか」 泉「わ、私ですか!?」 セーラ「こういう時、下級生が試すんは当たり前やんなぁ」 フナQ「ベットにキツく縛ってあるんで抵抗はされんでしょう」 京太郎「」ジタバタ 泉(まぁイケメンやしあんま嫌な気はせぇへんけど…) 泉「分かりました…やらせてもらいます」 泉「ゴメンな、無理矢理こないな事してしもうて」ピトッ 京太郎(うお、顔近っ…) 竜華「なんやカップルが添い寝しとるみたいやな」 泉「気持ちようしたるから…我慢してな」サスッ 京太郎「んぐっ」ピクッ 泉「ぁ…私の手ええですか?私の手で感じてくれてるんですか?」シュッシュッ 京太郎「フーッ、フーッ!」ビクンッビクンッ 泉「ハァハァ…すご…私でこんなに…須賀…須賀…///」トロン 怜「なんや泉も興奮してきてへんか」 泉「須賀ぁ…須賀ぁ…」シュッシュッ 京太郎「んっ!んんんっっ!!」ビクビクッ 泉「ぁ…イ、イクんか?ええで…かけて…私にいっぱい…」 京太郎「んぐううぅぅっっ!!」ブピュッドプッドプッ 泉「ぁっ…手で押さえきれへん…」 京太郎「はぁ…はぁ…」 セーラ「で、どんな感じや?」 泉「ぁぁ…須賀の匂い…すご…須賀…須賀ぁ///」チュッチュッ 竜華「アカン、泉の奴ハマってもうた」 フナQ「まぁ後で打ってみたら分かるでしょう、今は二人きりにしたりましょ」 泉「ウフフ…須賀…」ギュッ カン /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 京太郎「うっ、まぶしっ。ここは?」 ?「ふーん、ふーん」 京太郎「あれって・・・確か新道寺の部長。口枷はめられて、って何で俺は全裸なんだ?」 仁美「目が覚めたと?」 京太郎「あんた・・・誰?」 仁美「新道寺の中堅を覚えてなかとは、失礼な奴やの。」 ガチャ 煌「連れてきましたよ。」 仁美「おう。御苦労、花田。姫子、一段と可愛いかね。」 美子「こっちも準備できたとよ。」 京太郎「あの、つかぬことを伺いますが、何をなさるおつもりで?」 仁美「来年の新道寺のために姫子をパワーアップさせるとよ。」 京太郎「パワーアップ?」 仁美「あんたも多分知っとろうが、姫子は哩とリンクばしとる。」チュー 京太郎「新道寺の部長さんのあがった倍の飜数で同じ局を上がれるってあれですか。」 仁美「そいで、お前さんの精液は雀力ば上げる。」 煌「つまりです、あなたのを部長が摂取すれば、姫子の雀力は直接摂取するより倍上がるというわけです。」スバラ 京太郎「んなめちゃくちゃな。」 仁美「じゃあ姫子やるばい。」 哩「ふーん、ふーん」 美子「こっちはどげんする?」 仁美「外してやりんしゃい。」 哩「お前ら、こげなことして許されるとでも思うとるんか!」 仁美「・・・全く。姫子ば納得しとると言うとるんに、いい加減覚悟決めんか。」 仁美「本気で姫子ばこつ心配なら黙って受け入れるんが愛情っちゅうもんじゃろが。」 哩「・・・・・・姫子。本当によかとか?」 姫子「」コクン 哩「わかった。好きにせぇ。」 仁美「じゃ、姫子。」 姫子「はい。」レロ 哩「ちょっと待ちぃ!姫子が・・その・・直接するんか?」 仁美「そうばい。あんただけにそげなきつか思いさせとうないと姫子自身が決めたことや。」 姫子「」チュパ・・・レロレロ・・・チロチロ・・・ 京太郎「ちょっ・・そこ、だめ・・・」 仁美「おいおい、さすがに早すぎやぞ。ちぃとは我慢せい。」ニギ 美子「私たちはこっちを」ペロ 煌「はい、先輩」チュ 哩「おまっ・・何ばしょっとか。」 煌「部長にも気持ち良くなってもらいたいだけです。」 美子「」レルレル・・・チューー 煌「」カプ・・レロチュー・・ 哩「なっ!両乳首ぃっ」ビクビク 姫子「」カプ・・・ジュルジュル・・・ジュプジュプ・・・ 京太郎「うわ・・・うう・・・う・・うぅ・・」ガクガク 美子「」ペロペロ・・・チュピ・・・チュルチュル・・ 煌「」レロレロ・・・チュルピチャ・・ 哩「あう・・・そいは・・・汚なかよ・・んあ・・・」ビクビクビク 煌「・・部長に汚い場所なんてありませんよ。」クリッ 哩「ぅあ・・そこは・・あ・・あ・・ああ・・」ビクビクビクビク 仁美「そろそろ両方ともエエ頃やね。哩の口ばこっちに向けんしゃい。」 美子「はい、あーんして。」 哩「あ・・あ・・・あ・・・」ゾクゾク 仁美「もうしとるとか」ニヤニヤ 煌「部長、すばらです。」 仁美「最後は私が直接イカせてやるかね。」クチュクチュ 姫子「」ジュッポジュッポ・・・ジュボジュボジュボジュボ・・ 京太郎「・・ん・・もう・・・だめ・・だ・・」ビュク・・・ビュルビュルルーーーー 哩「うあっ・・・ごふっ・・・」 仁美「ちゃんと飲まんといかんじゃろうが。」 哩「ん・・・んん・・・ん・・」コクンコクン 哩「・・不味か・・」 姫子「部長・・」ペロペロ 哩「姫子、お前まで飲むことなか」 姫子「部長だけに辛か目にあわせられんとです。」チュ 哩「」ムチュ 仁美「ありゃりゃ、二人ともスイッチ入ったか。」 京太郎(・・・こっちは無視ですか・・・ま、わかってたけどね・・・全裸で射精して、放置・・・何か射精す道具だな、俺・・・) カン /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 尭深「…気持ちいい?」 京太郎「はい…渋谷先輩の口、最高です」 尭深「二人の時は名前。敬語もダメ」 京太郎「ごめん、尭深」 尭深「宜しい」 京太郎「尭深…俺もう」 尭深「私の口でいい。出して」 京太郎「尭深…出るっ」 ビュクビュク 尭深「…いっぱい出た」 京太郎(眼鏡に精液ってすごいいいな…なんか) 尭深「気持ち良かった?」 京太郎「最高だったよ」 尭深「でも…まだ元気だね」 尭深「次、胸でやってあげるね」 尭深「私の胸…好きだよね」 京太郎「まあ…」 尭深「初めて会った時ずっと見てたし」 京太郎「バレてたの?」 尭深「だって…目線移動してなかったし」 京太郎「…なんかごめん」 尭深「いいの…」 尭深「京太郎だから」 尭深「じゃあやるね」ムニュ 京太郎「うおっ!」 尭深「痛かった?」 京太郎「いや、気持ちよくて」 尭深「…そう」 尭深(うれしいかも) 尭深(もうちょっとサービス) 京太郎「ご、ごめん尭深!もう出るっ!」ビュルルル 尭深「…早すぎ」 京太郎「き、気持ちよすぎたんだって!」 翌日 尭深「ツモ。これで私の1位で終了ですね」 淡「たかみ先輩つよ~い!」 菫「今日はずっと1位だな」 尭深「偶然です」 京太郎「あ、渋谷先輩1位おめでとうございます」 尭深「須賀君」 京太郎「はい」 尭深「今日もいっぱい、私に補充してね」 カン! /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 洋榎「ん・・・んん・・・」チュパチュパ 京太郎「あ、そこは・・・洋榎さん初めてにしては上手ですね」ハァハァ 洋榎「ホンマに?恭子からえーぶいちゅーもん借りて勉強したかいがあったわ」 京太郎「本当にうま・・・もうでs・・・うっ」ビュルビュル 洋榎「ちょ早過ぎやろ、うちかて初めてなんやからもうちょっと楽しま・・・ん」チュ 京太郎「大丈夫ですよ、まだまだこれからです」 洋榎「う、うちの初キッスまで・・・ちゃんと責任とってや///」(カァーッ) -次の朝- 洋榎「京太郎~朝やで~」ユサユサ 京太郎「zzZ・・・」 洋榎「これはお仕置きが必要なようや」ニヤァ 洋榎「まずはズボンを脱がして・・・///」 洋榎「これが恭子が教えてくれたあさだちか」ゴクリ 洋榎「では失礼します・・・あむ」 洋榎「んあ・・・(確かこのカリって部分の裏あたりが京太郎の苦手なところやんな)」チュパチュパ 洋榎「ん・・・ん・・・」チュパチュパ 京太郎「・・・(ん?何だこの状況は!?お、落ち着け俺)」アセアセ 洋榎「んん・・・あむ・・・」 京太郎「(的確に俺の急所を攻撃するとは流石姫松のエース)」 洋榎「ん・・・んん(まだ起きないんやったらばきゅーむなんたらっちゅーやつで)」ジュルルル 京太郎「(!?ひ、洋榎さんに全部吸い取られる、はぁはぁ、これはもう出・・・・)」ドピュピュ 洋榎「ん・・・」ゴクゴク 洋榎「ふぅ・・・せいしも慣れたら結構イケるもんなんやな」ペロリ 洋榎「流石に起きたんとちゃうか京・・・んあ///」チュ 京太郎「ん・・・レロ・・・んん」 洋榎「ん・・・ぷはー、ま、ま、また急に何すんねん///」 京太郎「え?ディープキスですけど」 洋榎「しってるわアホ、昨日も今日も少しはうちの乙女心を考えてやな」 京太郎「す、すいませんでも洋榎さんが可愛い過ぎてつい」 洋榎「///・・・せやから何でそう恥ずかしいことを堂々と」カァー 京太郎「ゴホン、では改めて・・・」 洋榎「(ま、まさか告白!?)」ゴクリ 京太郎「洋榎さんはスッゴく可愛いです!」 洋榎「って何でや!この流れは告白するんやないんかい」ビシッ 京太郎「え?ということはまさか洋榎さん俺のこと好きなんですか?」 京太郎「てっきり部の勝利という建前でやられているのかと・・・」 洋榎「それもあるんやけど・・・よし決めたで(チャーンス、恭子には悪いけど京太郎はうちが貰うで)」 洋榎「うちは京太郎のことが・・・」 ガチャッ(扉を開けて) 絹恵「おねーちゃん、京太郎-、朝ごはんできt」アゼン 洋榎「」 京太郎「」 絹恵「え?え?二人で裸で何見つめ合っとるん?」 京太郎「こ、これには深ーい理由が」アセアセ 洋榎「せ、せや、だから絹は気にせんでええねん(この目は殺される)」アセアセ 絹恵「お母さ-ん、お姉ちゃんがお姉ちゃんが---」 洋榎「アカン、逃げるで京太郎!はよズボンはき-!」 京太郎「うおっ、ならあの窓から・・・ん?」チュ 洋榎「ん・・・今度はうちの不意打ちキッスやこれかも十分用心しい///」 京太郎「はい、こちらこそ」ニコッ 絹恵「ってまたんかいコラーッ」 カン /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// トシ「と、言う訳で比較的すんなり受けてくれそうな二人を呼んだ訳だけど」 豊音(うわわ、凄いイケメンさんだよ…私なんかでいいのかな…でも、もしそうなったらあんな事とかこんな事とか…キャー…///)バタン トシ「…豊音には刺激が強すぎたみたいだね…シロはどうだい?」 白望「ダルくなければ別に…」 トシ「肌に受けるだけでも効果はあるみたいだし普段通りにしてるだけでもいいさ、その先をするかはアンタ次第だね」 白望「ん…」 部室 京太郎「ほ、本当にいいんですか?」 白望「うん…ダルいから勝手にしてくれていい…」 京太郎「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」ボロン 白望(!!うわ…あんなに大きいものなんだ…) 京太郎「ハァハァ…白望さん…白望さん…」シュッシュッ 白望(これが男の人のオナニー…すご…)チラッチラッ 京太郎「ハァハァ…俺のオナニー、白望さんに見られて…」シュッシュッ 白望(ぁ…なんか先っぽから出て…臭いもキツく…ヤバ…なんかクラクラしてきた)トロン 白望「…スンスン……ふぁ…すご…んっ」チュッ 京太郎「ああ…俺のチンポにキスして…白望さんの肌柔らかくて最高です…」ツンツン 白望(あれ…私何して…ぁぁ…でもこの臭い…すご…) 白望「んっ…ふっ…///」 白望(顔つつかれて汁が沢山……ぁ…ヤバ…何も考えられなく…) 京太郎「ハァハァ…うっ、で、出ます!顔にかけますよ白望さん!んっ、くっ、ああああっっ!!」ドピュッドピュッ 白望「んっ…ああああっ…熱…この臭い…すご…///」 白望「はぁ…はぁ…」クタァ 京太郎「はぁ…はぁ…凄く良かったです…」 白望「うん…私も良かった…」 白望「……京太郎」 京太郎「は、はい」 白望「せ…制服汚れるとダルいから…」 白望「…次からは…こっちを使っても…いい…///」タクシアゲ 京太郎「そ、それって…」 白望「うん…その……セックス」ボソッ 京太郎「白望さん!」 白望「……だるっ…///」 その後 白望「ふぁ♪ダル…ダルぅぅぅ♪」 京太郎「そんな事言って感じまくってるじゃないですか」パンッパンッ 京太郎「最初は全然反応してくれないから不安だったんですけど我慢してたんですね」パンッパンッ 白望「んっ、んんっっ♪」 京太郎「勝手に使えばいいなんて興味ない様な事言ってホントは期待してたんでしょ」パンッパンッ 白望「ちが、ちがうぅぅぅ♪」 京太郎「嘘はいけませんよ、チンポ入れた時から白望さん凄いエッチな顔してるんですから」パンッパンッ 白望「ダルっ♪ダルぅぅぅぅ♪」 京太郎「そうやって強がってる白望さんも可愛いですけどね……うっ、そろそろイキますよっ!中に出しますからね!」パンッパンッ 白望「うん…中…中ぁ…♪」 京太郎「あっ、くっ、出る!出る!!ああああっっ!!」ドピュッドピュッドプッ 白望「んんんんんんんっっ♪♪」 ……… 白望「あー……ちょっと休憩」 京太郎「白望さん……そう言いつつかれこれもう二時間は繋がったまんまですけど……」 白望「だって動くのダルい……」 京太郎「じゃあせめて動く許可をください」 白望「ダメ」 京太郎「ほらまたそう言う……このまんまじゃ終わりませんよ……」 白望「……んっ……とかいう京太郎だって……おっきいまんま」 京太郎「そりゃあ白望さんと繋がってるだけで十分気持ちいいですから」 白望「じゃあいいじゃん」 京太郎「でも白望さんは気持よくないでしょう?」 白望「……そんな事無い。さっき散々可愛がってもらった……」 白望「なにより……京太郎と繋がってるだけで、十分幸せ」 白望「……だから、動きたくない。 ……もっと繋がっていたい」 京太郎「……白望さん……」 ……ドピュッ ……… 白望「はぁ…はぁ…♪」 京太郎「ふぅ…気持ちよかったですよ」 京太郎「これからも沢山しましょうね」 白望「……だるっ…///」 カン /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 恒子「お疲れすこやん。」 健夜「お疲れ様。」 恒子「これから帰社しないといけないからまた明日ね。」 健夜「あ、うん。じゃあ。」 健夜(さて、これからどうしようかな・・・。いつもならこーこちゃんとご飯食べるんだけど。) 健夜(そういえば、こーこちゃん以外とご飯とか食べにいかないな。) 健夜(こんなんだとまたこーこちゃんに結婚ネタでいじられそう・・・。) 健夜(あ!あれって噂の男の子。あの子のあれで雀力があがるんだよね。私も一応雀士だし、声かけても大丈夫だよね。) 健夜「あ、あの。」 京太郎「はい?」 健夜「何か探してるみたいだけど。」 京太郎「あ、タコスの材料を買いたいんですけど、このあたりのお店がよくわからなくて。」 京太郎(あれ?どこかで見たことあるような・・・?) 健夜「どんなもの買いたいのかな?」 京太郎「え?あ、ここに書いてあるものを。」 健夜「これなら買える店知ってるよ。」 京太郎「ほんとですか!」 健夜「私も買い物するから、その・・・・・一緒に行ってあげるようか?」 京太郎(いい匂いだな。) 健夜「あの?」 京太郎「え?すいません聞いてませんでした。」 健夜「その店まで、その・・・えっと・・・一緒にいく?」 京太郎「いいんですか?」 健夜「う、うん」 京太郎「助かります。」 健夜(何かトントン拍子でうまくいってるんだけど、大丈夫だよね。) 京太郎「助かりました。ありがとうございました。」 健夜「う、うん。」 健夜(このあとどうしたらいいかわかんなかった。)ズーン 京太郎「あの、つかぬことを伺いますが、小鍛治健夜さんですよね?プロ雀士の。」 健夜「え?・・その・・・あの・・・えっと・・・」 京太郎「違ってたのなら失礼しました。ごめんなさい。」 健夜「・・違わないよ。」 京太郎「え?」 健夜「私はプロ雀士の小鍛治健夜です。もしかして最初から気づいてた?」 京太郎「あ、いや、どこかで見たことあるなぁって思ってたんですけど、さっきちらっと財布の中のカードが見えたもんで。すいません。」 健夜「そんな、謝らなくてもいいよ。」 京太郎「」 健夜「」 京太郎(まずいこと言っちゃったかな。) 健夜(私ってわかっちゃったから話しづらいのかな・・・) 京太郎「あの」 健夜「ひゃい?」 健夜(噛んじゃった。恥ずかしい//) 京太郎「今日はお店紹介していただいてありがとうございました。えっと、このお礼をいつかさせてください。」 健夜「お、お礼なんて」 京太郎「いやいや、お店まで案内していただいてお礼しないなんて」 健夜「・・・・・それじゃ、今、お礼してもらうってのはだめ・・・かな?」 京太郎「今から・・・ですか?」 健夜「あ、その、急ぎだったら別にいいんだけど。」 京太郎「そんなことないです。お礼させてください。」 健夜「じゃあ、行くところがあるからついてきてくれる?」 京太郎「は、はい。」 京太郎「ここって・・・」 健夜「私の泊ってる部屋。インハイ中は解説する私たちもホテル住まいなの。」 京太郎(すげぇ。俺が泊ってる部屋とは段違い。さすがトッププロ。) 京太郎「・・・あの、小鍛治さんが泊ってる部屋に連れてきていただいたのはいいんですが、俺は何をすれば?」 健夜「・・・・・・君、須賀京太郎君だよね?」 京太郎「え?何で俺の名前を?」 健夜「気づいてないの?君って雀士、特に女性雀士の間で知らない子はいないんだよ。」 京太郎「そうなんですか?でも何で?」 健夜「その・・・君の・・あれが・・・あれをその・・・飲むと雀力が上がるっていうから・・・こんなこと言わせないでよ///」 京太郎「それってそんなに広まってたんですか?」 京太郎(小鍛治さん、顔真っ赤になって、結構可愛いんだよな。) 健夜「だから・・その・・私も・・・雀力上げようと思うから・・その・・・君のあれを飲んでみたいなって・・・////」 京太郎「あの、いいんですか?本当に俺で、俺のなんかで。」 健夜「・・・うん」 京太郎「でも小鍛治さんって現役最強ですよね?」 健夜「・・・世界ランクは2位だったから。今は違うし。」 健夜(わざと2位にしたんだけど・・) 京太郎「・・・わかりました。こんなことでお礼ができるなら、小鍛治さんのためになるなら。」 健夜(私のためって///)キュン 健夜「よろしくお願いします。」 京太郎「」 健夜「」 京太郎「・・・あの、しないんですか?」 健夜「え?す、するよ。・・・うん、えっと・・・」 健夜(ここまで来たのはいいけど、どうすればいいの?須賀君がリードしてくれると思ったんだけど・・・) 健夜(どうしよう)モジモジ 京太郎「・・・もしかして、こういうことしたことないんですか?」 健夜「!」 健夜「いや、その・・だから・・こう、抱き合って・・・えっと・・・だから・・・」 京太郎「ないんですね。」 健夜「・・・はい。」 健夜(27にもなって経験ないなんて、絶対ひいてるよね)ポロポロ 京太郎「」ギュ 健夜「え?」 京太郎「大丈夫ですよ。年下の俺がこんなこというのもあれですけど、いつ経験するかなんて大きな問題じゃないです。」 健夜「こんな27にもなった私でも?」 京太郎「関係ないです。っていうか小鍛治さんって27歳だったんですか?」 健夜「そうだよ!アラフォーじゃないよ!」 京太郎「アラフォーって、そんな。22、3かと思ってました。」 健夜「そんなお世辞はいいよ。」 京太郎「お世辞じゃなくてほんとですよ。こんなことで嘘ついてどうするんですか。」 健夜(そんなこと言われたの初めてだよ。うれしいな。) 京太郎「で、そろそろ始めますけど、いいですか?」 健夜「ふぁい。お願いします。」 京太郎(飲むだけなら手とか口でしてもらうだけだけど、小鍛治さんわかってないみたいだし最後までいっちゃお。) 京太郎「じゃあ、これからのこの時間は俺と小鍛治さんは恋人同士ってことでいきますから。」 健夜「恋人////」ドキドキドキ 京太郎(おとなしそうで小動物みたいで可愛いんだよな。) 健夜(恋人って、恋人って、、今だけなんだけど、すっごいドキドキする。) 京太郎「小鍛治さん?」 健夜「・・あの・・えっと・・」 京太郎「?」 健夜「・・・名前で呼んで////」 京太郎「わかりました。」 京太郎「健夜」 健夜「は、はいぃ?!」 健夜(いきなり呼び捨てって反則だよ。でも、すごくジンジンくる。) 京太郎「」チュ チュプ チュピチュピ チュル チュ 健夜(キス、私の初めての・・・。優しい。でもすごくいい。)チュル チュチュ チュル ピチュピチュ チュー レロレロ チュルチュルチュル ピチャピチャ チューチュル ピチュ プハッ 健夜(キスってこんななんだ。)ポー 京太郎「」スッ 健夜「あ、いや」 京太郎「だめ?」 健夜「・・私、胸大きくないから・・//」 京太郎「大丈夫。健夜は可愛いから。」 健夜「可愛い///」 京太郎「」モニュ 健夜「ふわっ」 京太郎「大丈夫。俺に任せて。」 健夜「うん。」 京太郎「」モニュモニュ プチ 健夜(あっ!ブラが・・・直に) 京太郎「全然小さくないよ。健夜は着やせするタイプなんだね。」モミーモミー 健夜「あ、あ、」 健夜(男に人にもんでもらうってこんななんだ。) 京太郎「ねぇ、乳首コリっコリになってるよ」クリ 健夜「いはっ、ん・・ん・・んうぅ・・」ビクッ 京太郎「」モミモミクリクリ 健夜(乳首すごすぎ。)ハァハァ 京太郎(そろそろこっちも)クチュ 健夜「や!そこは!」 京太郎(すごっ!こんなに?)クチュクチュ 健夜(自分でするのなんて比較にならない。すごいよこれ。)ビクビク 京太郎「健夜って初めてなんだよね?」クリクリ クチュクチュ 健夜「そう・・・だよ・・んあっ・・い・・・」 京太郎「初めてでこんなに溢れてる。健夜はエッチな子なんだね。」 健夜「ん・・そんな・・こと・・んん・・ないよぉ・・おぁ・・」 京太郎「大丈夫だよ。エッチなのは悪いことじゃないから。」クチュクチュクチュ 健夜(気持ち良すぎて、わかんないよもう。・・・あ、もう・・だめ・・・だめ・・)ビクビクビク 京太郎「」クチュクチュ ピタッ 健夜「え?な・・んで・・」 京太郎「イキそうになったでしょ?」 健夜「・・そんな・・その・・・・・・・・はい・・・」 京太郎「まだ、イクのはダメ。」 健夜「そんな・・」 京太郎「たっぷり焦らしてから、たっぷり中に注いであげる」 健夜「中・・・って・・・」 健夜「あそこ・・・に・・あれを・・いれて・・・その・・ってこと・・・だよね・・」 京太郎「ダメ?もっともっと気持ちよくなれるんだけどなぁ。」クチュクチュクチュ 健夜「んあ・・あ・・あ・・・あぁ・・」ビクビク 京太郎「こんなの比べ物にならないくらいなんだけどなぁ」クリュクリュクチクチ 健夜(すごい。気持ちいいよぉ。これより、これより、もっとぉ) 健夜「あぁ・・ああぁ・・・んうう・・・い・・ん・・・あぁぁ・・・」 京太郎「」クチュクチュ ピタッ 健夜「・・止めちゃ、やぁ・・」ビク ビクビク 京太郎「じゃあ、ちゃんとお願いしてみて。」ニコ 健夜「お・・ねが・・い?」ハァハァ 京太郎「健夜を犯して下さいって言いな。」ボソ 健夜「!!」 健夜(犯す、犯す、あれが私を、命令されて。あぁ。) 京太郎「」ジッ 健夜「す・・す・・健夜を京太郎君のあれ・・」 京太郎「あれって?」 健夜「////」 京太郎「ちゃんと言うんだ!」ボソ 健夜「あ・・・あ・・・す・・健夜を京太郎君のお・・お・・お・・・・・おち・・おちんちんで・・犯・・犯して下さいぃ。」 健夜(私、私、私、、あぁ。)ゾクゾク 京太郎「よく頑張ったね、健夜」ギュ 健夜「あ・・あ・・・あぁ・・」 京太郎「じゃ、たっぷり健夜を犯してやるよ。」 健夜(おっきい。え?え?あんなのが入ってくるの?無理無理、無理だよ)アワワワ 京太郎「行くよ」ズッ 健夜「ちょ、ま・・・あがっ!!」 京太郎「」ズリュリュリュ 健夜「いあ・・がっ・・がっ・・ぐ・・・んぐ・・・ふっふっ・・んん・・・」 京太郎「」ズリュズリュズチャニチ グチュグチュ 健夜「ああ・・・あああ・・・・ううぁぁ・・・んんぅ・・・ごぁ・・・ぐ・・」 健夜(痛い、痛いけど気持ちいい。何これ何これ何これ。)ギュンギュン 京太郎(さすがに初めてだな。キツキツでもうやばい。)ズリュズリュニチャニチャニチャ グリュグリュ 健夜(これが、これが、これがぁ。) 京太郎(さっきより締め付けきつく・・もしかしてもうイキそうなのか?それなら) 健夜「うあぅ・・んい・・んふんふ・・・ううう・・ああ・・」 京太郎「イキそうになったらイカせて下さいって言うんだぞ!」 健夜「・ああ・・あああ・・いうう・・・・あああ・・」 健夜(イカせてくださいって、命令・・私・・京太郎君に支配されてる?) 京太郎「わかったか!」 健夜(支配、支配、わかんない。わかんないけどいいよぉ。) 京太郎「わかったか!!」 健夜「あ・・ああ・・はいぃ・・ん・・んあ・・はいぃぃ!」 京太郎「」グチュグチャ ニッチュニッチュ ズリュンズリュンズリュン 健夜「あぃあ・・・いん・・・ああぁ・・・んん・・・んあぁぁ・・ぐぁぃ・・・」 健夜(何かくる。すごいのが。こんなのわかんないよ。) ガチャ 恒子「すっこやーん。きたよー」 健夜(え?今のこーこちゃんの声。え?嘘だよね?) 恒子「・・・すこ・・や・・ん・・何や・・・って・・」 健夜「こーこちゃん?ほんとにこーこちゃんなの?」 恒子「え?すこ・・・え?」 健夜「見ないでぇぇぇ!!!」 京太郎「ドアを閉めてこっちへ来い!」グチュグチュグチュグチャ 恒子「へ?」 京太郎「いいから言うとおりにしろ!!」グリュグリュングチャグチャ 健夜(もうだめもうだめこーこちゃんに見られた。) 京太郎「健夜の友達?」グチュグチュグチュ 健夜「・・んあ・・はい・・あぁ・・」 京太郎「じゃあ、イクところを見てもらおう。」 健夜「え?そ、そんな」 京太郎「いいな!」 健夜「はいぃ」 恒子(すこやんがえっちしてる?あのすこやんが?) 恒子(まちがいじゃない。すこやんって・・・あんなにきれい・・だったんだ・・) 健夜「ああぅ・・・んんん・・・ふぁふぁ・・・いあぅ・・・」ギュンギュンギュン 健夜(もうだめ。何か来る。すごいのが来る。) 京太郎「イキそうになったらわかってるな!」 健夜「・・あぁ・・・ああ・・あ・・あ・・す・・す・健夜をイカ・・イカせ・・んあ・・イカせて・・くださいぃぃ!」ビクビクビク 京太郎「そら!イっちゃえ健夜!」 健夜「ああああぁぁぁぁl・・・あっ・・んんっ・・うっ・・ふっ・・ん・・くっ・・・」ビクンビクンビクビク 京太郎(うわっ、きっつ)ビュルルル ビュクビュクビュク ドプドプ ビュルル 健夜(何これ、全部が飛んでるっていうか、浮いてるっていうか・・・)ビクンビクン 健夜(中あつい、、すごすぎ、これがエッチなんだ。)ビクビク 健夜(すごいしあわせぇ。)ポロポロポロ ―――――― 健夜「あ、れ?」 京太郎「あ、小鍛治さんやっと起きましたか。」 健夜「私、何を?」 健夜「あ!」 恒子「まさか、すこやんがトバされるなんてね」ニヤニヤ 健夜「こーこちゃん!」 恒子「須賀君の精液飲むだけだったらヤっちゃわなくてもよかったのに」 健夜「? !」 健夜「そうだよね・・・」ズーン 京太郎「まずかったですか」アセアセ 健夜「ううん。京太郎君優しかったし、初めてが君でよかったよ。」 恒子「初めて! ほほぅ。これはこれは」ニヒヒ 健夜「ちょっとこーこちゃん?何を考えているのかな?」 恒子「スクープ!!小鍛治健夜、遂にロストバージン!!!」 健夜「やめてね。本当に。」ゴゴゴゴゴゴゴ 恒子「・・・すいませんでした。」 京太郎「小鍛治さんも目が覚めたことですし、俺はこの辺で、あぃ」 恒子「ダメに決まってるでしょ、少年。このまま逃げるならレイプ犯として通報するから」 京太郎「そんなぁ!」 恒子「いやなら。私の相手もしなさい。」 健夜「ずるい。私ももう一回する。あ、ちゃんとお口で飲まないといけないし。」 恒子「ずるいって、どんだけ目覚めたのよすこやんは」 健夜「いいの!」 京太郎(俺、帰してもらえるのか・・・) カン /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 初瀬「あ、あの!須賀京太郎さんはいますか!?」 京太郎「は、はい…えっと…すみません、誰でしたっけ」 初瀬「あ、あの私、初瀬と言います。そ、その…あなたの…せ、精液を飲むと雀力が上がるって聞いて…」モジモジ 京太郎「あ、あー……あの、俺はいいんですけど…ホントにいいんですか?その…精液出すって事は…」 初瀬「私、憧に、友達に追い付きたいんです!だ、だから…」 京太郎「分かりました…じゃあちょっと…人のいない所に行きましょうか」 どっかの部屋 京太郎「もう一度聞きますけどホントにいいんですか?」 初瀬「……コクリ」 京太郎「なら、始めましょうか」ボロン 初瀬「!!は、ひゃい!」 初瀬(え…うわ…おっき…え、どうしたらいいんだろ…) 京太郎「こういう事した事は?」 初瀬「な、ないです…」 京太郎「初めてなんですか…じゃあそこにしゃがんでこれ…しごいて貰えますか」 初瀬「わ、分かりました」 初瀬(うわ…あっつ…それに凄い臭い…ふぁ…こんな感じでいいのかな…)シュッシュッ 京太郎「ああ…いいですよ…」ブルッ 初瀬(ぁ…先っぽから何か出てきた…これ…舐めた方がいいのかな…)チロッ 京太郎「!!くっ…あっ…いい、いいですよ…その割れ目の所をもっと舐めてください…」 初瀬「んっ…ふぅっ…ふぁ…」チロチロッ 初瀬(凄い…この臭い…クラクラする…)ハァハァ 京太郎「ハァ…ハァ…初瀬さん…そのまま先っぽをしゃぶって貰えますか…」 初瀬「んっ…あむっ…ふぉ、ふぉんらはんりれふか?」モゴモゴ 京太郎「あっ…くわえたまましゃべったら……くぉっ!」ビクッビクッ 初瀬(!?な、なんかビクビクしてる、え、え?) 京太郎「ああっ、イクっ、イキますよ、初瀬さん!全部飲んでください!」ガシッ 京太郎「ハァハァ…おっ、おおぉぉ!!」ガクガクガク 初瀬「んっ!?んんっ、んんんんっっ!!」 京太郎「ハァッ…出る!出るぅぅぅぅ!!」ドピュッドピュッドピュッ 初瀬「んごっ…もがっ……んっ…んぐっ…んぐっ」コクッコクッコクンッ 京太郎「はぁ…はぁ…気持ちよかったですよ……大丈夫ですか、初瀬さん」 初瀬「ケホッ、ケホッ!…もう…いきなり頭押さえるなんて酷いですよ」 初瀬「…でもまぁ頼んだのは私ですし…許してあげます」 初瀬(……最後無理矢理されてちょっと興奮しちゃったし…///) 初瀬「……これで雀力が上がるんですよね?」 京太郎「ええ、でも…」 初瀬「?」 京太郎「一回だけだと効果が薄いみたいで」 初瀬「え…」 京太郎「あと普通に飲むより…その…下に注いだ方が効果が高いみたいです…」 初瀬「下…そ、それって…///」 京太郎「まぁ…そういう事です…」 初瀬(……///) 京太郎「嫌だったら今日みたいに普通に飲んでくれても効果はあるんで…」 初瀬「い、いえ…お願いします……私、京太郎さんなら大丈夫ですから///」 京太郎「初瀬さん…」 初瀬「その…これから…よろしくお願いします///」 その後 憧「まさか決勝で初瀬と戦う事になるとはね」 初瀬「前に言ったでしょ、来年勝つのは晩成だって。憧、ようやく追い付いたわよ」 憧「ふふ、じゃあ初瀬がどれだけ成長したか、しっかり見せてもらおうかなっ」 憧「ところでさ…初瀬、なんか色っぽくなってない?」 初瀬「え!?そ、そう?」 憧「ははーん、彼氏でもできたか~?このこの~」 初瀬「も、もうっ…そんなんじゃないってば///」 初瀬(…私、絶対に勝つから…ね、京太郎)サスサス カン /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 咲「ん……んふ……ちゅううっ」 京太郎「ちゅ、ちゅ……ぷはっ」 咲「んっ……久しぶりだね……京ちゃんと一緒のお風呂…・…」 京太郎「背中、洗ってくれるんじゃなかったのか?」 咲「洗うよ勿論。 ……でも先に……京ちゃんを味わってから……んっ」 咲「ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ……。 京ちゃんが……ちゅ……いけないんだよ……ちゅ、ちゅ……」 京太郎「しゃべるかキスするか、どっちかにしろよ」 咲「じゃあ、キス」 京太郎「しゃべってくれ」 咲「んっ……ふふっ。 ……京ちゃんが……こんなにエッチだから……」 咲「京ちゃんが……夕飯の時からずっと……エッチな目してたから……」 咲「だから私も、火が付いちゃって……京ちゃんの裸みたら……もう……だめ……ちゅっ……・」 京太郎「……今年最初のセックスがお前んちの風呂とはねぇ……」 咲「ちゅっ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、ぴちゃぴちゃぴちゃ、ぴちゃっ」 京太郎「んんっ……聞いてねえな……」 咲「んぅ、ん、ん、れろれろ、れろれろ、れろ、ぴちゃ、くちゅくちゅ、くちゅ、じゅるるっ」 京太郎「ん、んっ、ん……ん……」 咲「んふ、ん、んむ、ちゅるる……ん……もうこんな硬い……すごい……」スッ 京太郎「がっつきすぎだ。 お返しっ」モニュ 咲「ん、んぅ、やん、だめだよぉ……んっ、ん……」 咲「今日は、京ちゃんは何もしなくていいんだよ? エッチな京ちゃんを、私が気持よくするんだから……ちゅううっ」 咲「んぅ、ちゅぱ、んっ、あっ、あ……ちゅ、ちゅ、ぴちゃぴちゃ……んふぅ……」 京太郎「……」 ニュチュッ 咲「んっ、ん! ん! そこ、だめっ! だ、だめ……ふぁ……んんっ、ちゅ―――っ! じゅるるっ!」 京太郎「んっ……」グチュッ 咲「ひああああっ!?」 咲「んあぁぁぁ、ああぁぁぁぁ、あはぁぁぁぁ……!」 咲「んっ、んぁぁ、はぁ、ら、らめぇ……ん、んっ、ちゅぅ、ちゅっ、ちゅ……」 咲「んひぃ、んぅ、ん、んむぉ、も、むお、あ、あ、あんぁぁ……」 京太郎「……・」グッチュグッチュ 咲「んぅっ、ちゅっ、ん! んっ! んんっ!」 咲「んんん、んん、んちゅ、れろ、れろ、れろ……ん……んっ、んあああぁぁぁ……!」 咲「京ちゃっ……も……もぉ……らめ……い、いく……いっちゃう……っ!」 京太郎「……俺も、限界だ」スッ ギュッ 咲「あ……!」 京太郎「……するぞ」 咲「う……うんっ……!」 咲「き、来て……きてぇ……!」 咲「う、あ、あ、ああっ、ちょ、ちょうだい、はやく、はやくぅぅっ……うああああああっ!!」 京太郎「……っ」 ズブ.....ズリュウッ 咲「ふあああああ! あああっ、あっ、来たあああっ!」 京太郎「うおお……!」 咲「おっきいの、入って、ふあ、あ、あっ、これっ、これえっ!」 咲「はああっ、ああっ、い、いいっ、きもちいいっ! おちんちんっ、京ちゃんのっ、あっ、ああああっ!」 咲「―――っ!」 ビクンッ 咲「はひぃ……ひゃぁ……はふ、はぁ……はぁ、はぁ……あぁ……」 京太郎「……イったか?」 咲「うぁ……う、うん……ごめんね……さきにぃ……」 京太郎「いけない子だ………なっ!」 ズプッ 咲「うああああっ!」 咲「はぅ、あぅ、あっ、あっ、はあっ、あっ、はああっ、ひぃっ、ひっ、あっ、い、いくっ!」 京太郎「ふぁ、はぁ……あぁぁ……」 咲「あぅ、はぁ、あぁ、あぁ、あぁ、あああ……も、もっとぉ……!」 京太郎「……んっ……」ジュプッ.... 咲「んあぁ……もっと……あぁ、して……いや……焦らさないでぇ……んぅ、あぁ……」 京太郎「……もっと……お前を味わいたくってな……」 京太郎「はぁ、ふぅ……咲……あぁ、いいよ、すごく……あぁ……」 咲「ううぅ、くぅ、うぁ……あぁ、あ……うぅ、う、ふぅ、ふん、んっ、ふっ」ジュプッ 咲「んっ、ふっ、んっ……な、なら……私が動くからぁっ……! はっ、はっ、ふっ、はうっ……」 京太郎「んっ、おっ、おうっ、おっ……」 咲「ふあっ、はっ、はっ、はんっ、ひぅっ、す、すごいっ、すごいぃっ!」 グチュッグチュッ 咲「ひあっ! はっ! あっ! ふっ! はっ! はっ! はあっ!」 咲「ひぃっ、はっ、はあっ、あっ、いくっ、いくぅ、いっ、いくっ、いくうっ!」 咲「ふあ! あ! ここ! これ! あう、いい、あっ、これ、いいっ! イクッ! イッちゃうっ!」 咲「ひぅ、イク、イッ、イク、イクッ……うぅああ―――!」 ビクビクビクッ 咲「うっ……あう……あ……あぁ……」 咲「はう……あ……あ……はふぅ……」 京太郎「……」 ガシッ グチュッ !! 咲「んはああっ!?」 咲「ひゃあっ! ま、待って! まっ! れぇっ!」 咲「ひぃぃ! ふあああ! らめぇぇ! こしゅらっ、なひっ、れえぇぇっ!」 咲「おぅ……おふ……はふ……あぅ……ひぃ……やめ……むりぃ……も、もう……あぁ……!」 京太郎「んっ……ん……」ジュプッジュプッ 咲「うぅ、あぅ、あぐぅ……ひぃ、ひぃ、死ぬぅ、死んじゃう、もうらめ、無理、無理ぃ……!」 咲「あうぅ、あぅ、あぁ、はぅ、はぁ……あぁ……ら、らめぇ……もう……ひぃ……!」 咲「ひぃぃ……おぉぉぉ……はひぃぃ……」 京太郎「……んっ……」ジュプッ !! 咲「あぅぅ……ひぃぃぃ……もぉ……あぁぁ……しぬぅ……むりぃ……あぁぁ……」 京太郎「気持ちいいよ、咲……最高だよ……」 咲「ひゃぁぁぁ……ひぃ、ふあぁ、しょれ……らめぇ……あぅ、はぁぁ……!」 咲「んひゃぁぁぁぁ…………んあぁぁぁぁぁ……」 咲「ひぃぃ、はひぃ、ひぃ、ひぃぃ、はぁぁ……!」 咲「おちんちんが、おちんちんがぁぁ! おぉぎぃのぉぉ、しゅごひのぉ、ああぁ!」 咲「ごわれぅからぁ……! ごわれぢゃうぅぅぅ……!」 咲「ひぁぁぁ! ひゃはあぁぁぁ! ひぃぃ! しぬぅ! あぐ、あが、が、がぁぁ……!」 京太郎「うお、お、お、おお、おおおっ!」 京太郎「イクぞ咲! どっちだ! 膣内か膣外か! どっちがいいっ!!」 咲「な、ながあぁっ! 膣内ぁあああ!! ながじゃないと嫌ぁあああ!!」 咲「あ゛ぁ、あ゛ー! あ゛ー! うあ゛―――!!」 京太郎「いくっ、ぞっ! くおおっ!」 ビュクビュクビュクビュクッ! 咲「―――っ!!!」 京太郎「うあ……あ……!」 咲「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 ドピュッ....ビュルルッ... ――――― ―――― ――― 京太郎「はぁ……はぁ、はぁ、はぁ……はぁ……はぁ……」 咲「はぁ……あぁ……うあ……あぁ……」 京太郎「はぁ……はぁぁ……。 さ、咲……? 大丈夫か……?」 咲「ふぁ……あぁ……ひ、酷いよ京ちゃん……んあぁ……し、死んじゃうかと……」 京太郎「だってお前……可愛すぎて……」 咲「んぅ……ううぅ……そんな事言われたら……怒れない……よぉ……」 京太郎「咲……? おい、どうした……?」 咲「…………きゅう……」 パタリ... ――――――― ――――― ――― ―咲の部屋。 咲「―――んっ……うぅ?」 京太郎「おはよう、咲。 と言ってもまだ夜だけど」 咲「京ちゃん……私……お風呂で……」 京太郎「のぼせちったんだよ。 長湯し過ぎたな」 咲「あぁ……」 京太郎「今度から風呂でヤるのは控えようそうしよう」 咲「むぅ……お風呂の所為だけじゃない気がするんだけど……」 京太郎「ん?」 咲「だって京ちゃんったら……いつも以上に……あんなに激しく……うぅ」 京太郎「アレくらい、いつものことだろ?」 咲「ぜ、全然ちがうよぉ! あんなに乱れちゃったの……初めて……」 京太郎「………」 京太郎「でも良かったんだろ?」 咲「うっ……」 京太郎「だろ?」 咲「う……うぅ……」 京太郎「良くなかったか?」 咲「そりゃぁ……良くないことは無いこともないわけじゃないけど……」 京太郎「だらし無く口広げて、小便垂れて、目はイっちゃってて……良くないわけないもんなっ?」 咲「……っ……・っっ……」プルプル 京太郎「また咲のアヘ顔が見たいぜっ」 咲「う、うるさぁあああい!!」バッ 京太郎「おおうっ」 咲「今度は絶対京ちゃんに負けないから―――!!」 後日京太郎とヤったものの結局アヘ顔を晒すことになった咲だったとさ。 カンッ。 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 京太郎「…ふぅ」 久 「…んんっ」 京太郎 「どうだ?何かみなぎってきた?」 久 「ん…微妙、もっかいしてみる?」 京太郎 「お前飽きた。まこいねぇの??」 久 「…」 久 「…んーぉぃふぃー…」 京太郎 「やれやれ…勝手に舐めやがって、もうお前じゃ出ねぇって。」 久 「ほんなことひってたってんじゃない。」 京太郎 「やれやれ…しゃあねぇなぁ、オラ」 久 「ング…あびふゅー…ズチュ」 京太郎 「喉の奥にしてやんよ~オラ。」 久 「ひっはいちょうらい」 京太郎 「終わったらまこ呼んでこいよオラ」 久 「…」 京太郎 「ジュポッ…ふぅ…やっぱ部室で会長兼部長との行為の後の一服は最高だなぁ」 久 「今日は見逃してあげるけどバレないでよ…」 京太郎 「おめーが言わなきゃバレねぇわビッチが。いろいろ言う前にはよまこ連れてこいや。」 久 「まこはバイトみたい…電話繋がんないから、咲ものどかもダメだわ」 京太郎 「チッ…こちとら気分変えなきゃもうたたねんだよ…」 久 「コスプレでもしようか?」 京太郎 「…そうだ!お前せめてまこのコスプレでもしろよ?」 久 「まこの…?どうやって?」 京太郎 「とりあえずメガネかけろ。」 久 「…」 久 「ガサゴソ…はい、つけたわよ。」 京太郎 「準備イイなおい。ウヒョヒョ」 久 「こんなこともあろうかと準備してたのよ…全く。早くしましょー」 京太郎 「んー…まだまこっけが足らん。語尾に"じゃけん"てつけろ。あとワカメ買って来て頭にかぶれ。」 久 「わかったじゃけん。こんなこともあろうかとワカメも持っとるじゃけん…ガサゴソ…」 京太郎 「…」 久 「さぁ…するわよ…」 京太郎 「まこぉ…まこぉ…ハミハミ」 久 「ゃ…はっ…ちょっとぉ…はげし…んっ…ハァふああああぁ」 京太郎 「(ギチギチ…ギチチチチ…)」 久 「な、何その肉塊…そんなのはいんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 京太郎 「ふんっ…ぬんっ…ぶんっ!」 久 「ひぃはぁぁぁん!!やばいよぉぉ」 京太郎 「まこぉぉぉぉぉぉ(ブビルルルルルル)」 久 「らめぇェェェェェ!!!!」 ? 「(ガチャ)」←扉の空く音 京太郎 「誰だ!」 久 「出て来なさい」 ? 「とんでもないところに来てしまいましたわ…」 久 「その声は…!?」 ? 「まさか上埜さんにそんな趣味があったなんて…」 京太郎 「福路さん!」 久「美穂子!」」 福路 「まさかワカメかぶってメガネかけてセクスて(笑)」 久 「これには深い訳が…麻雀強くなるためなのよ!」 福路 「そんな言い訳…そんなカッコしてよういえるわねー?」 京太郎 「まぁまぁ、ものは試しで福路さんも一発どう?(まこじゃ無いのが残念だが…)」 福路 「そこまで言うなら…」 久 「…」 京太郎 「先ずは右眼をペロリ」 福路 「うぅぅいゃぁ」 京太郎 「中々うめぇじゃねぇかもう俺はバッキバキだから入れんぞ…右眼に!」 福路 「うそっ…ちょマジで…やっ…むりむりむりむり…」 京太郎 「は?ものは試しで、な?我慢できねぇし…」 福地 「はぐぅぅぅぅぅぅぎゃぁはぁぁぁ……………」 京太郎 「(ズブズブ)」 久 「…これは萌える!」 福路 「…」 福路 「……………」 京太郎 「…ふぅ、動かなくなったな…」 久 「案外情けないわねぇ、その位で。」 京太郎 「お前よりは良かったけどな…ジュポッ…ふぅー、ヤニウマ」 久 「んもー。暇になったしそろそろもっかい私とでもいくない?」 京太郎 「マジ無理、お前今更どこの穴俺にさし出す気だよ?覚悟あんのかコラ?」 京太郎「無けりゃまこでもマコでも最悪まこの制服かパンツでも持ってこんかいクソビッチが!」 久 「制服はないけど確かパンツなら…ガサゴソ…」 京太郎 「うむ、はよ。」 福路 「…」 京太郎 「?!ビュービュルルルル」 久 「どうしたの?」 京太郎 「まこのパンツてだけで出てしまった…」 久 「…ハンパないわね」 京太郎 「あぁ…自分でもビックリだわ…もうまこって発声したら連動してイキそうな気すらしてきたわ。」 久 「…その矛先を少しでもこちらに向けてくれないもんかしらね…」 京太郎 「お前にゃ荷が重いな…しかしそのパンツかぶってくれるんなら考えんでもないかも知らんぞ?」 久 「…もう慣れたから何でもするわよ。」 京太郎 「良く躾けられた犬だな。因みにイク時まこまこ叫ぶけどきにすんなよ。さぁ始めようか!」 久 「…もうネタ切れね…」 京太郎 「やれやれ…やっと久のやつを巻いたわ。あのクソビッチ何回搾精すれば気が済むんだよ。」 まこ 「おーい、なにしとんじゃー?」 京太郎 「お、まこじゃねぇか!めっさ探してたんだけど…久からでんなかった?」 まこ 「えー?ずっと家におったけどなかったぞ?」 京太郎 「…(あいつ電話してねぇのか、マジ後でひでぇ目に合わせてやる。)ところでまぁ…ちょっとやらない?雀力あがるよ?」 まこ 「ほんまかえ?冗談じゃろー」 京太郎 「本当に本当。まぁものは試しでやろうぜ!」 まこ 「まぁ、暇じゃし…ええよ」 京太郎 「ウヒョヒョウ」 まこ 「丁度ウチの店休みじゃし、ここでええやろ。」 京太郎 「…おう。(やべえ、緊張して来た。タダでさえ需要の少ない緑髪をどう料理すべきか…)」 まこ 「なにー?緊張しとるん?かわいいのぉ…(サワサワ)うぉっ、めっちゃ欲棒硬いし…はちきれそうじゃ」 京太郎 「あぅ…」 まこ 「チロチロ…あむ…ハミハミハミ」 京太郎 「ぅうひぁぁ」 まこ 「…こんなん?いいの? テロテロ…レロレロ」 京太郎 「ぁぁ…は、はぃ…はぅぁ」 まこ 「最初の勢いはどうなったんじゃろなー アム…ジュリュじゅりゅ…テュポポポ…ジュババババババ」 京太郎 「ダメェェェェェ!!イグゥゥゥゥ」 まこ 「…んんっ、んっっっっ」 京太郎 「…ふぅ(乳首舐めでいかされてしまった)…」 まこ 「どうじゃった?なかなかのもんじゃろ。」 京太郎 「…お、おう。ジュポッ…ふぅーヤニウマ。今度は俺の番だぜ言うとうりにしな!」 まこ 「望むところじゃ!」 京太郎 「まずは…そうさなぁ…メガネを…メガネを俺の硬いリーチ棒にかけてくれ。」 まこ 「…ぇ?」 京太郎 「ん?聴こえ無かったか?俺の股間のナニにメガネをかけろ。そして鼻で支える部分でカリをこすってくれ。」 まこ 「…わかったわ。スチャ…ガリガリ…ガリガリ…」 京太郎 「やべぇ…いいわ。つぎはレンズの部分を尿道に押し付けてスリスリしてくれ!」 まこ 「…ぶにゅ…ずりずり…ずりずり…」 京太郎 「うぼー、いいよまこ、いい」 まこ 「…」 まこ(潮時じゃな) /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// モモ「……」コンコン 京太郎「ん?ああ、東横さんじゃないですか、どうしたんですか?」 モモ「…やっぱり私の事普通に見えるんすね…こんなにはっきり見えてるの加治木先輩くらいっすよ」 京太郎(これだけおもちが自己主張してれば普通に見えると思うんだけどなぁ…) モモ「まぁそれは置いておいて…お前の精液には雀力を高める効果があると聞いたっす」 モモ「だからその…私にお前の精液を注いで欲しいんす」 京太郎「あの…その話、俺は凄い嬉しいんですけど…」 モモ「うわ…やっぱり私の事そういう目で見てたんすね…ドン引きっす」ジトー 京太郎「い、いやそれは……はい…って、そうじゃなくて。本当にいいんですか?その…それって俺とするって事ですよ」 モモ「はぁ…そりゃあ加治木先輩以外の人に身体を許すなんて絶対に嫌だったっすけど」 モモ「先輩は勝ち進んで私達との時間をもっと過ごしたいと言ってくれたっす…それに応えるにはこれしか方向がないんすよ」 モモ(……まぁ私の事ちゃんと見つけられた男っすし…ホントはそこまで嫌な気もしてないんすけどね) 京太郎「分かりました…じゃあお願いします」 京太郎「ハァハァ…東横さん…」モミッモミッ モモ「んっ…ちょっと…私は精液が貰えればいいんすよ…こんな…んっ」 京太郎「ハァハァ…すげ…柔らか…」 モモ「ちょっと…もうっ…聞いてるっすか?」 京太郎「だって東横さんが可愛すぎて俺…ハァハァ…」 モモ「はぁ…もう…仕方のない人っすね…」 モモ「ほら、好きにしていいっすから…ちゃんと出すんすよ」 京太郎「東横さん!」ガバッ パンッパンッパンッ 京太郎「ハッ…ハッ…凄…締まって…やべ…腰止まんねぇ…」パンッパンッ モモ「んっ…んっ…がっつき過ぎっすよ…あっ…」ブルンブルン 京太郎「ハァハァ…だって…東横さんの中凄い気持ちよくて…突く度におっぱいもぶるんぶるん揺れて…」パンッパンッ モモ「んっ…はっ…っ…あんっ」 京太郎「そんな声出して…東横さんも気持ちいいんですか?」パンッパンッ モモ「んっ…そ、そんな訳ないっす…私が…っ…お前なんかに…ひぅっ」ビクンッ 京太郎「じゃあこの声は何なんですか、気持ちいいんでしょ、東横さん…ほら!」ズンッズンッ モモ「知らないっ…そんなの知らないっす…あっ…ああああっ!」ギュッ 京太郎「ハァハァ…東横さんから抱きついてきてくれるなんて嬉しいですよ……くっ…ぉぉ…急に締まって…」ズチュッズチュッ 京太郎「ああっ、イク!イキますよ!東横さん…中に出しますよ!」パンパンパンパンパンッ モモ「はっ…いいっすよ…中に…中に…!!」 京太郎「うおぉぉ!イクっ、イクううぅぅぅぅ!!」ドピュッドプッドプッ モモ「んっ…くっ…ああああっっ!!ぁ…出てるっす…私の中でビクビクッて…ぁ…」 京太郎「はぁ…はぁ…東横さん…最高でした」 モモ「………私も…きもち…よかったっす…」ボソッ モモ「ふぅ…ふぅ…ふぅ…」ドロォクタァ 京太郎「……」ムクムク 京太郎「東横さん!」ガバッ モモ「ぇ?きゃっ…ちょっと…待つっす、そんな…今したばっかりで…あっ」 京太郎「うおぉっ…ふおおぉぉぉぉぉ!!」 ………… モモ「……んっ…はっ……はっ…」ピクッビクンッ モモ(…こんなに激しく求められたの…初めてっす…///) 京太郎「ふぅ…ふぅ……あ…」 京太郎(調子に乗って三回もやってしまった…) 京太郎「あ、あの…東横さん…その、俺暴走しちゃって…すみません」 モモ「……ダメっすよ」ギュッ 京太郎「え…うわっ」 モモ「私をこんなにした責任…ちゃんと取って貰うっすからね」 カン /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 怜「んっ、んんっ……ふっ、んんっ……どうや? ちゃんと、気持ちええ……?」 京太郎「は、はい。 園城寺さんの膣内……最高です……っ」 怜「怜、でええよ……ふふっ、んぁ……あぁんっ……須賀くんの、ごっつ硬ぅなっとるぅ……ふぅ、んんっ」 京太郎「はい……怜さんっ……くっ……!」 怜「あああっ……ええなぁ……気持ちええよぉ須賀くん……自分でするよりっ、ええよぉ……っ」 京太郎「……っ……っ」 怜「……ごめんなぁっ……須賀くんばっか動いて……っ、ああっ」 京太郎「気にしないでっ、感じてくださいっ……俺、怜さんの気持ちよさそうな所が、もっと見たいです……」 怜「あああんっ、嬉しい……須賀くんっ、須賀くんっ、須賀くっ、あ、あ、あっ、ああぁっ!」 京太郎「……っ、イキますよ怜さんっ……」 怜「うんっ、うんっ! 来てぇ! な、膣内っ、来てぇ! 須賀くんでいっぱいに……っ!」 京太郎「……くうっ!」 ビュクッ 怜「っ――――!!」 ビクンッ !! 怜「――――あはぁっ…………はぁ……」 京太郎「……っふぅ……はぁっ……はぁぁ……」 怜「んふっ……須賀くん、今日は一段と凄かった……」 京太郎「そうですか……? そりゃきっと怜さんが気持ちよすぎるからですよ」 怜「ふふっ、おーきにっ……須賀くんはええ子やなぁ……」 京太郎「……それで、体調の方は?」 怜「頗る調子がええよ。 須賀くんとシて以来、どんどん元気になっとる気がする」 京太郎「嬉しい限りですけど……それでも、無茶はしないでくださいね?」 怜「わかっとるて。 ……もう、ウチだけの身体やないもんな……」 怜「リューカ、セーラ、泉……千里山の皆……」 京太郎「そうですよ。 千里山の皆さんの為にも、しっかり滋養に……」 怜「それと、須賀くんっ」 京太郎「えっ?」 怜「……なっ?」サスサス 京太郎「……え゛っ」 怜「そいじゃな。 またここで」 京太郎「ラブホ代……毎回割り勘ですいません……」 怜「気にせんでええのっ。 おねえさんに任せときや」 京太郎「……うぅ」 怜「ほななっ」 竜華「……怜……? 今、ラブホから……?」 竜華(しかも……男連れ……!?) 竜華「……っ!」ダッ 京太郎「……こういうのは男が払うもんだよなぁ……。 ……情けねぇ……」 竜華「そこの情けない男!! お前や!!」 京太郎「えっ?」 竜華「ちぃとツラ貸して貰おかぁ……?」 竜華「はぁ~~っ!?」 京太郎「いや、ホントなんですよこれが嘘みたいですけどホントに」 竜華「そんなエロゲでもあるまいし……ありえんやろっ!?」 京太郎「でも事実、怜さんの体調は回復に向かってますし……」 竜華「んっ……んん~……確かに……」 竜華(確かに最近の怜は体調も良い傾向だし、雀力も上がってきてるし……お、"オンナの魅力"が高まってるようやし……) 京太郎「でしょう?」 竜華「……ぬあああああっ! 納得いかん~~!!」 京太郎「そんな駄々こねられても……」 竜華「……」 竜華「……でも」 京太郎「?」 竜華「……ウチらは怜に……辛い責任負わせてもうたんやな……」 京太郎「………」 竜華「……す、須賀!」 京太郎「あ、はい」 竜華「ホンマに……ホンマにお前の……ぇき……」 京太郎「はい?」 竜華「せ、せいえき! 精液! せ・い・え・き!」 京太郎「は、はい。 精液」 竜華「せい……精液飲んだら……強うなれんのか……?」 京太郎「……まぁ、絶対とは言えないかも知れませんが……」 竜華「……ウチが怜の代わりになる」 京太郎「?」 竜華「……怜に無茶させん為にも……ウチが怜の代わりに強くなる!」 竜華「だからっ! ……だから怜とは金輪際……」 京太郎「……」 竜華「……なっ? なっ?」 ……ドピュッ 竜華「ハァ……ハァ……おま……もぅ……」 京太郎「お、お疲れ様です。 ……大丈夫ですか?」 竜華「ウチ……ウチ、初めてやったのに……あんな激しく……」 京太郎「す、すいません……」 竜華「……でも……これで怜とは……」 京太郎「はい。 これからはずっと清水谷さんと」 竜華「ず、ずっとってなんやねん! ……ず、ずっとって……そんな……アカン……アカンよぉ……」 .....タッタッタッタッ バンッ 怜「アカンっ、忘れ物してもうた……」 怜「わ…………?」 竜華「えっ?」 京太郎「あっ」 怜「…………えっ?」 カン /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// はやり「はぁんっ……! はやりのアソコに、きょーたろーくんの大事なのが入ってくるよっ……!」 京太郎「こ、こんなことホントにいいんですか?」 はやり「もう、前にした時はこっちが痛がるのも構わず、あんなに元気にはやりを襲ってくれたのにぃ」 京太郎「だ、だってあの時はまさか牌のお姉さんだなんて思いませんでしたし……!」 はやり「いいから、はやりの膣内を擦って気持よくして? いっぱいはやりを満足させて……」 京太郎「わ、わかりました。それじゃ……遠慮無く」 はやり「ああんっ……! 凄い、凄いよぉっ……!」 はやり「はやりのあそこ、きょーたろーくんに犯されてるぅ……! はやりの膣内、擦られちゃってるよぉ!」 京太郎「くぁっ……すご……こんな、気持よくて、びしょびしょで……! 感じてるんですか?」 はやり「うんっ……あんぁっ……! こんなの、気持よくないわけないよぉ! もっとぐちゅぐちゅにして、もっともっとゴシゴシしてぇ!」 京太郎「は、はいっ……!」 はやり「はぁんっ! 緩急まで、来ちゃって、凄いよぉっ……! 気持よすぎておかしくなっちゃう! はやり、壊れちゃう!」 京太郎「はぁ……はぁっ……! やべ、俺、もうっ!」 はやり「はやりもイキそう……きょーたろーくんのおちんちん、はやりの中で爆発させてぇ!」 京太郎「イクッ……!」 はやり「あっ…………あああっ……んぁあああああああああああああああああああああああああああ!」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6140.html
昨日の京は今日のシロ 京太郎「あの、案内してくれるのはとても助かるんですが・・・」 シロ「なに?」 京太郎「なぜ俺が白望さんをおんぶしてるんですか・・・」 シロ「気にしない気にしない」 シロ「それに役得でしょ?」 京太郎「なんでです?」 シロ「だってさっき駅のホームで胸ばっかり見てた」 京太郎「 」 シロ「良かったね今京太郎の背中に当たってるのはさっきまで京太郎がガン見してたものだよ」 京太郎「 」 シロ「女の子は男子のそういう目線に敏感だから注意しないとすぐ嫌われちゃうよ」 京太郎(モモのおもちガン見しててもモモには何も言われなかったのに・・・・) シロ「この先の交差点を左に」 京太郎「はいはいっと」スタスタ シロ「ここ」 京太郎「え? ここってただの家じゃないですか?」 シロ「だからここ」 京太郎「?」 シロ「私の家」 京太郎「!!?」 シロ「案内したから」 京太郎「いやいや俺は旅館の方に案内してほしかったんですけど!」 シロ「ここに泊まったらいい」 京太郎「会ってまだ3時間くらいしか経ってない人をそんなことの誘っちゃダメです!」 京太郎「いいですか白望さん。女の子はそう簡単に男を家に入れちゃいけないんですよ。じゃないと狼さんが現れて女の子を襲ってしまうからです!」 シロ「京太郎はそんなことしないでしょ?」 京太郎「しないですけど、でもダメですってば」 シロ「ちぇー仕方ない。今日は諦める」 京太郎「なんですかその明日もみたいな」 シロ「だって家族旅行でしょ? 何日いるか知らないけど」 シロ「それと携帯持ってる?」 京太郎「持ってますけど・・・」トリダシ シロ「じゃ、赤外線送して」 京太郎「俺のなんかでいいんですか」ポチポチ シロ「京太郎のがいい」 京太郎「・・・・・わざとっすか?」ソウシン シロ「ばれたか」ジュシン シロ「今日ありがと。帰ったらメールしてね京太郎」ガチャ 京太郎「いやあの、俺の宿泊先は!?」 シロ「隣のホテルでしょ?」 京太郎「!?」 シロ「じゃ」バタン 京太郎「まさか本当に隣のホテルだとは思わなかった・・・白望さんってすげー」 シロ(ふふ・・・初めて男の子のメアド手に入れた) シロ(早くメール来ないかな・・・・) シロ(やる気出しすぎた・・・もうだめ・・・ダルい)zZZ わんこの名前にシロってつけること多いよね 京太郎「岩手といったらやっぱりわんこそばだよな!」 シロ「そうだね」 京太郎「あのいい加減降りてくださいます?」 シロ「それは出来ない相談」 京太郎「さいですか・・・」 シロ「あと、わんこそばだけじゃないよ」 シロ「冷麺とかじゃじゃ麺もある」 京太郎「じゃじゃ麺ってなんです?」 シロ「甘辛い肉味噌味の麺料理」 京太郎「なるほど・・・」 シロ「食べ物ならたくさんある」ドヤッ 京太郎「全部まわりませんからね!」 シロ「あ、そうだ」 京太郎「どうしました?」 シロ「慰霊の森の近くにだけは絶対行かないでね」 シロ(京太郎には私が乗ってるから大丈夫だよね) 京太郎「確か日本最恐の心霊スポットって前テレビで放送されてましたね」 シロ「うん、だからダメだよ」 京太郎「そんなとこは行きたくないですよ流石に」 シロ(京太郎が呪われたらおぶってもらえなくなるし) シロ「ほら早くしないとわんこそばが逃げるよ」 京太郎「全く・・・白望さんは歩いてないじゃないですか」 シロ「細かいこと気にしてると嫌われる」 京太郎「わかりましたよー」 ※この後わんこそばとじゃじゃ麺と冷麺を制覇したのは別の話っす シロもお世話好き? 京太郎「なんかすいません」 シロ「気にしてないから大丈夫」 京太郎「こっちの土地勘ないんで頼れる人が白望さんしかいなくて」 京太郎「迷惑だったら遠慮しなくて言って下さい」 京太郎(なんで白望さんはワンコールで電話に出れるんだろうか・・・) シロ「どうかした?」 京太郎「ちょっと考え事をしてて」 シロ「そっか」チョンチョン 京太郎「なんです?」 -- >  ̄ ` 、 __ / ム __ `/ ヽ _ ム > | '' < ,' お ,´ -- ` > ´ ..-||  ̄T ニ二 ! .ん | ヽ / Y 。 || i | -―― | ぶ | \ , 乂 ||/ =- / し | ヽ. / 〃/  ̄! て | / ` / -‐ ''"/ ', : | ヽ l !} i/ ∧. : / l ', __ 〃| / 、___/ } | / 、 Y 。 || //! イ / ,' ! ̄ \ \ 乂 || 〃 イ/ ' / 、\ \_ \ ||// / / / ヽ \ ´ ヽ>x / ./! / /ヽ 、 / \ ヽ ー、 / / / / ヾ 、 / ヽ / ー‐/ 〃 / / ' .{/ヽ } } !ヽ. / |!〃 !∥ / 从 | |! l j リ } シロ(やっぱりこの背中・・・落ち着く)クンクン シロ(それにいい匂いもする・・・) 京太郎「あの、首元に息がかかってくすぐったいんですけど」 シロ「どんまい」 京太郎「ちょっとなんで俺が励まされてるのかわかんないんですけど」 シロ「うるさいなぁ」 京太郎「・・・・・・」ユッサユッサ シロ「そんなに背中に押し当てたいの?」 京太郎「違います! 無言の抵抗ってやつですよ!」 シロ「仕方ないな・・・ういやつめういやつめ・・・・だる・・・」 京太郎「はじめからやらなきゃいいのに・・・」 シロ「そういえば今日は私がお弁当作ってきた」 京太郎「明日は槍が降るんですか外には出ないでおこう」 シロ「そんなこという人には食べさせない」 京太郎「冗談です。白望さんのお弁当たべさせてくださいっ」 シロ「仕方ないなぁ」 シロ「じゃあ、そこの広場の芝生にいこっか」 京太郎「了解っす!」 京太郎「で、シロさんなにしてるんです?」 シロ「なにって食べさせてあげようかと」 京太郎「いやいやいやそれくらい自分で食べられますしそこまでしてもらわなくても大丈夫ですから」 京太郎「他の箸あります?」 シロ「だるいから持ってくるの忘れた」 京太郎「 」 シロ「ほら早く口あけて」 シロ「あーん」 京太郎「アーン」モグモグ シロ「どう・・・かな?」ウワメヅカイ 京太郎「めちゃくちゃ上手いっす」ニコッ シロ「そっか」 シロ「まだまだあるからたくさん食べてね」ニコニコ 京太郎「もちろんっす!!」 ※京太郎に全部あーんで食べさせましたがそれは別の話・・・だるいし さよらなは言わないよ また会おうね 京太郎「白望さん」 シロ「なに?」 京太郎「やっぱりおんぶさせるんですね」 シロ「もちろん」 シロ(もうこの背中には乗れないかもしれない・・・ね)クンクン シロ(この匂いとも・・・・) 京太郎「泣いてます?」 シロ「そんなわけない」 京太郎「そうですよね。白望さんには涙は似合わないっす」 京太郎「いつも通りだるそうにしてくれた方が白望さんらしいっす」 シロ「そっか」 シロ「もう降ろして」 京太郎「自分から言い出すなんて珍しいですね?」 シロ「もう電車来ちゃうからね」 <○○セン デンシャガトマリマース <ハクセンノウチガワマデオサガリクダサーイ 京太郎「そうみたいっすね」 シロ「だね」 京太郎「なんか岩手に来て白望さんに会えてすげー楽しかった っす」 シロ「私も」 京太郎「長野に帰っても白望さんのこと忘れません」 シロ「シロ」 京太郎「え?」 シロ「白望じゃなくてシロでいい」 京太郎「・・・・はいっ! シロさん!」 シロ「最後に京太郎へプレゼントあるから」 京太郎「え、マジっすか?」 シロ「だから目を瞑ってくれる?」 京太郎「わかりました」メヲトジル ふわりと鼻をくすぐるような匂い――――。 何度も嗅いだことのあるシロの匂い――――。 その刹那、唇を何かが触れる。 とても柔らかくそれでいて少しだけ湿っているそれは感触を確かめることも出来ず唇から離れていった。 驚いて目を開くとそこには視界いっぱいにシロの顔があった。 シロは悪戯っぽく微笑み イ/ > '" / / ,, - ''"‐‐- ,,_ , /! = 、 ` ‐-- ''"/ -( ´ ヽ、 ̄` - 彡 / ゝ- ,, ー-- ニ==彡 イ / / ヽ -= ヽ、 __ (〃 イ イ "'' - ,, ヽ ヽ -=` イ ,' ,' l 丶 `"''<"''< } > / / /! ! , ! ヽ ,, ヽ ) /"' -‐< ( / // ! l 、 \~"''< ヽ ./ ヽ、 { /〃 il  ̄ 三 \ゝ - ,,斗= ミ ヽ} ヽ }\ 、` ゝ { ヽ l}/弐芯示 ´ 以 ゚ リ/ l } l/ 丶) ヽ) j 、! ゝ‐ ' `¨´ ' / 丶 ヽ / l lヽ', ' ''' ,' ' } ', } あんだのごと / l 、 / / / /〃 好きだって言ってっぺ。 ∧ 、、 、 ヽ - /ノ, ノイ ノイ `  ̄ ミ゙丶 __ , イ ≦´ ̄ ̄`ヽ , ' _ ノ〔.リ ,、‐-彡/ / / ', _/ ´ ム ハ ゞ=く . } ., ー- ..,,__/ / } γ {/ { . . // `ヽ__ ', > ´ ̄、ヽ / )' ァ--- == 、 __},,.> |. _r ´ __, ヽヽ}/ ; '> `¨´ ヽ ̄ r。 ! l {(´/_,,..-≦--´ー==チ } | {、 | > ´ / . .;.' . /ィ"´ ノー-rォ- 彡ヽ ! r ´ , . . . ' . . ′ {. | | } | i `ミ、,! . . . . . .{ . | | | y' リ. ! ! . . . . . . | . !. |」 | {. ', . |. . . . . . . | . ' .} } ! | ハ . ! . . . . . . .| ,. ' .| ヾ |. / ヽ . . | . . . . . . . ,.ィ´ / ´ ハ ミ、 ' `ー-、 | . . . . . . . ! "´ ' { 〉. { ', ';. . . . ./! ´ } / } } ';. /| | ハ / ! / ハ | | \ / ヽ _ ,,..イ | '/.', Vハ `゙ ヽ ゝ __ ,,..ィ } ∧ ', { / ;′ / ∧ハ. ヽヽ その後のことはあまり覚えてない。 聞いた話によると顔を真っ赤にしてずっと茫然としていたらしい。 ただ一つ言える事は京太郎のファーストキスもこの時奪われてしまったらしい。 テルスさんの悪夢 桃子「京さーん」フリフリ 京太郎「……」スタスタ 桃子「あれ? 聞こえなかったっすか?」 桃子「京さーん!」 京太郎「………」スタスタ 桃子「ぐぬぬ」 桃子「絶対からかってるっすね!」 桃子「なんで目の前にいるのに無視するっすか! 酷いっす!」 京太郎「………」スタスタ 桃子「…京さん」 桃子「京さん…」グスッ 京太郎「………」スタスタ 桃子「……うわぁぁぁん」ポロポロ 桃子「京さんが…京さんが…」ポロポロ 桃子「私のこと見えなくなっちゃったっす……うわぁぁぁぁぁん」 桃子「京さんっ京さん京さんっ////」スリスリ 京太郎「 」 桃子「京さんっ京さんっ////」スリスリ 京太郎(あ、ありのまま今起こったことを話すぜ…。身体に重くて目を覚ましたらモモが俺の上に乗って身体を擦り付けていた。何を言ってるかわからねぇと思うが俺も何をされてるかわからねぇ…。おもちとかステルスとかそんなもんじゃ断じてねぇ…。もっと恐ろしい者の片鱗を見た気がするぜ…) ※二時間くらいスリスリされたようですが京ちゃんはなんとか理性を保ったそうですが別の話です ポンコツナース 咲「京ちゃん…大丈夫?」 京太郎「ちょっと熱あるくらいだから寝てればすぐ治るさ」 咲「うん分かってるよ京ちゃん」 京太郎「えっと咲? 目が怖いんだけど」 咲「京ちゃんはいつも無理しちゃうから今回も無理してるんだよねっ」 京太郎「ちょっと待てその手に持ってるものはなんでしょうか…?」 咲「うふふ…これは座薬って言ってね、京ちゃんのお尻の穴にいれるものなんだよ?」 京太郎「いやいいそんなことしなくて大丈夫だから!」 咲「これは京ちゃんのことを思ってのことなんだからちゃんと受け入れなきゃダメなんだよ!?」ゴッ 京太郎「ひぅ!」ビクッ 咲「さぁ京ちゃん」ズイッ 咲「早くズボンを脱いで」 咲「座薬を入れさせて?」ニッコリ ※この後ステルス少女に見つかり京ちゃんのお尻の処女の危機になりますがそれは別のお話です ステルスヤキモチ 桃子「京さんおんぶっす」 京太郎「ダメ」 桃子「おんぶっす」グイッ 京太郎「なんでそんなにおんぶに拘るんだ?」 桃子「旅行先では別の女の子にしたのに私には一回もしてくれないからっす」 京太郎「なぜバレてる…」 桃子「京さんのお義母さんに聞いたっす!」ニッコリ 京太郎「なんか違和感合ったんだけど気のせいか?」ウーン 桃子「気のせいっす!」 桃子(だって京さんは私の旦那様っすから!!) ※この後めちゃくちゃおんぶした クンカッカークンカクンカー 桃子「これより第一回を始めるっす」 咲「おー」パチパチ 照「おー」ポリポリ 桃子「まずは私からいくっすよ!」ガサゴソ 桃子「じゃじゃーん」 咲「そ、それはっ!」 桃子「この前( )京さんの家に行ったときに拝借したYシャツっす!」ババーン 桃子「今日は皆でこれをクンクンするっす」 咲「え…いいの? だってこれはモモちゃんの宝物なんでしょ?」 桃子「いいっす」 桃子「これを一人でクンクンしても得られるのは少ないっす」 桃子「でも、ここにいる皆で共有して京ちゃんの素晴らしさを確認しあいたいっす」 咲「…モモちゃん」ウルウル 桃子「…咲ちゃん」ウルウル 照「どれどれ」クンクン 桃子「あー照さん独り占めはズルっすよ!」 咲「お姉ちゃん! 次は私に貸してっ!」ゴッ 桃子「京さんのものは私のものっすよー!」 京太郎「あれー、俺のYシャツどこやったかなぁ」ガサガサ ※この後京ちゃんのYシャツを皆で仲良くクンカしました 京太郎はおもちすき 桃子「京さんっ」ムギュゥ 京太郎(うおぉぉぉぉナイスおもちビバおもち!) シロ「京太郎…おんぶ」 京太郎「はい喜んで!」ヨッコイセッ 咲「京ちゃんっ」ダキッ 京太郎「フッ…」アワレミノメ 咲「 」 咲「京ちゃんが大きなおもち好きになったのはあなた達のせいだよっ!」ウガー 桃子「計画通り」キリッ シロ「どうでもいい…」ダル 咲「絶対京ちゃんを更生させるんだからっ!」ゴゴゴ ※咲の更正の結果、お尻好きにもなりました。 進学先 京太郎「進路希望調査表かぁ」 咲「そういえば京ちゃんはどこの高校にするの?」 京太郎「家に近いし清澄にしようかなって思ってるんだけどさ」 京太郎「咲はどうするつもりなんだ?」 咲「私は…まだ決まってないかな」 咲「というか京ちゃんはモモちゃんにどこに行くか聞かないの?」 京太郎「聞かないよ」 咲「どうして?」 京太郎「確かに同じ高校になれれば楽しいだろうけど」 京太郎「違う学校になってもこうやって一緒に遊んだり出来るしな」 京太郎「無理に同じ高校入らなくてもいいんじゃないかって思う」 咲「ふーん」カキカキ 京太郎「咲?」 咲「出来たっ」 咲「私、清澄に行くことにする」ピラッ 咲「高校行っても京ちゃんと一緒にいたいから」ニコッ 京太郎「…咲」ドキッ 咲「なんてねっ」 咲「京ちゃんは私がいないと寂しくて泣いちゃうから仕方なく一緒の高校に行ってあげるだけだよーっだっ」 咲(モモちゃんには悪いけど私だって負けるつもりはないんだからねっ!)
https://w.atwiki.jp/kyouiwate/pages/147.html
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/30(日) 04 59 55.60 ID 3XVD5SURo 【塞ちゃんが京太郎を一日監禁】 塞「あっ、京太郎君、起きてたんだ」 塞「側にいられなくてごめんね。朝ごはん作ってたから……」 塞「おはよう。よく眠れた?」 京太郎「……おかげさまで」 京太郎「手錠がなければもうちょっと安眠出来たと思うんですけど」 塞先輩の手作り弁当を食べたら、強烈な睡魔に襲われて。 目が覚めたら拘束されてました。 塞「あー……、ごめんね、痛かった?」 塞「手錠の内側にクッションとか入れたらちょっとはマシになるかなぁ……」 塞「後で買い出しに行くから、その時に探してみるよ」 塞先輩の、あまりにもいつも通りな様子が、逆に空恐ろしい。 塞「他に何か欲しい物はある?」 京太郎「……自由」 塞「ふふっ、哲学的だね、京太郎君」 京太郎「いやいやいやいや、欲しいのは肉体的自由ですから」 塞「んー、とりあえずご飯にしよっか」 京太郎「聞いちゃいねぇ!」 774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/30(日) 19 37 37.72 ID 3XVD5SURo 塞「多めに作ったから、たくさん食べてー」 京太郎「どうやって食べれば……」 塞「心配しなくても、ちゃんと食べさせてあげるよ」 塞「あっ、口移しの方が良い?」 テレ 京太郎「……ノーマルコースでお願いします」 塞「そ、そうだよね。まだそういうのは早いよね」 京太郎(まだ……?) 塞「美味しい?」 京太郎「あ、はい」 京太郎「やっぱ先輩って料理上手いですよね」 塞「あはは……、ありがと」 京太郎「ごちそうさまでした」 塞「はい、お粗末様」 京太郎「で、そろそろ手錠外してくださいよ」 塞「あっ、うん、そろそろ行かないと部活遅れちゃうもんね」 ガチャガチャ 塞「はい、外れたよ」 京太郎「ありがとうございます……って」 京太郎「そこは外しちゃ駄目でしょ!?」 塞「えっ」 778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/30(日) 20 21 49.68 ID 3XVD5SURo 塞「そっちが外してって言ったんじゃない」 京太郎「もっと自分を強く持ちましょうよ」 塞「だって、京太郎君に嫌われたくないし……」 京太郎「じゃあ最初から手錠もやめてください!」 塞「……あ、もしかして手錠嫌いだった?」 京太郎「好きなヤツなんているんですか」 塞「……」 ポッ 京太郎「あ、いるんだー……」 塞「でも困ったな、手錠が駄目となると……縄とか……?」 京太郎「どうしてまた拘束するつもりなんですか」
https://w.atwiki.jp/sangamaki/pages/7.html
・キャラ個別 ・憩 ・憩ちゃんと大人の医者ごっこ(意味深) ・見てしまった京太郎、見られてしまった憩 ・憩と京太郎、アブナイ関係?(良) ・憩の卒業式 ・もし京太郎と憩ちゃんが幼馴染だったら ・憩ちゃんと一緒に荒川病院のあとを継いだ京太郎、そのいちゃいちゃ子作りの日々 ・照 ・照の3日間 ・照との新婚生活 ・照と京太郎、いつかの未来 ・もし照が文化祭のコスプレ雀荘に部員として参加していたら ・咏 ・咏との結婚生活 ・咏、24歳に戻る 【side-24-】 【side-16-】 ・咏誕生日小ネタ:【2月23日】 ・エイちゃんとラッキースケベ【校内編】 ・霞と風呂でバッタリ ・いくのんデート!紳士と化した京太郎! ・池田妹と戯れる京太郎 ・華菜誕生日小ネタ:【2月22日】 ・総合(複数) ・清々荘の住人たちの休日の過ごし方 ・京太郎のイメージ調査 ・清々荘の年越し ・京太郎が居ないときの部活の状況 ・俺の隣人と隣人が修羅場すぎる ・京太郎に可愛がられる淡に嫉妬するメンバー ・京太郎に可愛がられるエイスリンに嫉妬するメンバー ・もし白糸台と三箇牧が併合したら ・清々荘の関西弁な彼女たちと大富豪をしよう! ・憩ちゃんに博多弁ドッキリをしてみよう!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3367.html
それは、彼の人生において、二度目の恋だった。 海の底のように真っ暗で、音一つない孤独な世界。現実ではない、不思議な世界。 そこは牌の世界だった。 京太郎(かわいい……) 牌さんを一目見て、彼はそう思った。 京太郎「あの、あなたは……」 声が震えそうになるのをなんとか抑えて、ブロンドの少女に話しかけた。 少女はゆっくりと顔を上げ、彼の顔を見て、鬼のような形相で言った。 牌「ああん!? 男がわたしにしゃべりかけんじゃねーよ。百合は神聖なもので 男は汚いの。わかる? わかったらさっさと消えろ」 おおう。 京太郎(……ええと……この人もしかして) 想像は当たる。 牌「この世界に男はいらない」 ――牌さんは百合厨だった。 1・ 中学三年生一月下旬 友人「なんだ、お前も清澄受けるのか」 今日は高校へ願書を提出しに行く日である。同じ高校に出願する生徒はみんな集まって直接高校へ提出する。 集合場所の教室で京太郎は友人に声をかけられた。 京太郎「ああ、清澄に行きたい理由があるからな!」 友人「しかしお前の成績で受かるか?」 京太郎「この前やった信学会の模試でB判定だった」 友人「お、成績上がったのか」 京太郎「英数理社は9割取れたしな!」 友人「マジかよ! なんでB判定なんだ」 京太郎「国語がな……9点しかなかった」 友人「漢字問題しか合ってないパターンか」 京太郎「……正解」 友人「つーか、あれ? お前ってわりと本、読んでなかったか?」 京太郎「ああ、あれは百合小説だからな。国語とは別物なんだよ。ちなみに最近のブームは主従百合だ」 京太郎なんせ主従百合は背徳感が二倍!まさにお徳なジャンル!ついでに主従どちらかのおもちが大きかったら完全に俺得!」 友人「マイノリティな趣味を大声で言うな」 京太郎「はぁ……。国語の問題が百合小説だったら得点取れるんだけどなー」 友人「ねーよ」 京太郎「僕っ娘百合小説とか問題に出たらたぶん俺、問題解くのそっちのけでその作品のssを書くと思うぜ」 友人「得点取れてねーじゃねーか」 京太郎「確かに……くそっ! 俺は一体どうすればいいんだ!」 友人「ほらよ、システム中学国語 論理入門編だ」 京太郎「……サンキュー」 友人「で、お前が清澄に行きたい理由って何なんだ?」 京太郎「え!? そ、そりゃあアレだ。清澄の図書館に百合姫の雑誌が置いてあるからだ!」 友人「……咲ちゃん目当てか?」 京太郎の言葉を無視して、友人はそう言った。 京太郎「うおっ、やめ……咲に聞かれたらどうする!」 友人「まだ来てねーよ」 京太郎は周りを見渡す。よかった、まだ咲は来てないようだ。 京太郎「あー……もう、からかうなよ」 友人「からかってねー。つーかさっさと告白しろよ」 京太郎「おおおうえっ いやいやいや、受験前だし! 変な影響して試験に響いたら困るし!」 友人「焦れったいなぁお前は」 京太郎「ほっとけ」 友人「それにしても百合男子のくせに普通に恋するんだな」 京太郎「ああ……正直、困惑してるよ」 女の子どうしの絡みにキュンキュンしたことは幾度となくあったが、一人の女の子を見て胸が苦しくなったのは始めての経験だった。 そもそも恋なんてしないと思っていた。女の子は女の子と付き合うべきであり、そこに男は不要だと常々思ってきた。 そして自分は男。自分は世界に不要な存在で、存在価値などない。そんなことを去年までは本気で考えていた。 しかし今では違う。いまは自分がこの世界に生まれてきたことに感謝している。 生きてるからこそ百合の妄想で楽しむことが出来る。 生きてるからこそ咲という少女に出会えた。 京太郎(百合男子失格なのかな……俺って) そう、失格かもしれない、でも構わない。 彼は普通に恋もする百合男子として生きていくことを誓ったのだ。 ――そんなふうに自己問答をしていたそのとき、教室の扉がガラッと開かれた。 入ってきた人物を見た瞬間、世界の色が鮮やかになったように感じた。 京太郎「(世界はどこまでも灰色なのに、好きな人はびっくりするほど色づいている。どうしてなんだろう)」 友人「(ポエムはやめろ)」 京太郎「(世界の美しさを時世時節で楽しむことができるならいつでも)」 友人「(だからやめろって)」 咲「すみません……道に迷っちゃって」 京太郎(三年間通った校舎で迷子! くそっ……かわいい!)キュンキュン 友人「(顔赤い顔赤い)」 生徒A「よーし、これでみんなそろったね! じゃ、清澄高校へ出発します!」 清澄高校を受験する13人がバスに乗り込んだ。 京太郎と友人の座った席の後ろに咲が座っている。 友人「…………」 京太郎「…………」 友人「(いやチャンスだろ、話しかけろよ)」 京太郎「(そ、そうしたいのはやまやまなんだが、どんな話をすればいいんだ)」 友人「(そりゃまあ、好きなものの話とか)」 京太郎「(え? 『私の世界を構成する塵のような何か。』の話をすればいいのか?)」 京太郎「(あの作品、男一人登場するけど必要か不必要かの話をすればいいのか!?)」 京太郎「(ちなみに俺は最初圧倒的不必要派だったけど最近はありかなとも思えるようになってきたぜ!)」 友人「(百合トーク以外で)」 京太郎「(え……思いつかねー。他に好きなもんねーし)」 友人「(お前は百合の純粋培養か)」 京太郎「(……いや、他にもあったな。最近は麻雀とかも好きだ)」 友人「(おっ、いいじゃねーか。麻雀って花形競技だし)」 京太郎「(だけどなあ……咲が麻雀やってるところって見たことないんだよな)」 友人「(へえ?)」 京太郎「(しょうがない……やはりここは『野ばらの森の乙女たち』の話を……!)」 友人「(だからやめろって! 百合好きは増えてきたとはいってもまだ少数なんだぞ! 軽蔑される危険性もあるんだ!)」 京太郎「(……悪かった。大丈夫、この趣味は他人に知られたらいけないってことは重々承知してるよ)」 友人「(……そのわりには俺に百合好きばらしちゃってるじゃねーか)」 京太郎「(それは、お前がこんなことで他人を迫害したりするやつじゃないってわかってるからだ)」 友人「(……はあ……まったく、こりゃずいぶんと信頼されてるな)」 京太郎「(事実だからな)」 友人「(ったく……よし、俺が話すきっかけを作ってやるよ)」 京太郎「(え、マジで!? どうするんだ!?)」 友人「(勉強会作戦だ)」 京太郎「(……おおっ)」 友人「(咲ちゃんは国語が得意科目、お前は苦手科目だ。これはお前が咲ちゃんに勉強を教えてもらう理由として十分だろ)」 京太郎「(なるほど……二人きり秘密の勉強会か……! 俺自作の百合名場面名鑑にも似たようなシーンが載ってるぜ!)」 友人「(それはしまってろ)」 京太郎「(はい)」 友人「…………というわけなんだ。こいつに国語の基礎を叩き込んでやってくれないか?」 咲「そういうことなら……うん、私で良ければ、いいよ」 京太郎「いいのか、咲?」 咲「うん、代わりに数学、教えてね」 京太郎「おう、国語以外なら任せろ!」 咲「国語以外は全部得意なの?」 京太郎「おう! 一番得意なのはゆr……」 友人「<●> <●>」 咲「ゆ?」 京太郎「ゆ……ゆ……ゆ、有機化学だ」 咲「中学分野の有機化学ってそんな範囲広くない気がするんだけど……」 そんなことを言われても他に「ゆ」で始まる科目を思いつかなかったんだからしょうがない。 京太郎「咲はどうして清澄を受けるんだ?」 会話が途切れないようにするためにそう聞いた。 慣れ親しんだ関係ならば沈黙していても居心地を悪くは感じないというが、まだ京太郎と咲の関係はその域に達していなかった。 咲「う~ん……近いからかな」 京太郎「ふむ、流川タイプか」 咲「歩いていける距離じゃないと道に迷っちゃうからね」 京太郎「へえ、北海道に行こうとして沖縄に行くタイプか」 咲「図書館の蔵書も多いし」 京太郎「確かに、百合姫どころか5号までしか発行してない百合姉妹まで置いてあるし」 咲「学力的にもちょうどよかったし」 京太郎「まあ、やっぱりそれが一番だよな」 咲「須賀くんは?」 京太郎「………………」 苗字+君付けかー。まだ壁を感じるな……。 そうだ、目標を立てよう。中学を卒業するまでにあだ名で読んでもらう! 小さすぎる目標な気もするが気にしない! 京太郎「俺が清澄を選んだのは……」 ――咲がいるから。 女慣れしているイケメンとか、鈍感系ハーレム主人公とか、他の世界線の俺とか、 少女向け恋愛漫画に出てくるキャラならそんな台詞も吐けるかもしれないが、自分には言える気がしない。 どうせ言おうとしても噛んで 「さ、さきがいるから」 「ささき? 佐々木って誰? 長野県警察本部長の佐々木真郎さんのこと? へえ、あの人清澄出身だったんだ」 「え、ちがっ、そうじゃなくて」 「違うの? あ、分かった! 佐々木彩夏ちゃんだね! 須賀くん、ももクロ好きなんだ!」 「私も『行くぜっ! 麻雀少女』よく聴くよー。でも残念ながら清澄にあーりんはいないよ!」 みたいなことになるに決まっている。 京太郎「……そうだな……学食のメニューに惹かれて、だな」 咲「確かにメニュー多いよね」 京太郎「レディースランチが特に美味そうだった」 咲「それは須賀くん、食べられないんじゃ……」 当たり障りのない会話を続けている内にバスは八久保小学校前に到着。 バス停から五分ほどの場所にあった清澄高校に入る。 高校の先生にどこからか見られている気がして、普段は閉めていない第一ボタンと首のフックまできちんと閉め、 ダサいからという理由で一度も付けたことがない名札バッジをきちんと付けた。 友人はそんな京太郎を見て似合わねえと笑っていたが、その友人も同じような格好をしており、思わず笑ってしまった。 友人「さっきの会話、まだまだだな」 京太郎「うそだろ。けっこう話、弾んでたぜ?」 友人「レディースランチのくだり。あそこは『だったら俺の代わりに注文してよ』ぐらい言えよ。そしたら一緒に飯食う約束も出来るじゃん」 京太郎「ぐっ、確かに」 友人「しかも図書館のくだりじゃ百合姫の話に百合姉妹の話までしやがって」 京太郎「いやいやそんな話してねーよ」 友人「してた」 京太郎「してた?」 友人「してた」 ……やってもーた。おそらくテンパりすぎて無意識に口に出ちゃったのだろう。 京太郎「何だろう……こう、俺が百合好きなのを隠すうまい方法ってねーかな」 友人「別のものを好きなふうに装うとか、どうだ?」 京太郎「なるほど……Aさんのことが好きなのにBさんを好きなふりをして、Aさんへの恋心を隠すんだな」 友人「そうそう」 京太郎「俺自作の百合名場面名鑑にも似たようなシーンが載ってるぜ! でもそういうことしてたら事態がややこしいことに!」 友人「それ持ち歩くな」 京太郎「そうだな……じゃあここは男らしくおっぱい好きでも装うか」 友人「装うも何もおっぱい好きだろ、京ちゃん」 京太郎「はい、胸の大きさに差がある百合ップルが好きです! 須賀です!」 友人「それにおっぱい好きって……印象よくねーよ」 京太郎「隠語を使うなんてどうだ?」 友人「プリンとかか?」 京太郎「白くて……柔らかくて……丸くて……すべすべ…………おもち……そうだ、『おもち』なんてどうよ!」 友人「妊娠中におもちを食べるとおっぱいが張りすぎて、赤ちゃんが飲みづらくなるらしいし、母乳の質が悪くなるらしいぞ」 友人「おもちとおっぱいの相性は良くないのに隠語に使うのはありなのか?」 京太郎「アリだな」 友人「ならいいけど」 京太郎「今日から俺はおもち好きだ!」 友人「正解は?」 京太郎「越後製菓!」 校門の前に辿り着く。 京太郎「じゃ、俺は寄るところがあるから」 友人「どこ行くんだ?」 京太郎「麻雀部を見学してくる」 校内マップで部室棟がどこにあるかを確認する。どうやら二階の連絡通路を通って行くのが一番近いらしい。 部室棟に入ると汗っぽいにおい、絵の具のにおい、埃っぽいにおいが充満しており、ほとばしる青春の香りだぜ、と感じた。 扉に貼られたプレートを一枚一枚確認していく。 京太郎「あれ?」 見落としたのだろうか。麻雀部の文字を確認することが出来なかった。 京太郎「もう一回見なおすか」 今度は見落とさないように心の中で部の名前を暗唱しながらチェックする。 麻婆部で一瞬ビクッとなったがやはり麻雀部はない。 京太郎「おっかしいなー、案内には麻雀部あるって書いてたはずなんだけど」 見つからない以上、諦めるか誰かに聞くかの二択だ。 だが知らない人に声をかけるのは得意ではない。 店で買物するとき目当ての物がどこにあるか分からなくてもなかなか店員に聞けないタイプだった。 京太郎「いやいや、落ち着け俺。ちょっと聞くだけだ。怖がる必要はないだろ」 ちょっと聞くだけとはいえ高校生に話しかける度量はない。そのため教師らしき人を探す。 部室棟に教師は来ないようだったので校舎の方へ戻った。 どこかに話しかけやすそうな先生はいないかとキョロキョロしていたそのとき、印刷室からスーツの女性が出てきた。 小中学生なみの小柄な女性で本当に教師なのか疑ったが、話しかけやすそうではあったのでその人に決めた。 京太郎「あの、すみません」 女性「はい、先生です」 先生だった。 京太郎「麻雀部ってどこにあるかわかりますか」 女性「麻雀部?」 聞きなれない単語を聞き返すときのような声で、彼女は言った。 女性「うちに……麻雀部はないんじゃないかと先生は思いますけど」 京太郎「そうなんですか? ホームページの部活一覧には載ってたんですけど」 女性「ちょっと待って下さいね」 そう言うと女性は印刷室の扉を開けた。 女性「ねぇイッチー! うちに麻雀部ってあったっけ?」 一太「どうしたんですかササヒナ先生、突然」 そう言いながら部屋の奥から出てきたのはフレームのうすい眼鏡を掛けた男子高校生だった。 一太「んっ? 君、麻雀部を探してるのかい」 京太郎「はい、部室棟になくって……」 一太「ああ、なるほど。麻雀部はね、旧校舎の最上階……正確には屋根裏なんだけど……そこにあるんだ」 京太郎「よかった……麻雀部、ちゃんとあったんですね」 一太「まあいろいろわけありでね……。竹井久、っていう人が部長だから、麻雀部のことはそこで聞いてみるといいよ」 ササヒナ「さすが副会長! 詳しいね!」 一太「元部員ですから」 この副会長と教師、かなり仲が良いらしい。会話のテンポが小気味良かった。 京太郎「ありがとうございました。いってきます」 一太「おっと、最後にちょっといいかい」 旧校舎に向かおうとした京太郎を、彼は呼び止めた。 一太「こんなことを強制はできないんだけど……君が清澄に合格したら、麻雀部への入部を前向きに検討して欲しい」 京太郎「そんなに俺、麻雀強くないですけど」 一太「君は、やめないタイプじゃないか?」 京太郎「えっと……『何を』かによりますけど、根気だけなら、まあ」 一太「うちの麻雀部には君みたいなタイプが必要なんだと思う」 どういうことだろう。 一太「ま、頭の隅でもいいから、今の言ったことを覚えておいてくれないか」 京太郎はさっきまでのことを思い出しながら旧校舎へ向かっていた。 京太郎「ロリ教師か……。百合の妄想に使いたいけど、男の副会長と仲良くしていたのが百合の妄想の邪魔だな」 京太郎「いや、何のために神は人間に妄想力を与えたと思ってるんだ! 副会長を女の子に変換するんだ」 京太郎「ほらあっという間に百合ップル完成! 教師と生徒の百合妄想って最初、抵抗あったのになぁ……」 京太郎「主従百合にハマってからはイケる口になっちゃったなあ……。学生やってると身近だもんな、先生×生徒は」 京太郎「でも商業作品の長編で先生×生徒の話、まだ見たことないんだよなぁ……」 京太郎「たくさんあると思うんだけど俺の検索網には引っかからない……誰か百合の師匠がいればいいんだけど、ちくしょう」 そうこうしているうちに旧校舎に到着。古そうな感じではあったが、建物の造りがどことなくおしゃれだ。 木目を上手く活かした壁や柱は、しゃれたペンションのようだった。 京太郎「おっ、ここか」 ついに麻雀部のプレートを見つける。 京太郎「すみませーん!」 扉をノック。硬い木だったので手が少ししびれたがカンカンといういい音が響いた。 ところが返事がない。 しばらくしてさっきよりも強めに扉を叩いたがやはり返事はなかった。 京太郎「失礼します」 おそるおそる扉を開こうとする。が、やけに重い。強く力を込めるとギギギギキィーッという甲高い摩擦音がした。 京太郎「立て付け悪っ……」 旧校舎というからにはやはりあまり整備されていないのだろう。 京太郎「勝手に油さしちゃってもいいんだろうか……安いしイイよな?」 カバンを探る。 京太郎「しまったKURE 5-56、持ってきてねー……あ、でもシリコンスプレーがあるじゃん」 京太郎「そうそう、椅子がギーギー鳴るから今日スプレーしたんだったっけ。よしよしこれでいいや」 蝶番のところに吹きかけ、扉を開け閉めする。徐々に開閉に要する力が減り、滑りが良くなっていくようだった。 京太郎「ひどく満足である」 「あなた、なにしてるの?」 京太郎「うおっ!?」 後ろから急に声をかけられ、京太郎は動転し声を上げた。 「あら、扉が軽くなってる。もしかしてあなたが?」 京太郎「あの、すみません……整備の血が騒いじゃって」 「いやいや、ありがとう。新入生が来るまでに何とかしなきゃとは思ってたんだけど、手間が省けたわ」 京太郎「もしかして竹井さんですか?」 久「あら? どこか出会ったことあるかしら」 京太郎「副会長……だったかな……に聞いたんです」 久「そう、あいつ……ね。そっか」 遠くを見るような目で彼女は言った。 久「今は麻雀できないんだけど、どうする須賀君? 部室見てく?」 京太郎「お願いします……ってあれ、どうして俺の名前を」 久「名札」 そう言って久は京太郎の胸ポケットを指差した。 京太郎「ああ、なるほど」 普段は名札なんか付けないので忘れていた。名札を外し、ようやく部室に入る。 周りを見渡す。ステンドグラスにシーリングファン、高い天井と年季は入っていたが豪華な部屋だった。 京太郎「この部屋、学校に見えませんね」 久「元校長室だから」 京太郎(校長から部屋を強奪したのかこの人……) 久「……新校舎が出来るときに校長室は移動したのよ」 京太郎「よかった、強奪してないんですね」 久「一応言っておくけど、私はそういうことするタイプじゃないからね」 そうは見えないと思いながらも、京太郎は卓の前に座る。かなり旧式タイプの卓で使い込まれている様子であった。 久「ごめんなさいね、実はその卓、故障しちゃってて、修理しないといけないんだけど……」 久「実は今、新しい卓を買う為に部費を貯めてるのよ」 京太郎「だいぶ古いですもんね、これ」 久「創部当時から使い続けてるらしいわ」 京太郎「いつ買えるんですか」 久「あー……えーっと、もうすぐ、かしらね」 京太郎「……もしかしてこの卓、だいぶ使用してないんじゃないか」 久「んー……まあね、かれこれ三ヶ月ぐらい?」 京太郎「よかったらこの卓、修理しましょうか」 久「できるの!?」 京太郎「中学じゃ『長野の整備王』として名を馳せてます」 久「なんだか雑用が得意そうな名前ね」 京太郎「それは風評被害です」 毎日持ち歩いている整備グッズを取り出し、卓を解体していく。 京太郎「ベルトは――あと三ヶ月ぐらいは持ちそうですね。うん、部品の老朽が故障の原因ではなさそうです」 京太郎「シリコンスプレーとかを使えば何とかなりそうです」 シリコンスプレー万能説。ホームセンターに行けば500円以内で買えるので、ぜひ買うべきである。 手慣れた手つきで調整を続ける京太郎。 京太郎「これでいいかな……牌を借りてもいいですか」 久「ちょっと待っててね……はい、これよ」 ケースに収められた140ほどの牌。 ――それは、どこにでもある普通の牌。表面についた細かい傷は、この牌が長年使われてきたものであることを物語っていた。 ――ただそれだけの牌。見た目には奇妙なところはひとつもない。 ――だが京太郎は、その牌に触れるのが恐ろしかった。 京太郎「……お借りします」 それでも彼は触れた。 京太郎「ぃいっぅがっっ!?」 頭から血液が抜き取られたような脱力感が襲い、そして景色が白く染まり――。 目を開けると真っ暗な世界に立っていた。 京太郎(ここは……いったい) 前後も左右も上下だってわからない空間を、ただひたすらに歩く。 京太郎(進んでるんだよな、これ? 同じ場所でもがいてるだけってことはないよな?) 何か目印がほしい。目印がなければ行動の指針も立たない。 必死で目を凝らして、なにか特別なものがないか探す。 そこに、ちいさな光が見えた気がした。 金色に輝く小さな光。 それは少女だった。 京太郎(かわいい……) 彼女を一目見て、彼はそう思った。 少女のイメージを一言で表すと――咲に雰囲気が似ている少女だ。 京太郎「あの、あなたは……」 声が震えそうになるのを根性で抑えて、金髪の少女に話しかけた。 少女はゆっくりと顔を上げ、彼の顔を見て、鬼のような形相で言った。 少女「ああん!? 男がわたしにしゃべりかけんじゃねーよ。百合は神聖なもので 男は汚いの。わかる? わかったらさっさと消えろ」 おおう。 京太郎(……ええと……この人もしかして) 想像は当たる。 少女「この世界に男はいらない」 ――完全に百合厨だった。 京太郎「お前が……!」 少女「ん?」 京太郎「貴様らのせいでマナーのいい百合好きまで白い目で見られるんだぞ!!」 少女「なんだお前は」 京太郎「ただの百合好きだ!」 少女「男が百合好きィ? 何言ってんだお前? 男は不要なものだろ、つまりお前も不要物だろ。お前の存在が百合の邪魔だろ」 京太郎「一理あるぜ、お前の意見! 俺もそう思ってずっと苦しんできたからな! しかし今の俺はそんなものは乗り越えた!」 少女「乗り越えたんじゃないだろ、男不要の真理を悟って諦めたんだろ? 真理を覆しようがなくって考えるのをやめたんだろ」 京太郎「言いたいことを言いやがって……! 貴様とは決着を付けなくてはならないようだな……!」 少女「いいだろう……私が世界の真実というものを教えてやろう」 京太郎「俺の名は須賀京太郎……あるときは男子中学生、またあるときは『長野の整備王』……」 京太郎「しかしその正体は『百合男子連合雑用担当《エピ百合アンの須賀》だ!」 少女「わたしの名前は《麻雀 牌》。表の顔は牌世界の支配者! しかしその正体は――全麻雀少女百合化計画の主導者!」 京太郎「全麻雀少女百合化計画だと!?」 牌「くくくく、恐ろしいか?」 京太郎「いや、その計画いいっすね」 牌「えへへー/// でしょ?」 京太郎「その計画が達成されれば竹井久先輩も百合になるのか……イェスイェスイェス!」 京太郎「きっとあの人、中学のときはちょい不良で純粋な女の子を何人か落としてるタイプだぜ」 牌「わかるー絶対本人は無自覚で口説きまくってそう!」 京太郎「素晴らしい世界だな、百合世界! その世界で少女たちはプラトニックな愛を育んで……」 牌「おいコラちょっと待てプラトニック派かよお前はエロティックのない百合なんて紅生姜のない牛丼屋みたいなものだろ」 京太郎「べっ……紅生姜のない牛丼屋だと!? ほほう……言ってくれるじゃねーか。やっぱり俺達は戦う運命にあったようだな」 牌「来いよ京太郎! 貴様の百合の花びらを全部むしりとってやる!」 久「大丈夫!? 須賀君!?」 そこで目が覚めた。 京太郎「……俺、この麻雀部に入ります」 久「え? そりゃ嬉しいけど……なにがその決意を引き出したの?」 京太郎「戦い相手がいるんです!」 百合愛好者というのは数が少ない。迫害される立場にあるのだ。 だからこそ少数の百合好きたちは手を取り合って協力していかないといけないと百合ーダーは言っていた。 それを京太郎は納得していたはずだった。 京太郎(だけど目の前に現れた牌ちゃん! 俺は彼女とは相容れない……だからこそ強く想う。) 京太郎(これは本能だ。アイツにだけは絶対……負けたくない……!) 京太郎「俺は牌を超越するっ!!」 ――こうして、牌と京太郎という二人の戦いが始まったのだった。 1・終 2・0 京太郎「俺は牌を超越するっ!!」 そう言い残し、彼は帰っていった。 ――ああ。 この部室がこんなに騒がしくなったのはいつ以来だろう。 須賀君が帰ったあと、私は部室でだらだらと過ごしていた。 やることのない日でもついここに来てしまう。その習慣は私が一年生だった頃から変わっていない。 待っていれば誰かが来るんじゃないかという思いに支配されているのだ。いや、実際今日は一人来た。 私のこの習慣もあながち悪いものではないらしい。 五時になる。 久「さてと、帰るか」 部室の施錠をし、旧校舎の玄関から外に出る。 一太「どうでしたか会長、彼は」 旧校舎から出るとすぐに、一太はそう尋ねてきた。 久「……用があるなら入ってくればいいのに」 一太「無理ですよ、会長。僕にはもう麻雀部はもちろん、この校舎に入る資格すらありませんし」 久「誰がその資格、与えてくれるのよ」 一太「それはもちろん自分自身です」 私から視線をそらして、彼は言った。 久「私はまたあなたと麻雀がしたいわ」 一太「うれしいです。僕もですから」 久「なのに、麻雀部に入ってくれないのね」 一太「今の僕じゃ、昔と同じことを繰り返すでしょうし……何よりもまだ僕自身が僕を許してないんです」 変わらない。本当に変わっていない。負わなくていい罪悪感を背負って、自分を責める。そんなところはどうしても好きになれない。 久「つくづくあなたって変なやつね」 一太「でも、もっと変なやつが来るかもしれませんよ?」 久「須賀くん、ね」 一太「彼となら、僕も麻雀を打ち続けることが出来るかもしれません」 彼は嬉しそうにそう言って笑った。 私は少し須賀くんに対する嫉妬心にかられたのだった。 2・ 中学三年生ニ月 受験まであと少しということで、私と京ちゃんの勉強会は追い込みにかかっていた。 私が図書室に着いたときにはすでに京ちゃんは勉強を開始していた。 咲「ごめん、遅れちゃって」 京太郎「掃除?」 咲「卒業アルバムの仕事」 京太郎「俺の写真たくさん入れてくれたか?」 咲「だめだよ、京ちゃん。誰かをひいきしたりはできないよ」 京太郎「そう言いつつ自分の写真は極力載せないようにしてるんだろ」 咲「バレてる……」 私は写真に映るのが嫌いで、カメラのレンズを避けるように生きている。 たまたま映ってしまったときにはその写真を抹消するために全力を尽くす。 昔は別に写真に映ることは嫌いじゃなく、むしろ好きだったのに、今ではどうしてもダメなのだ。 京太郎「ありがとな、咲」 咲「急にどうしたの京ちゃん」 京太郎「咲のおかげで国語で得点取れるようになったしな」 咲「国語って面白いでしょ?」 京太郎「ああ、昔は教科書を読むのも退屈だったけど今では好きな作品が増えたよ」 咲「教科書作品の中じゃ何が一番好き?」 京太郎「ピピキキだな」 咲「うん?」 そんな作品載っていただろうか。記憶力には自信があるのだが聞き覚えがない。 京太郎「三回宙返りができるようになったピピに対してキキが強い劣等感を抱く……」 京太郎「そしてなんとかピピに勝とうともがくキキ……イェスイェスイェス! ふぅ……萌えたな、あれは」 咲「って、ああ! 『空中ブランコ乗りのキキ』のことか! 登場人物二人並べて言うからわけが分からなくてビックリしたよ」 京太郎「咲は?」 咲「そりゃもう断然『少年の日の思い出』だね。失ったものは取り返しがつかない……」 咲「その加害者になってしまったら贖罪することすら許されない……あれを読んだあとは色々考えちゃった」 私たちは勉強を始める。勉強会をやり始めたころは頻繁に教え合っていたけど、最近では黙々と問題を解くようになった。 教えるべきこと、教わるべきことはやり尽くしたのだ。 それに私も京ちゃんも過去問を解いた限りでは合格ラインに十分乗っている。あとはテストに慣れるだけなのだ。 京太郎「あのさ、咲」 勉強会からの帰り道、私たちは並んで歩いていた。 京太郎「神社、寄ってかね?」 咲「なんか用事?」 京太郎「受験の前に最後の神頼みでもしようと思って」 咲「元旦にしたんだけどなぁ……」 京太郎「あっ、そうだよな! わるい、変なこと言って!」 咲「いいよ」 京太郎「え?」 咲「行こうよ、神頼み。一回頼んだだけだと神様も忘れちゃうかもしれないし」 神社は自治体が管理している小さな神社で、私たちの他には誰もいなかった。 咲「京ちゃんの家、神職でしょ? 他の神様に祈ったりしていいの?」 京太郎「もしかしてダメなのか?」 咲「知らないんだ……」 京太郎「まあ、元旦にしたお願いごとは叶ったし、大丈夫だろ」 咲「あれ、京ちゃん、元旦に合格祈願しなかったの」 京太郎「実は別のことを……な。だから今日は叶ったお願いごとへのお礼と追加の合格祈願をしに」 咲「へえ~別のことをお願い、ねぇ。何を願ったんだろう」 京太郎「……秘密だ」 咲「む、もしかして私に言えないこと?」 京太郎「秘密ったら秘密だ!」 咲「ふふ……そっか」 試験3日前。京太郎は牌に会うため再び清澄高校に来ていた。 2日前から試験準備期間として学校内に入れなくなるので、この日がラストチャンスだった。 京太郎(忘れ物は……ない。よし!) 部室に入る。 久「久しぶり須賀君。調子はどう?」 京太郎「お久しぶりです、完璧です」 久「別に入試前に無理して来なくても良かったのに」 京太郎「いえいえ、来たいから来たんです」 久「あら? その紙袋どうしたの」 京太郎「あ、これは……えっと、し、私物です。じゃ、じゃあ卓の調子見させてもらいます」 この日の京太郎は、修理した卓の調子を見るという建前でここに来ていた。 本当の目的は牌に会うことである。 牌に触れると前回と同じように周りの空間が深海のようになった。 牌「……また来たんだ、うっとおしいなぁ……」 京太郎「ライバルなんてそんなもんだぜ?」 牌「ま、それはそうかもね。で、何の用?」 京太郎「百合姫持ってきた」 紙袋から百合姫を取り出した瞬間。 牌「え、ほんと? えへへ、やったー! 読みたくて読みたくてしょうがなかったのだ!」 牌「ぅおおお表紙すごい! もう表紙だけでひとつの物語が完成してるよ! SS書きたい!」 牌「あ、この世界ネット環境ない! NTTさん工事はよ! それにしても表紙の絵師、ほんと光の使い方うまい!」 牌「覆い焼きモードの魔術師! フォトショのレイヤーどうなってんだろ、うわすっごく気になるよー!」 牌「ブラシの設定どうなってるか晒してくれないかなー! メイキング希望!」 京太郎「俺と牌ちゃんの間には読んだことのある百合作品に差があるからな。このままじゃ公平に語り合えないだろ?」 京太郎「だから俺が清澄に合格して入部するまでの間、それを読んどいてくれ」 牌「ぅわお、適当に開いたページがキスシーンだった。こりゃもう次はベッドシーン!?」 牌「そうに決まってる、ここまできたならいけるところまでいけばいいよ」 京太郎「聞いてるか」 牌「聞いてるよー」 京太郎「俺の合格、祈っといてくれよ?」 牌「それはめんどくさ……」 京太郎「待て待て、戦う約束しただろ! 俺が合格しなきゃ戦えねー」 牌「はいはい、わかったって。試験の日にトラブルがいくつも重なってギリギリ合格になるように祈っとくよ」 京太郎「受験生は丁重に取り扱え」 泣きそうだった。 帰り、将来の部長が合格祈願のお守りをくれた。泣いた。 中学三年生三月中旬 試験日である。 京太郎(内申点は十分ある。学力も合格ラインは超えてる。実力を出せば受かる!) だが。 京太郎(腹痛ええええええええっ!!) 京太郎の人生における一つ目のピンチが、彼に襲いかかっていた。 京太郎(くそぅ! くそぅ! 試験の日に緊張で腹痛になるとかいうありきたりな展開になるなんて!) 京太郎(ひねりがないぞ俺の人生! もしかしてこれ俺が清澄にいかない世界線なのか!? 嫌だ嫌だひでーよ!) 咲「だ、大丈夫、京ちゃん? 顔色ひどいよ」 京太郎「……咲は緊張してねーの?」 咲「うーん……私、あんまり緊張したことないから」 でしょうね……。 関わりの薄かったとき、京太郎は咲のことを少しポンコツな少女だと思っていた。 しかし関われば関わるほど、知れば知るほど少女に対する見方が変わっていった。 まず咲は他人に対して物怖じしない。自分から知らない人に話しかけるようなことは少ないのは確かだ。 だが逆に話しかけられたときはたとえそれが誰であれ何の緊張感もなく接する。 頭の回転が速い。会話をしていても、こっちの話したことに対し一手二手先を読んで返答する。 そして驚いたのは体育の内申点が10であったことだ。 しょっちゅう何もないところでこけているため、運動は苦手だと思っていた。 ……正直な話、今でも体育の内申点が10であることが信じられない。 あ、それに料理がうまい。これは素晴らしいことだ。毎日味噌汁飲みたい。 そして何よりも特筆すべきなのはこの精神力である。 さっぱりまったく緊張しない。緊張という感情を知らないのではないかと思うぐらいだ。 京太郎(……もう二ヶ月も咲と会話してる俺でも、まだ咲と話すときは緊張するってのに) 咲は初めから緊張していないようだった。たいした対人スキルである。 咲「あうっ」 こけた。平らな道で。 京太郎「だ、大丈夫か?」 やっぱり体育の内申点が10あるのはおかしい。保健体育力がえげつないパターンか? 咲「右手ひねっちゃった」 京太郎「お……おいお前それはマズイんじゃ」 咲「どうして?」 京太郎「今から試験だぞ……文字書けるのか」 咲「あ、大丈夫! 左手で書くの得意だし」 本当に無駄なところで超人だ。 咲「さ、京ちゃん! 早く行こう」 京太郎「そっちは清澄とは真逆の道だ」 やっぱりポンコツなんじゃなかろうか。 咲とは試験を受ける教室が違った。 友人「腹痛てーの、お前?」 京太郎「き……緊張で」 友人「ストッパ飲むか? 水なし1錠」 京太郎「さ……、さんきゅーゆーと。よく……持ってきてくれた」 友人「まあ京ちゃんならこうなるだろうなと思ってたからな」 京太郎「さすが伊東」 友人「エスパーじゃねえよ」 一時間目、数学。 京太郎(薬が効くまで約20分……! 痛みの波は五分に一回! 四回耐えれば俺の勝ちだ!) 五分。 京太郎(くそ……来やがった……!) 詳しい描写をする精神的余裕はない。 便意に耐えるために脳内でBGMを流す。 ♪(深いー闇を俺は抜ーけー出した~疾風みたいに逃ーげー出した~) ♪(生きた屍みたいだった俺達は、ケツの外へ~またっ会おうぜ~便器のない場所で――!) 京太郎(便視点になってどうする俺! JASRAC申請不可!) 十分。 京太郎(やべえ……パロネタしか思いつかねえ……。あきらめたらそこで云々ぐらいしか言うことがねえ……!) 京太郎(ジョジョネタ使っていいだろうか? いや、ジョジョネタ使いすぎって言われたらショックで立ち直れねえ!) 京太郎(ちくしょう、便意がここまで人間のアイデア力を損ねるなんてよぉ……!) 京太郎(助けて安西先生! 下剤先生に殺される! いや下剤飲んでねーよ!) 十五分。 京太郎(今の俺を救える人はいない。頼れるのは自分だけ。これはまさにフリテンの状態……!) 京太郎(これがフリテン人生……! くっくっく、おもしれー……乗り切ってやろうじゃねーか!!) 二十分。 京太郎「トイレ行かせてください」 ――1科目終了。 京太郎「終わったあああああ! 数学得意なのに半分しか解けてねえええええ!!」 京太郎「もう俺、私立の龍門渕に行く! 《京太郎「龍門渕ですか?」衣「よく来たな!」 スレ》でまた会おう!」 友人「誰だよ衣って」 十五分間の休憩。本来なら次の教科の最後の見直しをしたり、リラックスしたりする時間。 だがそんな気分にならない。 京太郎「どこか……落ち着ける場所……ないのか」 見つけたのは自動販売機の隙間。人ひとり分しかないスペース。 狭いとこがおちつくのってなんだろうねあれ。 京太郎「って、あれ? 先客か」 そこにいたのはおそらく京太郎と同じ受験生の少女。制服から判断するに高遠原中学の生徒だろう。 京太郎(高遠原か……制服がものすごい百合っぽいんだよなぁ……何でだろう、白いからか?) 少女「タコス……タコス……」 高須? 高須はいないよ。ちなみに自動販売機の隙間にいるヒロインは負けヒロインらしい。 京太郎「……数学、できなかったのか?」 少女「……うっさい」 京太郎「川嶋! お前がいなくなったらみんながっかりするぞ!」 少女「え……いや、カワシマじゃないじぇ」 京太郎「じゃ、逢坂?」 少女「いや、ぜんぜん違う」 京太郎「じゃ、なんだ」 少女「……片岡」 京太郎「下は」 少女「……優希」 京太郎「ま、優希ちゃん。元気だそーぜ」 優希「何だお前……なれなれしいな」 京太郎「まあまあ……いいだろ? 実は俺も……数学に殺されてな……」 京太郎「数学に殺された者同士、仲間じゃないか……はぁ……つらいやめたい消えてしまいたい」 優希「お、落ち込みすぎだじぇ」 京太郎「清澄高校受験生連続殺人事件――犯人は数学」 優希「東の高校生探偵――困惑」 京太郎「そういうわけで優希、俺にもここでリラックスさせてくれよ……」 優希「…………」 無言を同意と受け取り、優希の近くに座る。 京太郎「さっきうわ言のように高須高須呟いてたのは何だったんだ」 優希「クリニックじゃない、タ・コ・スだ!」 京太郎「タコスがどうしたんだ」 優希「ここの食堂にはタコスがあるんだじぇ……それ目当てに清澄受験したのに……このままじゃ、ううっ」 京太郎「それ目当てに受験って」 優希「むっ、悪いか」 京太郎「いや、俺も似たよーなもんだし」 優希「そ、そうか」 ちなみに俺は咲と図書室目当てである。 京太郎「……なんか俺達、いろいろ似たもん同士だな」 優希「いきなりなんだじぇ」 京太郎「まだ四教科ある」 優希「……うん」 京太郎「受かって、一緒に食堂で飯食おうぜ」 優希「……うん、やってみる…………じぇ」 教室に戻る前にトイレに入る。個室は3つ。一番奥にある個室に小走りで駆け込む。 京太郎(恥っずううううううううぅぅぅぅぅぅっ!!) 咲とはまだ食堂で飯食う約束できてないのに! 初対面の女の子誘っちゃったよ! 京太郎(でもなんか放っておけなかったんだよな……) それは優希が自分と似たような境遇に陥っていたからだろうか。 京太郎(ま、いいや。残り時間を使って優希で百合妄想を……) 京太郎(……………………………………………………) 京太郎(……………………あれ) 京太郎(どうしちまったんだ俺の前頭葉? 発達し過ぎて怖いと医者に言われた俺の前頭葉。何も……何も思いつかない) 京太郎(咲のことは好きだけど、それでも咲を使って百合妄想は出来た) 京太郎(百合男子な俺と一般男子な俺は共存してるから) 京太郎(なのにどうして優希じゃ百合妄想をできない?) ルックスの問題か? いやいや、むしろルックスに自信がない少女と美少女の百合ってかなりそそる分野だし。 格好の問題? 高遠原の制服は百合のための制服だぞ? 京太郎(もしかして百合妄想できないあいつこそが) ――俺のお姫様なんじゃないだろうか? 京太郎(違う違う違う!!) トイレの個室からダッシュで抜け出す。 そのまま廊下へ飛び出て――一応手を洗っとくべきだと思い直してトイレに戻り手を洗い。 咲のいる教室に向かった。 京太郎「咲!」 咲「ぅわわ!? どうしたの京ちゃん」 京太郎「……お姫様」 咲「へ?」 京太郎「残りのテストも頑張れ、俺のお姫様!」 咲「なにが姫だ」 京太郎「応援してるぜ、ピーチ姫!」 咲「さらわれてない」 京太郎「じゃあまた後でデイジー姫!」 咲「誰がモブだ」 そのあとの教科はストッパが効き始めたのか順調だった。ストッパはすごい。 12錠入りなら薬局に行けば千円以下で買えると思うので是非。 五時間目、国語。試験開始の合図を聞いた京太郎は一息深呼吸。 京太郎(いける……これはいけるぞ! この国語でヘマをしなきゃ、俺は受かる) 問題の表紙をめくる。 京太郎(小説は……ウンター・デン・リンデンの薔薇?) よかった。「薔薇」なのだから百合とはまったく関係ない話だろう。 もしここで百合ものの話とか出たら大惨事。テストそっちのけでSS速報にスレ立てして百合もののSSを書いてしまうところだった。 京太郎(さて、まずはざっと読んでみるか) ゆりーんれずーんゆやゆよん。 結果。 京太郎(百合ものじゃねーか!!) 途中でエスから男役女役に分かれるとはいえ、完全にレズビアン。薔薇という言葉の筋ひっかけに惑わされ、見事な振り込み。 京太郎(イェスイェスイェス! スレ立ての時間だ、コラァ!!) 今まさに二次創作を開始しようとしたそのときだった。 京太郎(……ダメだ) 今までどんな思いで勉強してきたと思っているんだ。 動機は咲を追いかけるという不純なものだ。だが真剣だったのだ。 足りない成績を唯一自分が誇れる根気で底上げし、ようやくここまでやってきたのだ。 その積み重ねを無駄にしていいはずがない。 京太郎(それに今日は……SS速報恒例である月一の鯖落ちの日! どっちにしろ書き込みは出来ない!) 京太郎(書き溜めなんてめんどくさいことはやらねーし) だから目の前の問題を解くしかないのだ。 試験終了後。 友人「えーっと……どうだったよ」 京太郎「まさか……古文に清少納言と中宮定子が出てくるとは……百合じゃねーかもうあんなのよぉ」 京太郎「しかも論説文まで同性愛の話……概ねは著者に同意できたけど一部どうしても相容れない部分があったぜ」 京太郎「今すぐ会談の場を設けていただきたい」 友人「めんどくせーな百合男子」 京太郎「はっきし言って異常だ今年の長野県。百合だらけじゃねーかすばらしい」 友人「……で。受かるのか」 京太郎「わ……からねぇ。ギリギリな気がする」 友人「は……はは……今日のことは忘れてパーッと遊ぼうぜ」 特に仲の良い友人5人で集まってカラオケパーティーを敢行。 ゆりゆららららゆるゆり大事件はこの日に歌うために創られたのだと思う京太郎だった。 そして迎えた合格発表日。 京太郎「咲ー」 咲「おはよう、京ちゃん」 二人は一緒に合格発表の場へ行くことになった。 正直なところ落ちている可能性はそこそこあるので一緒に行くべきではないのかもしれない。 せっかく咲が受かっていても俺が落ちていたら、彼女は気を使って喜べないだろうからだ。 京太郎「自信、あるか」 咲「うーん……一応、できたと思うけど」 京太郎「受かる確率はどれくらいだ?」 咲「ビックリした人が心を落ち着かせようと素数を数えるときに、まちがえて奇数を数える確率と同じくらい、かな」 京太郎「ほぼ100%か……すげー自信」 咲「京ちゃんは? どれくらいの確率で受かると思ってるの?」 京太郎「邪気眼と中二病を正しく使い分けてる人の割合と同じくらい」 咲「10%……もっと自信を持っていいと思うけど」 発表の時間は10時。 現在の時間は10時10分。 混雑を避けるために少し時間をずらした。 京太郎「……行くか……」 ここで運命が決まる。 もし受かっていたら――そろそろ決着をつけよう。 叶わないとわかっているけど、咲に気持ちを伝えよう。 そういう思いで京太郎は校門をくぐ――。 友人「おっす、京ちゃんに咲ちゃん! よかったな二人とも受かってて。なんか知らんが感動しちまったぜ」 ――る前に、人生で最高のネタバレを喰らった。 京太郎「」 咲「あ、そうなんだー、よかった」 京太郎「え」 友人「おっと俺のことは心配するな。もちろん俺も合格だ」 京太郎「お、おい」 咲「よかった、また一緒の学校に通えるね、京ちゃん!」 京太郎「あ、はい、ソウデスネ」 現実なんてこんなものだ。 京太郎「……しまらないよなぁ」 京太郎「……俺らしいといっちゃ、俺らしいのか、これ」 予想外のことは起こったが、それでも一度決めたことだ。 京太郎は咲を例の小さな神社に呼び出していた。 京太郎「ここも、久しぶりだな」 咲「あの神頼み、無駄じゃなかったね」 京太郎「ああ、2つも願い事がかなったしな」 その日はきれいな夕日だった。 夕日で染まった咲はどこか神秘的で、手が届かないところにいるようだ。 こんなに近くにいるのに、咲との距離は遠かった。 咲「……この前は教えてくれなかったけど、今日は教えてくれるんだよね」 京太郎「…………」 咲「京ちゃんがした、1つ目のお願いごと」 京太郎「……そのつもりだ」 咲との関係に、特別な何かはない。 命を救ったとか、結婚の約束をしたとか、そういうわかりやすいものなんて、あるわけがない。 だから、かっこいい言葉なんて思いつかないけど。 京太郎「――咲。俺は、お前のことが――」 森が揺れた。 その日、京太郎の一度目の恋は終わりを告げた。 しかしそれは新しい恋への始まりで。 咲への想いは、まだ消えていなかったけど。 2・終 3・ 京太郎「もう嫌だ……やっぱりこの世界に男とかイラネーし……もう俺、百合に生きる……」 京太郎「え? きんモザ最終回? なんか涙でてきたわ……陽綾……二人のゆりんゆりんももうすぐ終わりか……」 京太郎「陽綾……最強だよ……見れなくなるなんて……考えられない……ああ……もう終わるのか……」 京太郎「死ぬ……死のう……もういいんだ……何もかも終わった……え? なんだこれ、桜Trickアニメ化?え、マジで?」 京太郎「地上波で百合キス見れるのか! 公共の電波に百合キス流すのか!? く、くくくく……来た……百合の時代がよぉ!!」 友人「おい……京ちゃん、しっかりしろ」 京太郎「百合は素晴らしいんだぜ? 恋愛なんて……しなくていいんだ」 友人「んなこと……」 京太郎「女の子は女の子とくっつくべきなんだ……俺が咲と付き合おうなんておこがましかったんだ……」 友人「……ばかやろう」 京太郎「え」 友人「ばっかやろおおおおおおーーーーーー!!」 京太郎「……ゆーと!?」 友人「お前誓ったんじゃないのかよ! 普通に恋もする百合男子として生きていくことを!」 それは、咲に恋することによって生まれた誓い。 確かに存在していた、大事な誓い。 京太郎「でもあれは咲に対する誓いで……」 友人「お前……どんな風に振られたんだ?」 京太郎「や、やめろよ、俺の傷口をえぐるのは」 友人「違う、癒してーんだ」 友人は、真剣であった。 京太郎「……詳しくは覚えてねーけど――今の状態じゃ付き合えない――だったかな」 友人「ならまだチャンスは有る!」 京太郎「チャンスって……またアタックするのか? ストーカーみたいになるのやだぜ、俺」 友人「もちろん新たな恋を探してもいい」 京太郎「咲……以外?」 友人「ほら、まだ未来は広がってるじゃねーか。うじうじしてんじゃねーよ」 顔を上げると、世界は桃色に染まっていた。 桜は、新たな旅立ちの象徴だ。 目の前にひらひらと飛んできた桜の花びらを、右手で掴もうとした。 しかし握るときの風圧で花びらは軌道を変え、つかむことが出来なかった。 たった一度の挑戦で物事がうまくいくとは限らない。 京太郎(チャンスがあるなら、また挑戦すればいい) また新たに飛んできた花びらを、今度は受け止めるようにしてつかんだ。 手に一枚の桜の花びら。 今度は、つかめた。 友人「入学式だ――行こうぜ」 京太郎「……おう」 咲への想いは消えないけれど。 咲への想いが叶わなくても、人生は続いていく。 人生は深海のように暗闇だ。 前後も左右も上下だってわからない空間を、ただひたすらに歩く。 京太郎(進んでないかもしれねーけど、同じ場所でもがいてるだけかもしれねーけど) 目印がなくとも、彼は進んでいく。 そこに、ちいさな光が見えた気がした。 高校1年生――4月。 合格していた。はっきり言ってもうタコス生活は諦めていた。 滑り止めの高校でたこ焼きやタコさんウインナーを食べる生活を覚悟していた。 いや、もちろんたこ焼きもタコさんウインナーも好きだけど、タコスと比べると数段落ちる。 優希「タコスうまー」 和「それ、何個目ですか」 優希「本日5個目ー」 和「まったく、ゆーきは……ずいぶんと食べた個数、少ないですね」 のどちゃんも、ずいぶんと私の行動に慣れたものだ。 高校で新しく担任になったササヒナには 「タコス一個が約150kcal……これを消費するのに必要な階段昇降は30分……」 「タコスを5つ食べた場合2時間30分も階段昇降をしなくてはならない……フルマラソン並みの時間が……!」 「ひいいいいい!!」 と驚かれたのに。 和「そろそろ行きましょうか、ゆーき」 優希「食堂へかー? まだ6個目はいらないじぇ」 和「違いますよ……麻雀部へ、です」 麻雀部は旧校舎にあるようだ。 普段授業を受けている校舎からそこそこ距離があって、踏切を一つ超えた先に旧校舎は建っていた。 ……それにしても、よかったのだろうか? 私の横を歩くのどちゃん――原村和は麻雀のインターミドルチャンピオンだ。 本人が望みさえすれば、麻雀の強豪校ならどこでも特待でいけたはずだ。 なのに彼女は、清澄を選んだ。 それは嬉しいことであり、心残りのすることだった。 私がのどちゃんの可能性を潰してしまったのではないか、と。 旧校舎に到着。 優希「なんか幽霊が出そうな校舎だじぇ」 和「……」 優希「のどちゃん?」 和「ゆ、幽霊なんているわけありません!」 優希「もしかしてのどちゃん、怖いのか?」 和「こ、怖くなんかありませんよ! 幽霊なんか非科学的です、ありえません!」 優希「の……のどちゃん」 和「どうしました?」 優希「の……のどちゃんの後ろにいるやつ……なんだ?」 和「ひいいいい!」 優希「やっぱり怖がってるじょ」 和「だ、だましましたね、ゆーき!」 優希「幽霊を怖がる必要ないじぇ。もしのどちゃんに襲いかかってきたら私が守ってやるからな!」 和「ゆーき……」 優希「ふっふっふ」 和「さっき私を怖がらせようとしたことを、いいセリフでごまかそうとしてませんか」 優希「さあ、部室まで直行だ!」 和「こら、待ちなさい、ゆーき!」 私はのどちゃんの可能性を潰してしまったかもしれないけれど。 それでもやっぱり、一緒にいるとが楽しかった。 ――一緒に、か。 あの日、試験の日に出会った少年のことを思い出す。 結局、一方的に名前を聞かれただけで、あいつは名乗らなかった。 優希(受かったのかなぁ……) もしかしたら落ちてしまったのかもしれないけど。 彼のおかげで私が受かったというのも、ほんの少しはあるから。 もう一度、会いたいと思っていた。 もし彼が別の高校へ行っているならば、奇跡でも起こらないと無理なんだろうけど。 優希「たのもーだじぇ!」 麻雀部の扉を開く。 京太郎「ん? お、優希。よっ」 優希「な、な、な、な……」 京太郎「な?」 優希「なんでお前がここに!!」 奇跡も感動もなく、普通に再会したのだった。 仮入部期間初日。 京太郎は優希と再会した。 やけに優希は驚いていたようだったけど、まあこれくらいよくあることだろう。 そんなことよりも大事なことがあった。 優希の後ろにいた少女のことだ。 それは入学当初、男子の間でかわいいと話題になっていた少女、原村和だった。 しかも麻雀のインターミドル覇者。 この麻雀部には不釣合いの超大物だ。 ……しかし一番大事なのはそこではない。 一番大事なのは、和が背負っているカバンだ。 原村和はお金持ちな家のお嬢様のような少女だ。 そういうタイプの少女が持つカバンは、お淑やかなカバンであるはずだ。 なのに、彼女が背負っていたのは。 京太郎(ワイルドなワンショルダーバッグだとォ!?) 京太郎誰に対しても丁寧語で話すお嬢様風の少女には似つかわしくないカバン……) 京太郎(いや待て……もしかしてあのカバンは誰かからもらったものなんじゃ……?) 京太郎(引っ越しが多くてなかなか友人が作れない和……) 京太郎(そんな彼女はとある引っ越し先で快活な少女に出会う。生活スタイルの全く違う二人は最初、お互いの文化の違いに戸惑う) 京太郎(しかしその二人にはある共通の趣味があった。それが麻雀!) 京太郎(二人は麻雀を通じて友情を深めていく……だが、和は再び引っ越しをしなければならなくなった!) 京太郎(離ればなれになる、そのことに気づいたとき、二人は気づく……お互いの関係はすでに友情ではなくなっていたことを……) 京太郎(山登りが趣味である快活な少女は普段自分が山登りで使っているカバンと同じものをプレゼントする) 京太郎(ワンショルダーバッグは二人の絆の証なのだ!) 和「えっと……部員さんですか?」 不信そうな目。警戒されているようだった。 京太郎「はっ……いや、俺も一年で見学にきたんだ。入部する気満々なんだけど……部長! 新入生、来ましたよー!」 久「うっ、やば、寝ちゃってた」 部室の奥にベッドがあり、そこからモゾモゾと部長が這い出てきた。 和「えっと、確か……議会長さん?」 久「ここでは部長だけどね」 まこ「おー今年はよう揃っとるね。久しぶりじゃのぉ、この部室にこれだけ人が集まるんは」 久「まこ! まだお店の手伝い忙しいんじゃ」 まこ「せっかく新入生が来るかもしれんときにここに来ないなぁもったいなかろ?」 京太郎「染谷先輩は優しいなぁ」 まこ「やめぇ」 京太郎「(本当は部長のことが心配で来たに違いない! お互いに信頼しあった熟年夫婦系百合ップル!)」 京太郎「そう思うだろ、牌ちゃん?」 牌「いきなり来ていきなりどうした」 京太郎「部長と染谷先輩の関係の話」 牌「むふふ、怪しいよね、あの二人。一年間部室で二人きりだったわけだよ? 」 牌「二人きりの部室とかさ、百合の花が咲かないほうがおかしいよ」 京太郎「二人きりの部活動は百合名場面名鑑にも記載されてるほど百合の世界じゃコモンセンスだからな」 牌「でもね! 私ここで一年間二人を見張ってきたけど、エロティックな展開なかったんだよ? おかしくない?」 京太郎「だから俺はプラトニック派だっつうの」 牌「プラトニック派とかもうそれ百合じゃない」 京太郎「エロティックの方が邪道だ」 牌・京太郎「ぐぬぬぬぬぬ」 京太郎「それはそうと、牌た……ちゃん」 牌「いま牌たんって言おうとしなかった?」 京太郎「やっぱりお前って人間の配牌を操ったりできんの?」 牌「んにゃ、配牌は別の神が担当してる。私が操れんのはツモ牌だから」 京太郎「配牌とツモ、別の神がやってたのか」 牌「配牌がいいのにツモ運が悪かったり、逆に配牌最悪なのにツモ運がよかったりするでしょ?」 牌「別の神が担当してるのが原因なのだ!」 京太郎「あのさ……俺の過去の牌譜持ってきたんだけど」 牌「えーなになに? ぶっ! あはははっ、なにこれ! くふふふふ、ひどい! これはひどい!」 京太郎「これはお前のせいじゃないんだな」 牌「違うよーあはははははっ、おなか、いたい、ぷぷぷぷぷ、ある意味いい配牌!」 京太郎「かわいそうだろ」 牌「あははっ、まあ流石にねぇ」 京太郎「じゃあ俺のツモ運あげてくれよ」 牌「なんで? イヤだよ。私は気に入った女の子のツモ運を上げることにしか興味ないし!」 京太郎「ほんのちょっとでいいからさぁ……」 牌「あんまりしつこいと、むしろツモ運下げちゃうよ?」 京太郎「勘弁してくれ……」 仮入部期間2日目。 部室にて。 京太郎「新しい人、来ませんねぇ……」 まこ「この辺で麻雀する人は女子は風越に、男子は松商に行くけぇね、こんだけ集まっただけで奇跡じゃろ」 京太郎「……団体戦、出たいですね」 まこ「あと一人くらいなら助っ人でも呼べばええが」 京太郎「男子は……」 まこ「絶望的じゃのぉ」 京太郎「まさか俺しか男子部員がいないとは」 子供のときから憧れてきた高校麻雀団体戦で全国へ。 それは野球で言うと甲子園みたいなもので。 少年少女の憧れの一つだ。 久「男子でひとり、麻雀できる人を知ってるわよ」 京太郎「本当ですか!? 誰ですかそれ、教えてください!」 久「2年の本藤君なんだけど……ただ、ちょっと怖いかもね」 京太郎「怖い……?」 久「なんというか……片手で卓を担げそうなタイプ?」 京太郎「ま、まあ最近のは軽いですし」 久「五つまとめて」 京太郎「指一本あたり雀卓ひとつですか」 化け物だ。 京太郎「どこにいるんですか、その化け物さん」 久「2-Cにいるはずだけど……え、本当に行くの?」 京太郎「そのつもりですけど」 久「……がんばっ!」 なんだろう、嫌な予感しかしない。 京太郎「優希、ちょっといいか」 優希「んー? なんだじぇ」 京太郎「一緒に勧誘に行こうぜ!」 2-Cに到着。 京太郎「そういえばどんな見た目か聞いてなかったな。誰かに聞かないと」 そう言いながら教室に入る。 天井の柱にぶら下がって懸垂をする巨漢がいた。 京太郎(あ、絶対あの人だ) 雀卓でジャグリングしそうなタイプだった。 京太郎(それにしても) 目がヤバイ。 人殺したことある系男子。 喋りかけたら踏みつぶされそう。 京太郎「……優希」 優希「………………」 京太郎「色仕掛けの時間だ」 優希「いやいやいやちょっとまままままま」 京太郎「このためにお前を連れてきたんだ」 優希「京太郎、適材適所って言葉、知ってるか」 京太郎「たとえお前に不幸が襲っても、俺が人体錬成するから」 優希「禁忌だじぇ、もっていかれるじぇ」 帰ろうかと一瞬思ったが、考え直す。 きっと大丈夫だ。 怖そうな人が実は優しいというのは定番パターンである。 頭がいいやつは絶対天然キャラだ。 ボーイッシュなキャラは絶対乙女趣味を持っている。 いつも笑ってる細めのキャラは絶対裏切る。 普段優しいキャラは絶対、怒ると怖い。 美少女には絶対、解決したら好感度の上がる辛い過去がある。 きっと彼はその見た目の怖さでいろいろ勘違いされてきたのだろう。 本当は優しいのに、誰もそれを理解しない。 京太郎(そうだ……俺が、本藤先輩の理解者になれば……!) 本藤「なんだてめーらは、ジロジロ見やがって」 普通に怖かった。 本藤「要件があるならさっさと言え、おい」 京太郎「えっと……あのですね! 麻雀部に入ってくれないかと」 本藤「麻雀部ぅ!?」 京太郎「はい!」 本藤「麻雀部……ねぇ」 京太郎「うっす!」 本藤「ふん。俺を満足させられたら、入ってやってもいいぜ」 部室に帰還。 生還ともいえるかもしれない。 久「本当に連れてくるとはね……」 本藤「か、会長がいるじゃねーか! こ、怖い! こんなところにいられるか! 俺はもう帰るからな!」 京太郎「ちょちょちょ待ってください! なんで怖いんですか!」 本藤「前に懸垂で柱を壊したとき……会長に超怒られた」 京太郎「は、ははは……」 本藤「超怖かった。今も震えが止まらない。帰りたい」 部長は「怖いかもね」と言っていたが、部長が本藤先輩のことを怖いのではなく 本藤先輩が部長のことを怖い、という意味だったのだ。 まこ「……わりゃぁいったいどれだけ恐ろしいことをしたんじゃ」 久「ひっどーい! 私、うら若き乙女なのよ? そんなひどいことするわけないじゃない」 まこ「似合わんからやめんさい」 五分後。 本藤「よし、トラウマは克服した。須賀、麻雀やるぞ」 京太郎「トラウマ克服するの早いですね、本藤先輩」 本藤「いつまでも男がビクビクするわけにはいかねぇだろ」 久「本当に大丈夫?」 本藤「ひいっ! やめてください! 解体しないでください! お願いします!」 優希「もう見ていられないじぇ」 十分後、ようやく麻雀を開始する。 卓についたのは京太郎、本藤先輩、染谷先輩に優希だ。 ただし今回は京太郎と本藤先輩の対決なので、染谷先輩と優希は基本的には降りるように打つことになった。 京太郎配牌 一四七②⑤⑦158東南西發 京太郎「(配牌は……いつも通りか)」 京太郎ツモ3 京太郎(まずは、本藤先輩がどんなタイプなのか見極める)打、西 八巡目 本藤「ツモ、3000・6000」 京太郎「はい」 京太郎がテンパイする前にツモあがり。初っ端から跳満。 京太郎(リーチしなくても満貫の手でリーチをした……か。高火力タイプ……だったら怖いな) 京太郎配牌 二五九②⑥158南西北白中 京太郎(まったくいつもどおり……流したいな) ツモ、白 打、西 京太郎(助かる) 十二巡目 京太郎(やった、聴牌……上がれないのはわかってるけど) 京太郎「……リーチ」 本藤「悪いな……ロン、8000」 京太郎「! はい」 京太郎(この順目で追っかけリーチは無謀だとは思ってたが……やっぱりダメか) 反撃しようと試みるが……。 東四局三本場、京太郎は飛ばされてしまった。 本藤「終わり、だな。お前の実力はわかった」 京太郎「ま、待ってください! もう一度チャンスを!」 本藤「なんか勘違いしてないか」 京太郎「え」 本藤「今回の対局で入部するかしないかを決めるわけじゃない。俺が見たいのは、どれだけお前が骨のあるやつかということだ」 本藤「一週間後、もう一度俺と麻雀を打て」 本藤「それまでに強くなって俺を満足させろ」 本藤「俺を満足させられるのは、強くなろうとしているやつだけだ」 そう言い残して、本藤先輩は去っていった。 久「須賀君、さっきの対局見てたけど……」 京太郎「配牌のことですか」 久「こう、なんて言えばいいのかしら、牌の神様に嫌われてるって感じ?」 京太郎「確かに嫌われてますけど、あの配牌は牌の神様とは関係ないですよ」 本人に聞いて確かめたし。 久「なんだか、本当に会ってきたみたいな言い方ね」 京太郎「ははは」 するどいよこの人。 京太郎「俺が麻雀を始めたのは中学3年からですけど――最初にやったとき、すでにあんな配牌でした」 京太郎「それから今まで、ずーっとあんな配牌です」 あんな配牌。 七対子を考えなければ8シャンテン、つまり上がるのに九枚の有効牌が必要な形。 七対子を考えたら6シャンテンで済むが、ひとつも対子のない状態から目指すのは無謀すぎる。 平均のシャンテン数は3.5前後であることを考えると、結構笑える運の悪さだ。 いや、まったく笑えないけど。 そして現在の問題は、1週間で本藤先輩を満足させるくらいの成長度を見せること。 京太郎「1週間でどれだけ強くなれますかね……」 久「まだ須賀君、打ち慣れてないのよね」 京太郎「リアルだと五十局前後しかやってませんから」 久「とにかく慣れないとね」 まこ「それじゃったら、京太郎。うちでバイトしてみんか?」 京太郎「バイト……ですか」 久「まこの家は雀荘をやってるのよ」 京太郎「は、破産しそうなんですけど」 まこ「ノーレートじゃけぇ心配せんでええよ」 京太郎「……わかりました」 やれることは何でもやってみよう。 京太郎「俺、やります!」 なんであれ、必ず力になるはずだから。 そのバイト中に聞く話が彼の人生を狂わせていくことを、彼はまだ知らない。 3・終 4・ 京太郎「別に俺、メイド服でもいいですよ」 まこ「いや、そりゃぁちぃと……」 京太郎「ていうか、メイド服の方がいいです」 まこ「別にそがぁに頑張らのぉても……」 京太郎「ぶっちゃけ、メイド服が着たいです」 まこ「本音はそれか!」 長期的な麻雀ブームの到来により、雀荘も増加傾向にある。 それにつれて雀荘同士の客取り競争は激化しており、サービスの多い雀荘も最近では珍しくなくなってきた。 ペット雀荘。カラオケ雀荘。レストラン雀荘。添い寝雀荘。膝枕雀荘。ネットカフェ雀荘。 商売って大変である。 そして、雀荘「Roof-top」はメイド雀荘であった。 京太郎「メイド雀荘なんだから俺もメイド服を着てしかるべきですよね」 まこ「執事服を着んさい」 京太郎「メイド服がダメなら全裸でも……!」 まこ「執事服を着ろ」 京太郎「……うっす」 しぶしぶ執事服を着る。メイド服のほうが良かったけど、それでもやはり普段しない格好というのは新鮮だ。 執事服を着ると、不思議と気持ちがシャンとした。 紳士的な性格になったかのようだった。 まこ「お、ええのぉ。似おぉとるよ」 京太郎「ふふ、ありがとうございます。染谷先輩のメイド服も美しい! 私、ドキッとしました」 まこ「な、なんかキャラが変わっとらんか?」 京太郎「そうですか? 私は、いつもどおりですよ。普段と格好が違うので、そういう風に見えるのかもしれませんね」 まこ父「君が今日のバイト……須賀君だね。ふむ……私の若いころにそっくりだ」 京太郎「そうなんですか? 光栄です」 まこ父「麻雀の修行も兼ねてるんだったか?」 京太郎「はい。バイトで修行というのは誠実さに欠けるかもしれませんが……」 まこ父「はっはっは、構わないよ。……実はね、私も高校生だったころ、ここで君と同じようなことをしたんだ」 京太郎「バイトしながら修行、ですか」 まこ父「そのときこの雀荘の看板娘だった染谷奏――それが今の私の妻だ」 京太郎「婿入りですか? ロマンチックな話ですね」 まこ「な……なんか恥ずかしぃけぇ、あんたら、やめぇ」 まこ父「奏の父――つまりまこの祖父も似たような経験があるらしい」 京太郎「なにか……運命のようなものを感じますね」 まこ「ひょっとしてこれわしで遊んどる?」 客A「すみませ~ん! アイスコーヒーアリアリで!」 客B「あ、俺はナシナシ頼むわ」 客C「こっちはアリナシー」 客D「アリアリこっちにもひとつ」 客E「二人目と同じやつ、よろしゅう」 客F「じゃあこいつの逆をひとつ」 客C「やっぱりアリとナシ逆にしてくれる?」 客A「俺も逆にしてもらおうかな」 客G「どん兵衛お願い!」 客H「ソースかつ丼」 客I「かつ丼にとき卵じゃなくソースかける野蛮人が! あ、レモンステーキお願いします」 客J「レモンステーキはステーキじゃない。佐世保市民はおかしい。冷茶ひとつ」 客K「私は熱茶をお願いしようか」 客L「ここまでで一番多く注文されたやつをひとつ」 客M「それじゃ僕は二番目に多く注文されたやつにしようかな?」 京太郎「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」 暗記ゲームかよ。 暗記力にはそこそこ自信があるけど。 客N「わー今日は執事さんがいるー! 私今日この人と打つー!」 京太郎「ご指名ありがとうございます」 客O「ふっ、執事か。たまには趣向を変えて執事と打つのも悪く無い」 京太郎「ありがとうございます」 客P「ちょっと執事さん。手袋かじってみてください」 京太郎「はい」 客P「……イイッ」 京太郎「ありがとうございます」 5半荘終了。だが10半荘ぐらいやったような疲れだった。 京太郎(今日の成績は……連対率4割、トップは0……ノーレートじゃなかったらタダ働きになるところだった) 客Q「店員さん、本走、入ってくれよ」 京太郎「はい、ただいまー……って、あっ」 客Q「よう、京ちゃん」 それは京太郎の新しいクラスメイトである八坂という少年だった。 京太郎「やっさん……麻雀打つんだな」 八坂「遊びだけどな」 京太郎「麻雀歴は?」 八坂「秘密」 京太郎「強いのか」 八坂「俺にとって麻雀は遊びだから……」 京太郎「強いんだろ?」 八坂「……どうしてそう思う」 京太郎「纏っているオーラが強者のそれだ――なんて言えたらかっこいいんだけどな。俺はそういうの見えないし、ただの勘だ」 八坂「頼りにならない勘だな。……俺は弱いよ」 サイコロを回す。親は八坂だった。 八坂「正直、諦めてたんだ」トンッ 京太郎「なにを」 八坂「麻雀」 京太郎「……へえ」 八坂「ありがちな挫折を経験してな。本当にありがちでつまんない挫折を」 京太郎「麻雀が嫌いになったってか」 八坂「お前は好きなのか」 京太郎「……………………」 八坂「まあいい。別に嫌いになってなんかいねえよ。ただ麻雀を真剣にやるのがアホらしくなっただけだ」 京太郎「真剣にやったほうが楽しいだろ」 八坂「思ってもないこと言うなよ」 京太郎「ははは……ひどいな」 八坂「俺はな、去年までクラブチームに入ってた」 京太郎(やっぱりか……) 八坂「恵比寿のJrユースだ」 京太郎「!」 八坂「俺はプロになりたかった」 京太郎(おい……おいおいおい、まじかよ……。只者じゃないって気はしてたけど、Jrユース出身とはな……) Jrユースとは中学生対象のプロ養成組織。恵比寿はあの小鍛治健夜が過去に所属していた強豪チームだ。 そこのJrユースのメンバーということはつまり、麻雀のエリート中のエリートということ。 京太郎「かんべんして欲しいぜ……負けてもへこたれない精神とか、俺にはねーのに」 他者を圧倒する強運も。 負けても次に向かおうとするガッツも。 ……麻雀が好き、とかいう言った者勝ちな言葉も。 八坂「お前の麻雀歴は」 京太郎「一年とちょっと、お前とは比べ物にならないくらい短いよ」 八坂「嘘だろ、それ」 確信めいた言い方だった。 京太郎「勘、か?」 八坂「違えーよ。見たことあるんだ、お前を」 京太郎「………………」 八坂「ジュニアチームでな」 Jrユースが中学生対象のプロ養成組織なら、ジュニアは小学生対象のプロ養成組織だ。 八坂「確かあれは長野のジュニアチームだった」 八坂「たった一度だけ戦って――それ以降そいつに会うことはなかった」 八坂「あのとき俺は誰よりも強かった」 八坂「小学生に敵はいないと思ってた」 八坂「井の中の蛙の典型だな」 八坂「だけど、お前に――負けた」 八坂「運が悪いとか、調子が悪いとか、そういう言い訳もできないほど完敗だった」 なにも、答えられない。 言葉がなかった。 八坂「……配牌6シャンテンから和了る確率は10パーセントを切るとも言われてる」 八坂「お前の配牌は6シャンテンと言っても最悪な方の6シャンテン」 八坂「七対子がなきゃ8シャンテンのクズ配牌。和了る確率は5パーセントも無いんじゃないか?」 八坂「本来、お前は一回も和了れないのが正しいんだ」 八坂「なのにお前は、負けてるとはいえ和了れてる」 八坂「それはお前が強いから」 八坂「配牌運は最悪。ツモ運も凡人並」 八坂「だけどお前は、それ以外のパラメータがマックスなんだ」 八坂「麻雀漫画でよくいるよな? すごい観察眼を持つやつ」 八坂「相手の視線移動、発汗、理牌の動き、どこから捨てたか、文字で書くだけなら簡単だからみんなが使いたがる設定」 八坂「言うまでもなく、リアルじゃほとんどありえない、出来るわけがない、そういう観察眼」 八坂「そんな馬鹿げた技術を馬鹿なお前は本当に身につけちまってるんだ」 八坂「当然、点数期待値の計算を完璧にこなして、どこで押すか引くかを理解してな」 八坂「言うまでもなく強くなりえたのに」 八坂「それを無に帰す配牌の運の悪さ」 八坂「苦労も努力も水の泡と化す悪運」 一呼吸おいて、彼は言った。 八坂「……お前、いったい何をした」 八坂「何をしでかしたらそんなことになる」 八坂「なぜお前は麻雀をやめた」 八坂「8年前、なにがあった」 京太郎「……さあ、知らね」 八坂「知らないってことはないだろ」 京太郎「……誤魔化してるわけでも、煙にまこうとしてるわけでもないぜ? そんな昔のことはもう忘れた」 八坂「ふーん、忘れた、か」 京太郎「でも1つだけ言っとく。長野のチームをやめたのは、たぶん引っ越しが原因だ」 八坂「引っ越し?」 京太郎「小2の頃に長野から奈良の方へ引っ越したんだよ。それが原因でやめたんじゃねーの」 八坂「まるで他人事のようだな」 京太郎「奈良に行く前のことはもう記憶も薄いし……なによりその頃を思い出そうとすると頭が痛くなる」 八坂「やっぱりなんかあったんじゃねえか」 京太郎「知らない。あったのかもしれないし別に何も無かったのかもしれない。無理に思い出そうとは思わない」 八坂「ふん、ならいい」 そのとき京太郎は二萬五萬の両面待ちでテンパイ。 珍しく役がすでに一つあったためリーチをかけない。 リーチすべき局面ではあったが、そのとき京太郎は八坂の力を見たいと考えた。 リーチをかけてしまうとその力を見過ごすかもしれなかったのだ。 八坂「カン」 二萬でカン。京太郎の和了り牌が一種類消えた。 八坂「追加のカンだ」 五萬でカン。これで現在の形からは和了れない。 京太郎(三萬と四萬の使い道がほとんどなくなった……。これがやっさんの当たり牌なら……恐ろしい打ち手だ) 京太郎(試してみたい) 選択したのは三萬。四枚見えてる五萬から考えてもっとも妥当なはずの牌。 八坂「ロン、6800」 京太郎「70符……こんなに符が怖いと思ったことはないぜ」 そして今日のバイトはこれで終了。 いろいろあった一日だった気がする。 牌の世界。 今日も来た。 部室に一番乗りして牌に触れ、この世界に来るのが京太郎の日課だった。 京太郎「ひさしぶり」 牌「昨日も来たじゃん」 京太郎「24時間ぶり」 牌「……うん」 一番最初に来たときより、この世界は少し明るくなった気がする。 深海から少し海面に上昇したかのような。 いや、比喩はいらない。 この世界は海の中を模した世界だった。 暗くて分かりにくいが泡があり、変な形の魚がいる。 息苦しいとかそういうのはなく、水族館にいる感じ。 京太郎「今日はBDプレーヤーとまどマギを持ってきたぞ」 牌「まどマギ!? SFの皮をかぶった百合ものとして有名な、あのまどマギ!?」 京太郎「そうそう、ガチ百合アニメとして人気なまどマギ」 牌「グッジョブ!」 京太郎「任せろ」 牌「ちょ、これの使い方は? BDプレーヤー使うの初めて!」 京太郎「あ、これはな」 牌「近づかないで!」 京太郎「無茶言うな」 いけすかない神様にささやかな仕返しをしてやろうと後ろから抱きつくように使い方を解説する。 牌「く……屈辱!」 京太郎「こうしないと教えにくい」 牌「うそだうそだ! 嫌がらせしようと企んでるんだ!」 京太郎「んなわけないだろ……俺はそういうことはしないよ」 嫌がらせじゃなくて仕返しだし。 牌「くぅぅ……まどマギのために我慢、まどマギのために我慢……」 京太郎「……一応神様なんだろお前」 牌「一応も何も神様なのだ!」 京太郎「はいはい」 そういえばまどかも神になったわけだし、こういう神様が居てもおかしくはないか。 そして、操作方法を教え終わり、そっと牌から離れる。 牌「体が温い……」 京太郎「はっはっは」 牌「気持ち悪い……」 京太郎「あきらめろ」 牌「まどマギを見て忘れるのだ……」 京太郎「おーう、そうしろそうしろ」 二日目のバイトが始まる。 昨日より慣れたとはいえ、やはり忙しい。 やっさんが来るんじゃないかと待ち構えていたが、姿を現すことはなかった。 三日目。 京太郎「な、なんですか……このメイド服」 休憩時間、京太郎はピンク色と青色の奇妙な改造メイド服を発見する。 まこ「いいじゃろ、それ」 京太郎「だ、誰が着るんですか……これ」 まこ「それがのぉ……誰も着なぃんじゃ。寂しぃわ」 京太郎「百合的には正統派メイド服しか認めない」 まこ「百合的……? 着てみたら良さがわかるゆぅて思うんじゃが」 京太郎「これはないと思いますけどねえ……。あ、ちょっと着てみていいですか」 まこ「着るんかい」 精神を女の子にして、服に袖を通す。 まこ「どうじゃ?」 京太郎「アリですね」 アリでした。 広がっていくストライクゾーン。アウト取り放題になりそうで怖い。 四日目。 女性A「ソースかつ丼はないだろ! カツ丼好きをバカにしている!」 女性B「そっちこそ! んな心の狭さでかつ丼好きを名乗るなんて、おこがましいにも程がある! ソースカツ丼のほうが旨いのよ!?」 女性AB「ぐぬぬぬぬぬぬぬ」 まこ「京太郎」 京太郎「はい」 まこ「行ってこい」 京太郎「嫌すぎる……」 結局二人をなだめるために麻雀を打ち、京太郎はミンチにされる。 京太郎「これじゃ出来上がるのはミンチカツ丼……これが話のオチじゃないことを祈る、ぜ……」ガクッ 結局二人は「カツ丼ってなんでも美味しいよね」という結論に到り、二人仲良く外へかつ丼を食べに行った。 疲れ損である。 五日目。 今度は牌の世界。 ちなみに三日間ほど牌がアニメに夢中で、話しかけてもほとんど返事をしなかったので、語るに語れない。 牌「私、まどか教の信者になる!」 京太郎「こらこら神様」 牌「まあそれは冗談として」 京太郎「冗談でよかった」 牌「急いでコミスタとパソコンを買ってきて」 京太郎「……おい、お前」 牌「今ならコミスタを持ってれば無償でクリスタも手に入るんだよ! このサービスもうすぐ終わるらしいから! 急ぐのだ!」 京太郎「時間軸おかしくなるからやめろ」 牌「同人誌描いて……コミケで発表するのだ」 京太郎「コミケ行けないだろ」 牌「大丈夫、私が行くのは天上界のコミケだから!」 京太郎「何やってんだよ神様たちは!」 牌「ブッダさんがいつも開催するんだけどね」 京太郎「オーケー、わかった。バイト代で買ってくるから……そこまでにしておこう」 楽しそうだな天上界。 百合オンリーイベントはあるんだろうか。 牌「まどマギについてだけど」 京太郎「続くのか」 牌「男にうつつを抜かした青いやつが不人気なのは納得だね」 京太郎「いや待てよ不人気だなんて誰が決めたんだ捏造だよそんなのは。『杏さや』も『さや杏』も最高だったろ」 牌「……京太郎ってさ、最初は対立してる系が好きだよね」 京太郎「確かに」 牌「それも良かったけど『ほむまど』には勝てないよね」 京太郎「何でだよ!」 一人分、キャラ不在のまま、激論が始まったのだった。 バイト最終日。 まこ「お疲れさん、よう頑張ったの」 京太郎「一週間、ありがとうございました。……なんだか寂しいですね」 まこ「一生うちで働いてもええよ?」 京太郎「それも、いいですね」 本当に、そう思った。 まこ「この一週間、どうじゃった?」 京太郎「こう言ったら失礼なのかもしれませんけど……楽しかったです」 まこ「失礼じゃない、わしもそう思うとるし」 京太郎「そうなんですか?」 まこ「わしゃぁね、将来この雀荘を継ごうて思うとる」 京太郎「……他のことをやりたいと思ったことってないんですか」 まこ「ある。当然な。昔はわしも『親の敷いたレールは嫌』なんて軒並みなことを言ぅとったし」 まこ「ホンマはここでの仕事が一番好きなんにのぉ」 まこ「ただ反発したいっちゅう理由ばっかしでそがぁなことを言ったんじゃ」 京太郎「何だか、染谷先輩がそんなことを言う姿、想像出来ないです」 まこ「初めはのぉ、この雀荘はお姉ちゃんが継ぐはずじゃったんだんじゃ」 京太郎「お姉さんいるんですか?」 まこ「知らんかったか?」 京太郎「なんとなくお兄さんがいるイメージでした」 まこ「カツオお兄ちゃんなんかおらんわ」 そこまでは言ってない。 まこ「お姉ちゃんはキャビンアテンダントになる、って言ぅて、家を出てったわ」 まこ「今は海外の航空会社のキャビンアテンダントをやっとる」 京太郎「うおっ、海外ですか」 まこ「海外から徐々にステップアップして、日本の航空会社に入るんが普通のルートらしい。今はベトナムじゃって」 京太郎「すごいなぁ……真似できない」 まこ「この前は研修で無人島に行って、『この蛇は食えるから探して捕まえてこい!』やら『この虫は毒があるから倒し方を教える!」 まこ「こうだ! さあお前ら、探して殺して連れて来い!』やら『イカダを作ってここから脱出しろ!』とか言われたらしいわ」 京太郎「わお……」 なんだかイメージと違う。 きらびやかなイメージとは真逆の体育会系的な研修。 京太郎「今どき、そんなの必要なんですかね……。遭難してもすぐに救助が来るでしょうし」 京太郎「なにより、飛行機ってほとんど事故らないんでしょ?」 まこ「そうじゃのう……確か……最後に飛行機が事故を起こしたのは……」 この話をするべきじゃなかったのかもしれない。 深く掘り下げてはいけなかったのかもしれない。 今さら後悔しても遅いのだけど。 そう思わずにはいられなかった。 まこ「8年前。そう8年前じゃな。あれが最後の飛行機事故じゃ」 目の前の景色が目まぐるしく変わっていく。 巻き戻すかのように、意識が過去に過去にへと向かっていく。 血液の流れがはっきりと感じられるようになった。 吐き気がする。 意識は、奈良へ引っ越したあのときに到達した。 京太郎(戻るな……!) 京太郎(これ以上、戻るなっ!!) 思い出せないはずの、消えてしまったはずの9年前。 そこにいたのは見覚えのある少女、見知らぬ年上の少女――。 ――そして、牌ちゃん。 京太郎(俺は、昔――牌に会ったことがあるのか?) 止まっていたと思っていた時間は、止まってなんかいなかった。 ずっとずっと、進んでいたのだ。 ただそれを、止まったと信じて投げ出した。自分を騙して消し去った。 彼は、その一つを取り戻す。 4・終
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4481.html
美幸「須賀くん……私と、楽しい事……しよ?」 京太郎「つ、椿野先輩……」 美幸「私を鳴かせてみて……もー、って鳴いて、あ・げ・る」 澄子「抜け駆けは許しませんよ……私の身体も見てください、須賀くん」 京太郎「よ、依藤先輩……」 澄子「普通って……いいと思いませんか?……ねえ」 梢「……はあ、みんなして何をしているのですか」 京太郎「こ、梢さん……」 梢「こんな破廉恥な事……許しません、私も混ぜてもらいます」 莉子「きょ、京くん……」 京太郎「り、莉子……これはだな」 莉子「……いいよ、こんな形でも、京くんの傍に居られれば……それで、私は幸せ」 友香「ふふ、京太郎……だいすきだよ」 京太郎「ゆ、友香……お前がこの状況を作り出したのか?」 友香「……そうでー、全て私の計画通りでー」 京太郎「な、何でこんな……」 友香「……京太郎が悪いんでー」 京太郎「え……」 友香「京太郎が……はっきりしなから悪いんでー、優柔不断なのがいけないんでー」 京太郎「……」 友香「……京太郎、だーいすき」 京太郎「……俺は」 友香「だから……みんな纏めて幸せにするんでー」 友香「そしたら、誰も不幸にならずに済むから」 友香「っていう事を思いついたんだけど、どうかな?」 莉子「……友香ちゃん、いきなりどうしたの」 友香「いやー、莉子が貸してくれた『ToLoveるダークネス』っていう漫画、ちょー面白いんでー!」 莉子(しまった……!迂闊だった……!!) 友香「私がモモポジになって、京太郎にハーレムを作ってもらうんでー!」 莉子(無垢って怖い……!) 友香「私も植物と心を通わせないと!うっしゃー!頑張るんでー!」 莉子(無理だろ) 友香「まずは何をしようかな……うーん」 莉子(……) 莉子(……友香ちゃんにはもう何も貸さないようにしよう) 終われ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6279.html
番外編 菫と京太郎 京太郎「菫さん」 菫「どうした須賀?」 京太郎「あの良かったら日曜日に…」 淡「すみれー、日曜日に照達と遊びに行かない!」 菫「べつに構わないぞ。何処に行けばいいんだ?」 淡「昼にいつもの場所に集合だよ、じゃあね!」 菫「わかった。それで京太郎どうかしたのか?」 京太郎「い、いや…何にもないですよ」 トボトボ… 菫「……京太郎!」 京太郎「はい?」 ダキ… 菫「今度二人で出かけよう…私とお前は恋人だからな」 京太郎「は、はい!」 カン!
https://w.atwiki.jp/kikaikitan/pages/80.html
独立項目を作るほどではないかな、と思った情報を雑多に載せています 京太郎達の強化前のステータス 武器・装備に関して色々 都市伝説以外の解説 タイトル元ネタ 京太郎と登場人物との関係 ネクサスシフト各種 第十二話(怜過去編)時のルート分岐 京太郎達の強化前のステータス +須賀京太郎 【須賀京太郎】 ステータス ATK:20 DEF:20 保有技能 『比翼の鳥』 人一人にして人に非ず。翼片翼にて翼に非ず。 人物を指定し、己の中に格納する能力。 格納した人物に応じた能力と補正を得る。 『????』 ???? +園城寺怜 【園城寺怜】 ステータス補正 ATK補正+15 DEF補正+15 保有技能 『未来余地』 少し先の未来、時々遠い未来を認識する能力。 未来には、変える余地がある。 自身の判定値に+3する。 判定コンマで相手を上回った次のターン、相手の選ぶ選択肢を知る事が出来る。 奇襲・罠・不意打ちに類するものを無効化する。 適正武器 全て +高鴨穏乃 【高鴨穏乃】 ステータス補正 HP補正+100 ATK補正+5 DEF補正+5 保有技能 『B2A(いともたやすく走り去るえげつないババア)』 高速機動 凡百の存在には至れない高速の世界。 成長期の彼女の足は、いまだ進化の過程にある。 自身の判定値に+5する。 高速機動 に属する技能を持たない者との戦闘時、自身の判定値に+5する。 『不倒不屈』 決して諦めない姿勢が奇跡を起こす、彼女の精神性。 HPが0になった時、HP1で耐える事が出来る。 適正武器 【長物】【靴】 +国広一 【国広一】 ステータス補正 ATK補正+20 DEF補正+40 保有技能 『メスメリック・マジシャン』 魔法も科学も技術も奇術も奇跡も、全て突き詰めれば同一の物となる。 大切なのは、扱う者の心がけ一つ。それがマジシャンの心意気。 戦闘ダメージ以外で自身のステータスが変化した時、それを任意で無効化できる。 ダメージ計算時、自身のDEFを二倍にする。 適正武器 【盾】【針】 +鶴田姫子 【鶴田姫子】 ステータス補正 ATK補正+30 保有技能 『発砲美人』 遠隔攻撃 矢射(やさ)す優しさ、撃つ美しさ。 鍵穴に鍵を差し込むように、目標の点に正確に。 遠隔攻撃 を持たない敵の判定値を-10する。 自身の判定値がゾロ目であった場合、自身の攻撃サイドを確定させる。 適性武器 【遠隔武装】 武器・装備に関して色々 +オモイヤリ 【オモイヤリ】 『思い遣り』『重い槍』 京太郎の初期武器。学校などでよく見かけるT字型の箒。長い間京太郎を守り、力を貸してくれたもう一人の相棒。 中学時代に小鍛治健夜から受け取った武器であり、三尋木咏お墨付きの品。霊木化した黒檀と鉄刀木を組み合わせた作られているらしい。また、柄の部分が破損したアメノヌボコで出来ているなど色々と曰くつき。よくわからない人は『アメノヌボコ』でググってみよう。ビビります。 戦闘時は振り回したり突いたりなど、槍のようにして扱われている。 第十六話にて黒フードこと黒太郎により破壊され灰と化したが、形を失った後も主人への忠誠は消えず、終盤では黒太郎に一矢報いてくれた。 ちなみに、擬人化すると『寡黙な騎士然としたおっさんです。一言も喋りません。でもたぶん主人がどんな道を歩いても無言で付いて来てくれます。命尽きるまで』とのことらしい。 +シュクジュ 【シュクジュ】 『祝呪』『槭樹』 第四話にて入手した武器。純白の傘であり、京太郎を守る盾。 元は『白い人の白い傘』と言う都市伝説であり、それを三尋木咏が京太郎用の装備へと組み替えたものらしい。槭樹はカエデのモミジの別名。転じて秋に一斉に紅く染まる木々の葉の朱色の事であり、その名の由来通り傘を開くと鮮やかな楓の椛模様が浮かぶ仕掛けになっている。 戦闘の際は傘を開くことで敵の攻撃を塞いだり、傘の先端で敵の身体を突いたりと盾と剣両方のようにして扱われている。 第十六話にて雀明華謎の人物の『私の傘はもっと丁重に扱って下さい』と言う発言から、元は『傘バス』の都市伝説の保有者である彼女の持ち物であった可能性が高い。 +カタキウチ 【カタキウチ】 『仇討ち』『敵撃ち』『堅き内』 第五話にて入手した武器。銀の光沢を放つ銃……ではなくエアガン。京太郎の敵を討つ/撃つ存在。堅き内は動じない心と言う狙撃の奥義を指している。 外見は縁日などで売られているようなしょぼいエアガンだが、中身は全くの別物。弾も法儀礼済み銀十字を溶かした銀製BB弾が使用されており、咏曰く『有効射程は20~30m、適性のある子とならその100倍はいけるんじゃないかな』とのこと。実際に本編ではくねくねを遠距離から狙撃している。 戦闘の際はそのまま銃のようにして扱われている。姫子の能力があるため、敵を視ずに撃つという中二染みた芸当が可能。 +フクツ 【フクツ】 『不屈』『踏靴』 第十四話にて入手した武器。汚れ一つないスニーカー。 +ハリコノトラ 【ハリコノトラ】 『張り子の虎』『針娘の徒ら』 第十四話にて入手した武器。先の丸い針の束。 +ヒトノワ 【ヒトノワ】 『人の輪』『飛刀の輪』 第十四話にて入手した武器。チャクラムに似た鉄輪。 +真・オモイヤリ 【真・オモイヤリ】 第十六話にて入手した武器。オモイヤリの後継者。 +フクツ・ゼシキ 【フクツ・ゼシキ】 『不屈是色』『不屈是式』 第十八話にて、フクツが進化したことで生まれた武器。 都市伝説以外の解説 +設定だけしてたけど何となく出せないような気がしてる人達 【設定だけしてたけど何となく出せないような気がしてる人達】 ・沢村智紀 ネトゲ廃人 現在はRO・リネージュ・FFなどに入り浸っている模様 だけれどやっぱり大好きFPS。Civ5に手を出すか迷っている模様 常識レベルでは龍門渕一家で一番高い こっそり地元ローカルBBSの管理人をしているとか何とか 『国家機密もハッキング可能な凄腕ハッカーが存在する』という都市伝説持ち。 実際はスタンドアロンサーバー等があるため有史以来存在しないであろうハッカーの都市伝説 ネットワークに関する文字通りのチート技能を持つ。彼女のそれは大体ホシノ・ルリクラス 幼少期にグリッドマンを見ていたり、ブラッディ・マンデイを愛読していたりと趣味がそっち方面にハイエンド 神様のメモ帳を京太郎に勧められたり、咲にSAOを勧められたりしている 種死は途中までシン君の為のOSをキラさんが作る展開があると信じていたとか何とか 『PETとネットナビを現実作れないか』という目標に邁進中。 MMDやラブプラスを参考にしつつ「なんか違う」と呟く日々 記念すべき一作目はブルースに決めているとか何とか。フミコミザンとシールドを厨性能にする予定らしい 作られた場合、生産ラインを整えるための財力がバックにあるのが恐ろしい 数年後にコミケで世界最先端の技術が発表され世界が震撼するかどうかは、彼女の背にかかっている 第二話にて。龍門渕のヒッキーことともきーの裏設定。第十五話にてめでたく本編でその能力を発揮してくれた。 +天皇陛下最強説 【都市伝説:天皇陛下は神通力を持ち日本において至上にして無双である】 【つまり天皇陛下最強なんじゃね?】 天皇陛下がお使いになる皇室武術「十七条拳法」 ・冠位十弐拳:濃淡それぞれ紫、蒼、赤、黄、白の貫通力に優れた光線を撃つ ・神風拳:突如暴風雨が発生する技であるあらゆる艦隊を壊滅させる恐るべき技 ・現人神拳:神の血を受け継いだ者にのみ許される技、対峙した者の悪の心を消し去る ・天岩戸拳:太陽を隠す、地上には永い冬が到来する。恐竜を絶滅させた技である ・出雲拳:全宇宙の神々を呼び寄せ会議を行い最適な道筋を示す ・諏訪拳:神湖の力によりあらゆる物を濁流に消し去る、残るのは肥沃な土地である ・八咫拳:三種神技の一つ、太陽の持つ絶大なエネルギーを直接照射、炎の雨が降る ・八尺拳:三種神技の一つ、八咫拳を月面を介して行う夜間専用 ・叢雲拳:三種神技の一つ、雲霞のごとく剣を飛ばす、5万の軍勢を瞬く間に殲滅する ・天照拳:皇祖の力を借り新たな神を生み出すが詳細は不明である ・素戔拳:視界に入るものすべてを破壊する技、神を倒すことのできる唯一の奥義 ・欠史八代拳:存在を消しさる技、八代にわたる研究により開発されたが・・・ ・日ノ本拳:日ノ本一の兵を復活させると言われている、六文銭が三途の川を渡す ・大和拳:46cm砲を絶え間なく撃つ。以前この技を真似た最強戦艦が建造された ・天孫降臨拳:隕石を落とし攻撃する、メテオストライク ・天地開闢拳:歴代の陛下の力を借り戦闘力を125倍に増加させる ・万世一系拳:十七条拳法の究極奥義、まばゆい光を伴い歴代の陛下が登場する 第二話終了後にて。一発ネタです。 +小鍛治 【小鍛治】 室町期の名刀鍛冶・三条小鍛治宗近の子孫の苗字。 三条小鍛治宗近は「この時代において無二」と言われるほどの名工であり、「天下五剣」の一つに数えられる徳川将軍家伝来の国宝「三日月宗近」を鍛え上げた伝説級の人物。 稲荷大明神が直接霊剣を依頼し、己の化身を使わして手伝いをさせる程の異才。 古来より刀鍛冶は霊刀と妖刀の両者を打つ者で、しばしば奇譚の中心人物となる。 それは日本だけではなく、北欧・ギリシャ神話や干将莫耶を始めとする世界各地に散見する性質だ。 刀鍛冶が霊剣を打ち、霊剣を以て魔性を討つ。 このタイプの伝説は、国内だけ見ても本当に多い。 つまり、魔を討つ霊能者……それも、何かを育て鍛え上げるのが本業の霊能者の子孫。 それが、この苗字の持つ意味だ。 余談だが、都市伝説は夜を好み、調和を乱す。 健やかな夜は、彼らが最も忌み嫌う天敵ではないだろうか。 第二話終了後の閑話にて。小鍛治健夜の苗字に関するエピソード。 +金剛蔵王権現 【金剛蔵王権現】 都市伝説ではない。コンゴウザオウゴンゲン、と読む。 神様仏様、それが人の世にて何かの役割を果たすための仮の姿『権現』と呼ばれる存在である。 原作咲世界における、高鴨穏乃の元ネタ。 奈良の吉野の地、金峯山寺本堂に本尊を構える。 奈良の地に数ある神格の中でも特に特異な位置づけと特性を持つ、破邪の神性。 その最大の特徴は、『日本で産まれた創作の仏尊である』という一点に尽きる。 かつて「役小角」という名の修験者が居た。 彼は願う。「人々をこの世のあらゆる痛苦より救う神よ、顕れ給え」と。 まずは弁財天が現れた。彼は「貴方では優し過ぎる。それでは全てを救えない」と断る。 次に地蔵菩薩が現れた。彼は「貴方では慈悲深すぎる。それでは全てを救えない」と断る。 そして最後に、蔵王権現が現れた。蔵王権現は憤怒の相を隠さぬまま、それを悪しき者に振るう権現。 役小角はその神に祈り、祀り、その神の恩恵にて人々を救わんとかの神の存在を同じ修験者達に広め始めた……と、言われている。 役小角は『高加茂氏』の直系であり、彼が開祖となった修験道の総本山の一つに建っているのが、高鴨神社。 原作咲世界において高鴨穏乃が行なっていた山籠りは修験道と似通っており、彼女が通っていた道も大峯奥駈道という修行道。 高鴨穏乃は退魔の神性・蔵王権現に祈り誰かを救おうとした勇者、かつての役小角の立ち位置に居る。 蔵王権現は日本独自の仏。 人からの身から救世主となった釈迦如来の化身であり、釈迦如来・千手観音・弥勒菩薩の合わさった存在とされる。 仏教ではなく神道のくくりでは、大己貴命に少彦名命に金山毘古命・国常立尊と日本武尊の五柱の神が合わさった存在とも言われている。 ……はっきり言おう。ふざけてるのか!? と叫びたくなるほど突き抜けて凄まじい存在である。 少し詳しい人が見れば卒倒してしまいそうなほどの神々を複数掛け合わせた神。 一つ一つが神社仏閣を建てて祀られていてもおかしくない高位の神格を融合させた、最強と例えるのが相応しい存在。 そして何より、この神の存在理由と産まれた理由は「ただ人を救う事」のみである。 日本で創り上げられた、「ありとあらゆる苦痛から人々を救うためだけに存在するヒーローとしての神」。 1200年以上前にこの日本で生み出された、日本で最も古き『対抗神話』に近い存在。 強いて言うのなら……これは、寺生まれのTさんの祖先であり、同一の存在であると言えるだろう。 優しさでもなく慈悲でもなく、ただ戦い滅する破邪の存在として望まれているという点で、この両者は驚くほど一致しているからだ。 すなわち、蔵王権現に仕える巫女の家系。人々の幸せを願う修験者。誰かの「救って欲しい」という祈りを叶える存在。 この三者が出会い、支え合い、惹かれ合った事は……きっと運命のような、そんな素敵な何かだったのだろう。 第十八話にて。高鴨穏乃、新子憧、須賀京太郎の三人の関係に関するエピソード。 タイトル元ネタ +... ※注釈は 1のレスより 第一話:A Day For You/今日という日を貴女に 『鋼殻のレギオス』の外伝短編「ア・デイ・フォウ・ユウ」。 第二話前編:Bicentennial Man and Other stories/聖者の行進 世界的に有名な小説家「ビッグ・スリー」の一人アイザック・アシモフの短篇集「Bicentennial Man and Other stories」。 1976年著。 第二話後編:Brave New World/素晴らしきこの世界 オルダス・ハクスリー、1932年著のディストピア小説「Brave New World」・・・を元ネタにしたジャズミュージック。 第三話前編:Childhood s End/幼年期の終わり 世界的に有名な小説家「ビッグ・スリー」の一人アーサー・C・クラークの長編小説「Childhood s End」。 1953年著。忍者が出るアレではないのであしからず。 第三話後編:Catcher In The Rye/ライ麦畑でつかまえて J・D・サリンジャー、1951年著の小説「The Catcher in the Rye」。 第四話前編:Doesn t play dice/神はサイコロを振らない アインシュタインが物理学に「可能性」という概念を持ち込む事を忌避したため発した言葉「God doesn t play dice」。 第四話後編:Door into summer/夏への扉 世界的に有名な小説家「ビッグ・スリー」の一人ロバート・A・ハインラインの小説「The Door into Summer」。 1956年著。ロリコン。 第五話前編:Ends and Means/目的と手段 オルダス・ハクスリー、1937年著の哲学書「Ends and Means」。 第五話後編:Eine kleine Nachtmusik/とある小さな夜想曲 モーツァルトのセレナーデ第13番、「Eine kleine Nachtmusik」。 アイネ・クライネ・ナハトムジークと言えば日本人なら誰でも一度は聞いた事があるのではないでしょうか 第六話前編:For Whom the Bell Tools/誰がために鐘は鳴る アーネスト・ヘミングウェイ作、1940年著の小説『For Whom the Bell Tools』。 カエルのために鐘が鳴るわけではないのです 第六話後編:Friends Will Be Friends/心の絆 至高のロックバンドQueenの「Friends Will Be Friends」。 『あなたが死ぬその瞬間まで友達はずっと友達なんだから』という意味の歌詞が素敵 第七話前編:Greater Thing/より偉大なる者 トム・ゴドウィンの「Greater Thing」。実は読み飛ばして無くしたので読んだ事がない モモちゃんは自分より目立っていて偉大な人に憧れる 第七話後編:Gone With the Wind/風と共に去りぬ マーガレット・ミッチェルの名作「Gone With the Wind」。1936年著 アンパンマンの食パンマンとドキンちゃんの例に上げるようなもんじゃねーです 第八話前編:Heart of the Comet/彗星の心臓 元ネタの邦題は「Heart of the Comet/彗星の核へ」。デイヴィッド・ブリンとグレゴリー・ベンフォードの1986年の合作 宇宙人はファンキーでフレンドリーな主義の人とコンピュータウィルスの概念を世界で初めて考えた人 第八話後編:How Like an Angel/彼女はまるで天使のように マーガレット・ミラーの「How Like an Angel/まるで天使のような」。小蒔ちゃんマジ天使 神様に使われてんなら天使ですよねー、と 第九話前編:Inherit the Stars/星を継ぐ者 ジェイムズ・P・ホーガンの「Inherit the Stars」。誤字ってたことに気付かなかったあばばー! 柊さーん、今すぐこのタイトルの誤字をなかった事にするかどうかはいかイエスでお答え下さーい! 第九話後編:If the Stars Are Gods/もしも星が神ならば ゴードン・エクランドとグレゴリー・ベンフォードの合作「If the Stars Are Gods」。この人晩年は合作ばっかだなぁ 星神さんのネーミングはデビチルより。回れメリーゴーランっ 第十話前編:Jack the ripper/ジャック・ザ・リッパー 言わずと知れた殺人鬼。霧の夜にはご注意を 第十話後編:Journey Beyond Tomorrows/明日を越える旅 ロバート・シェクリィの「Journey Beyond Tomorrows」。何故この人の比較にちょくちょくヴォルテールが出てくるのか 第十一話前編:King Of The Night Time World/暗黒の帝王 ロックバンド・キッスの「King Of The Night Time World」。エルメェスの兄貴ではなく そこ、デトロイト・ロック・シティのおまけとか言わない 第十一話後編:knock-in on heavens door/天国の扉をぶち破れ 言わずと知れた、ボブ・ディランの「Knockin on Heaven s Door」。 露伴先生は相変わらず動かない様子 第十二話前編:Light of Other Days/過ぎ去りし日々の光 大御所アーサー・C・クラークとスティーブン・バクスターの共著「The Light of Other Days」。 過去編にこれ以上無いほどのタイトル 第十二話後編:Lights in the Sky Are Stars/天の光は全て星 フレドリック・ブラウンの名作「The Lights in the Sky Are Stars」。生きる意味ってこういうもんかなと 前作であわあわの代名詞として使っていたが怜に取られてしまった模様 第十三話前編:Moon is a Harsh Mistress/月は無慈悲な夜の女王 大御所ロバート・A・ハインラインの名作「The Moon is a Harsh Mistress」。こっちでは月の女王になろうとする輝夜姫の話 月は海と繋がりが深く死の象徴でもあり。この作品だと海底を死の象徴として書いていますが、月の光は海底には届かないのです 第十三話後編:Mote in God s Eyes/神の目の小さなゴミ ラニー・リーブンとジェリー・パーネルの「The Mote in God s Eyes」。ハインラインがベタ褒め 神様にとっても誤算だった事はたくさんあったのでしょう 第十四話前編:Nightfall and Other stories/夜来たる アイザック・アシモフの転換点、「Nightfall and Other stories」。作中でしつこいほど連呼されている夜が降りてくるの元ネタ 遡り続ければ夜が来る!やナイトウィザードの原点とも言えるのでしょうかね 第十四話後編:Nowhere To Run/絶体絶命 キッスの「Nowhere To Run」。 1が言うのもなんですが流石に無理の有りそうな邦題 第十五話前編:Other Side of the sky/天の向こう側 またしてもアーサー・C・クラークの「The Other Side of the sky」。 ころたんもっと絡ませるべきだったかも 第十五話後編:Only Neat Thing to Do/たった一つの冴えたやり方 ジェイムズ・ティプトリーJr.による作品、「The Only Neat Thing to Do」。久遠寺のアリスちゃんは可愛い 「The Starry Rift」は邦題が同じでも中篇集の方のタイトルです 第十六話前編:Petit Prince/星の王子様 サン・テグジュペリの「Petit Prince」。大切な物は、目に見えないがメインテーマ WIKIをちょこっと見てくださるだけでもこの回でこのタイトルにした意味は分かって頂けるんじゃないかなー、と思います 第十六話後編:Patchwork Girls/パッチワーク・ガールズ ラニー・リーブンの「Patchwork Girl」。希望というのは、まるでパッチワークのように 女の子達による希望のパッチワークこそが、作品を通して彼の希望です 京太郎と登場人物との関係 +... http //i.imgur.com/9JRXLZl.jpg スレにアップロードされた京太郎と登場人物との関係図。 ちなみにこの黒太郎の戦闘能力は全盛期ではなく、正気を失い能力も一部失った状態でのもの。 とんだ化物である。 ちなみにその全盛期の黒太郎に勝てるのは現状では宮永照だけだとか。 これも飛んだ化物である。 ネクサスシフト各種 +... ネクサスシフトの登録人数一桁で決まる追加能力。 本編では得られなかった能力の詳細について。 1・純然たる四人の強化へ。四人同時ではなく、一人づつの能力が更に強化される 2・アイテムの効果倍加。アイテムの精製。十数種のアイテムリスト入手。 3・二人同時格納に変化。二人の組み合わせは任意で選び、固有の能力が追加 5・全フォーム共通技能が追加。ダメージ技、ステ強化、回復etc… 6・問答無用の奇跡行使。制限は凄まじく大きいが、「そのレスに書かれた出来事が実現する能力」が追加される 7・ラーニング能力。かつて戦った敵の能力を劣化無しで取得。探索パートに補正 8・ブースト追加。登録人数に更にこの世界の住人の数も追加する 9・毎ターン自分と味方が強化され、敵が弱体化されてゆく空間の展開能力に。ラストで宥さんの弱体化が止まってうんぬんかんぬん 0・格納人数分の分身、全員の強化へ変化。今回は京太郎が四人に分身しそれぞれに四人が入る形に 第十二話(怜過去編)時のルート分岐 +『鏡』 『鏡』 マホシナリオ。本編で選択されたルート。 +『友』 『友』 京太郎達のクラスに「青山士栗」という転校生がやって来るシナリオ +『離別』 『離別』 士栗に京太郎と仲のいい一般人と変装した口裂け女の両方を演じさせ、「口裂け女によって青山士栗が殺された」と思わせて京太郎を躍らせるシナリオ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4473.html
―麻雀部部室― 美幸「コスプレをしよう!」 梢「……いきなり何を言い出すんですか」 莉子「……いいですね、コスプレ」 美幸「でしょ!そういうと思った!」 美幸「てことで、執事たちカモーン!」 ザザッ 京太郎(どっから湧いてきたんだ) 澄子「すごい量の衣装ですね……」 美幸「ふふ、椿野家にかかればこれくらいどうということは無い!」 友香「制服・ナース服・チャイナドレス……いっぱいあるね」 美幸「さあ、みんな!」 美幸「自分で好きな衣装を着てね!」 梢「え、自分で選ぶんですか?」 美幸「当たり前じゃん」 美幸「自分に合ってる衣装を選ぶのもセンスの内だよ!」 澄子「自分自身の容姿をよく理解しておく必要がありますね」 美幸「うん、これで勘違いして合わない衣装を着たときには……ぷくくっ」 京太郎「……ひどく悪意のある笑い方ですね」 美幸「あぁ、ごめんねもー」 美幸「さあ、衣装を選ぶよ!」 美幸「みんな、着替えれたー?」 (全員テレビなどでよく見る個室の中) 梢「……あの、恥ずかしいんですけど」 澄子「気にしすぎですよ……ここだけの事です」 京太郎「俺はいいですよ」 莉子「私も……オッケーです」 友香「テレビでよく見るねー、こういうの」 美幸「じゃあ一斉に外に出てねー」 バサッ 一同「……」 美幸「えーと、まずは私だけど……」 美幸「ナース服を着てみましたー!」 美幸「診察しちゃうぞ!」 京太郎(おお、いいぞ……) 京太郎「可愛いですよ、先輩」 美幸「でしょでしょー!須賀くんの心拍数計ってあ・げ・るっ!」 京太郎「あはは……じゃあお願いしようかな」 梢「ふふっ……ぷくく」 美幸「?、梢ちゃん……何がおかしいのかな?」 梢「いや……言い出しっぺの癖に衣装は無難なんですね」 梢「デカい口を叩いておいて、結局は置きに行ったわけですか……滑稽ですね」 美幸「……言いたい放題言ってくれるじゃん!」 美幸「ふん、そういう梢ちゃんだってよく分からないコスプレだよ」 美幸「別の制服着て、眼鏡はずして、左目に眼帯つけただけじゃん!」 京太郎(普段の梢さんとは違って、ミステリアスな雰囲気だな) 梢「ふふ……分かっていませんね美幸」 梢「溢れ出る私の魅力を存分に周囲に伝えるには」 梢「これくらいシンプルでいいんですよ」 美幸「……梢ちゃんってナルシストだったんだね」 梢「ええ、この麻雀部で一番かわいいのはこの私っ!」 梢「あなたなんて相手にもなりませんよ」 美幸「……梢ちゃん、表に出ようか」 梢「やるんですか?……望むところです」 美幸「……私が勝ったら、今の発言とその姿をネットにばらまくから」 梢「どうぞ勝手にしてください」 梢「私が勝ったなら、あなたを牧場送りにしてやります」 梢「もーもー言いながら、お乳でも絞ってもらってください」 美幸(むっかーっ!) 京太郎(うわ、ホントに出て行っちゃった) 澄子「仕方ありませんね、私たちだけでやりましょう」 澄子「私はスーツ姿でキャリアウーマンをイメージしてみました」 京太郎(うわぁ……エロいな) 京太郎(すらっと伸びた綺麗な脚、手に持っている書類) 京太郎(そして眼鏡と来た!……いかにも仕事が出来そうな女性だ) 京太郎(てか、依藤先輩ってこんなに美人だったっけ) 友香「私はバニーガールでー!」 京太郎(うお……こっちもエロい) 京太郎(網タイツが元々のスタイルの良さを引き立てているな) 京太郎(うさ耳も似合ってるし……) 京太郎(でも何よりは溢れんばかりのおもち!) 京太郎(た、谷間が……) 莉子「わ、私は魔法少女です」 京太郎(これまた前2人とは違う傾向できたな) 京太郎(ピンクのツインテールの髪) 京太郎(可愛いフリルの衣装) 京太郎(特徴的なリボン) 京太郎(そして手には弓!) 京太郎(あれは……ま○か!?) 京太郎「俺はファミレス店員だ、いらっしゃいませー」 澄子「……普通ですね」 莉子「はい、普通です」 京太郎(あなた達が攻めすぎなだけじゃ……) 友香「こいつも置きに行ってるじゃん!」 友香「もっと他の服着ればよかったのに」 京太郎「いや、何故かこれを着ないといけない気がしたんだよ」 澄子「ふう、ではそろそろお開きにしますか」 友香「先輩2人はどうするんですか?」 澄子「放っておきましょう、面倒くさいですしね」 美幸「はぁ……はぁ……」 梢「うぅ……くっ」 美幸「……梢ちゃん、なかなか……やるじゃん……」バタリ 梢「美幸こそ……」バタリ カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4468.html
○月△日:友香の誕生日 ―休み時間― 友香「フフフフーン♪」 友香「よっ!京太郎!」 京太郎「なんだ友香かよ、どうした?」 友香「ふふっ、あのさぁ~」 友香「クイズですっ!今日は何の日でしょうかっ!!」 京太郎「何だいきなり……えーっとなー」 友香(今日は!私のっ!たんじょーびっ!) 京太郎「今日は全校での大掃除だろ、確か」 友香「えっ……」 友香「い、いやいやいやいや!今日だよ!○月△日だよっ!?」 友香「もっと大事なことがあるでしょっ!」 京太郎「大事なこと?……ああ、なるほど!」 友香「でしょ!?」 京太郎「大沼プロの誕生日だろ!」 友香「……はぁ」 京太郎「ん?どうした?」 友香「もういいよ……」 京太郎「お、おい、どこ行くんだよ!」 友香「うるさいっ!」 友香「京太郎のバカ!最低!もう知らないっ!」 京太郎「……」 友香(バカっ!バカっ!バカっっ!!!) 友香(信じらんないっ!もう!……) 友香(……) 友香(あ、莉子だ) 友香(そうだ、莉子はあのバカとは違うはずっ!) 友香「莉子っ!おっはよ~!」 莉子「あ、友香ちゃんおはよー」 友香「莉子、今日って何の日だか分かる?」 莉子「今日?えっと……」 友香(今日は!私のっ!たんじょーびっ!) 莉子「今日は喫茶『334』でパフェ全品半額の日だよね?」 友香「……」 莉子「そうだ!今日食べに行こうよ!」 友香「……行かない」 莉子「え?ゆ、友香ちゃん……?」 友香「行かないよ……」 莉子「え、ちょっ、友香ちゃん!どこ行くの!?」 友香「莉子のバカ……親友だと思ってたのに」 莉子「……」 友香「うぅ……ひぐっ……」 友香(美幸先輩なら覚えててくれるはず!) 美幸「今日?別に何もない日だよもー」 友香(……) 友香(依藤先輩!お願いします!) 澄子「今日ですか?ちょっと分かりませんね……」 友香(うぐっ……) 友香(……部長、あなたしか居ません) 梢「今日ですか?……それより友香?」 梢「ちゃんと勉強していますか?テストも近いですよ」 友香(う……ふえぇ……) ―部室前― 友香(ひぐっ……) 友香(みんなひどい、ひどいよ……) 友香(今日は私のたんじょーびなのに……) 友香(誰も覚えてくれてないなんてさ) 友香(あんまりだよ……) 友香(部活、行きたくないな……) 友香(でも部室の前まで来ちゃったし……) 友香(はぁ……) ガラガラ 友香「こんちはでー……」 友香「えっ……」 友香「こ、これ……」 「お誕生日、おめでとー!!」 友香「な、なんで……」 友香「今日が私のたんじょーびだって知らないはずじゃ……」 美幸「サプライズ成功だねっ!」 澄子「そうですけど、知らないふりをするのは疲れました……」 友香「し、知らないふり…?」 友香「じゃあ知ってたの……?たんじょーびのこと」 莉子「うん……ごめんね友香ちゃん」 梢「全部須賀くんが考えたんですよ」 友香「……京太郎が?」 京太郎「ああ、俺が全部考えた」 京太郎「知らないふりをしたのは流石にやり過ぎだったかな、ごめん」 友香「ホントだよっ……ばか」 友香「ばかばかばかばか!!京太郎のばーか!」 京太郎「悪かった、悪かったから泣くな」 友香「うぅ、ひぐ……うぇぇん」 美幸「女の子を泣かせるなんて悪い子だねー、須賀くんは」 京太郎「俺だけですか……」 梢「落ち着きましたか、友香」 友香「うぅ……はい、何とか」 澄子「それじゃあ、私たち1人1人からプレゼントがありますよ」 友香「プレゼント……?」 澄子「まずは私からですね」 友香「これ……麻雀の本ですか?」 澄子「三尋木プロが書いた指南本ですよ、……気に入りませんでしたか?」 友香「い、いえ……嬉しいです!」 澄子「そうですか、よかった」 美幸「次は私だねー」 美幸「今、ここにはプレゼントは無いんだー」 友香「?」 美幸「友香の家に最新鋭の筋トレマシーンを送らせていただきましたー!」 京太郎(うわぁ) 澄子(わ、私のプレゼントが霞んで……) 美幸「嬉しい?よね?」 友香「あ、はいぃ……」 梢「次は私ですね」 梢「私からは参考書のプレゼントですよ」 京太郎(参考書って……) 梢「ほとんどの科目が揃っていますよ」 梢「これでしっかり勉強してくださいね?」 友香「は、はい!」 莉子「私からは……こ、これだよ」 友香「莉子とお揃いのカチューシャだ……」 莉子「うん……梢先輩に場所を聞いて買ってきたの」 友香「嬉しいっ……ありがとう……」 莉子「あはは……友香ちゃんが喜んでくれて嬉しいよ」 美幸(微笑ましいね) 澄子「あとは須賀くんなんですが……」 友香「京太郎のプレゼント、楽しみっ!」 京太郎「あープレゼントなんだけどな」 友香(わくわく) 京太郎「その、俺は買えてないんだ」 友香「えっ……」 京太郎「ごめんな」 友香「……」 梢「友香、許してあげてください」 梢「須賀くんはこの誕生会の準備をほとんど1人でやってくれました」 梢「それは金銭面に関しても同じこと」 梢「もうプレゼントを買うお金が残っていないんですよ」 京太郎「そういうことなんだ、本当にごめん」 友香「うん、分かった、許してあげるっ」 美幸「あれ、意外とあっさりだねー」 友香「うん、だって京太郎は頑張ってくれたんでしょ?」 友香「この部室の飾りつけとか見れば分かるよ」 京太郎「そ、そうか……ありがとう」 友香「でも、1つだけお願いっ」 友香「聞いてくれるかな?」 京太郎「ああ、それぐらいならいいぞ」 友香「じゃあね……キスしよっ」 一同「」 友香「え、どうしたのみんな」 京太郎「いや、キスは流石にねぇ……」 4人「ねぇ」 友香「?、そんなおかしいかな……」 友香「外国では普通だったんだけど」 京太郎(こいつ帰国子女だったな……) 梢「こほん」 梢「キスはダメですよ、部活の風紀的に」 友香「むぅ、残念……」 友香「じゃあ、ハグでもいいから!お願い!」 梢「まあ、ハグならいいでしょう……」 友香「やったっ!」 京太郎「まったく……しゃーないな」 京太郎「ほらよっ」 ムギュッ 友香「うん……あったかい……」 京太郎「そうだな」 友香「ねえ……京太郎?」 京太郎「うん?」 友香「京太郎はさ、私のこと好き……かな?」 京太郎「いきなりなんだよ……ったく」 京太郎「好きだぞ……友達としてだけど、今は」 友香「ふふっ、やっぱり」 友香「でも待っててねっ」 友香「いつか京太郎に私の事、好きになってもらうからっ!!」 京太郎「ほお、楽しみにしとくよ」 友香「うんっ!」 カン!